身近なものの観察!シリーズ
「CD(コンパクトディスク)の観察(3)」
2006.11.2公開
CDの観察、さらに続きます。 CDのレーベル面、銀色の部分は記録面と同じように干渉縞(虹色)が見えますね。 (その1)では透過光で無理矢理観察しましたが反射光(金属顕微鏡)で見たらどうなるんだろう?。

【CDのピットをレーベル面から観察の図】
まずは(その1)のように記録面をカッターで剥離して観察。 金属顕微鏡ですからカバーグラスはかけずに観察します。 今回は40倍対物レンズ(開口度0.65)でも写真に写し込む事が出来ました。 なんとなく凸状に見えますがピントを少しずらせば凹状にも見えるし、ほんと単眼は立体感がつかめませんね。(オリンパス(MF)君の双眼接眼部は一つの像を2つに割っているだけなので立体視はできません)

【剥離した記録面から観察(オリンパス(MF君)対物M40X、接眼P15X)】
ではレーベル面から見てみましょう。 なんと、記録面とほとんど同じくらい良く見えるじゃないですか。 うーん、ここまでよく見えるとは思わなかったなぁ。


【レーベル面から観察(オリンパス(MF君)対物M40X、接眼P15X)】
(左上:通常の視野、右上:緑フィルターの視野、左下:左上をモノクロ化、右下:右上をモノクロ化)
ついでに付属の緑フィルターも試してみました。 博士のオリンパス(MF)君の対物レンズは「アクロマート」。 詳しい事は省きますが色収差の補正が完璧ではありません。 「?」 うーん、色によってピント位置が異なるので総天然色ではかならずぼける宿命を持っているのです(色にじみに見えます)。 対象に色がある場合は仕方ないけど色が無い場合は? そう、そもそもCDの記録面はアルミニウム面であり、色など無いのです。 そんな場合は単色フィルターを用います。 そうするとピントをばっちり合わせる事が出来、切れの良い写真が撮れるはず?
どうでしょうか? 通常視野と比べて緑フィルターを通した照明の方がくっきりしていませんか? さらに両者をMac上でモノクロ化しましたがやはり後者がくっきりしているような?
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★今回用いたCD-ROMはその1、その2のものとは異なります。 ひょっとしてこのCDなら透過照明でも? ...やっぱり見づらいですね。
★実は反射照明を使ってやってみたかったことがあります。 ピットの大きさ近くまで照明を絞り込み、光の波長(色)と光量の関係を比較したかったのです。 CDは光の干渉で情報(反射光の明暗)を記録しているんですよね? ならば赤色(CDのピックアップは赤色レーザーです)ならピットの有無により明暗が、青色なんかだと変化が少ないのかな?と。 しかし、オリンパス(MF)君ではミクロン単位まで照明をしぼる事が出来ませんでした。 やれやれ。