観察レポート・(ミクロの世界の観察)

「綿糸の観察」

2006.1.28公開

 今回は糸を見てみましょう。 身近な糸と言えばボタン付けにつかうやつ、綿糸ですね。 下の写真は博士が親元を離れた時に買ったものです。 親元を離れてはや十何年。 結局ほとんど使っていませんね。 この綿糸もまさか顕微鏡観察されようとは思ってもいなかったでしょう。


【綿糸】

 綿糸にかぎらず、たいていの「糸」を目でじーっと見るとねじられているのが分ります。 目で見ても分るくらいだから顕微鏡で見ればはっきりと分ります。 下の写真は実体顕微鏡で覗いたものです。 左側が何も手を加えていない状態ですが、まるで「綱引き」の「つな」のようですね。 糸本体の周りにもじゃもじゃしたヒゲがたくさんありますね。 実は綿糸は数cmの短い綿毛を撚りあわせて作られているのです。 モジャモジャのヒゲはそれら綿毛の端っこです。 さて、この糸は3本の糸が撚り合わさって出来ていますね。 もっと解いていくと? 


【綿糸拡大】
写真左が通常部分、右側が手で撚を解いた部分



【さらに解いていくと...】


【綿単繊維】

 ここまで来てやっと1本の綿毛になりました。 綿糸は撚り合わされて作られていますが、基本となる綿毛もなにやらねじれていますね。



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★博士は数年くらい前まで繊維の技術開発をしていました。 そのせいもあって「さとう研」では繊維の話題は避けていたのですがもう時効でしょう。 繊維の事は大概知っている気でいましたが良く考えたら自分に関わりのある繊維(自社品とかライバル品とか)以外の事は良く知りません。 それに知っていたとしても教科書で読んだ事ばかりです。 しばらく繊維の観察を続けてみる事にしましょう。