2008年夏休みの自由研究(プランクトンの観察) 2008.8.30

 前にも話しましたがはるさめサラダちゃんには「夏休みの自由研究」がありません。 何故? 同僚の子供達にはちゃんと課題として与えられているのに...。 ウーム、中学生になるまで待つかと思っていたら? なんと、今年はあすぱらサラダちゃんが「自由研究」に取り組む事に。 同じ小学校なのにこの違いは??

 自由研究の「めあて」(指針の事をこう呼ぶそうです)を見ると特に自然科学に限っている訳でなく社会科学でも良いし、実験でなくてもインターネットでの調査結果をまとめても良いそうです。 ふーん、これが時代の流れなんでしょうね。 下手をすれば「漫画家の○○に着目してデビューから現在に至る画風の変遷を、全巻読破する事によって明らかにする」なんてテーマを考えだしてマンガ三昧に嵩じる小学生が出てくるかもしれません。 ...でも、やっぱり「夏休みの自由研究」は「自然科学の実験」であるべきですね、少なくともさとう研にとっては。

 テーマについてあすぱらサラダちゃんと相談しました。 天体観察も捨てがたいのですが天候に左右されるのでパス。 以前『日本の淡水プランクトン』や博士の観察していたプランクトンを見ていて自分でもやってみたい〜、と言っていたのを思い出して「プランクトンの観察」に決定。 ん?顕微鏡へと誘導したんじゃないかって? そりゃあそうです。 さとう研にはこれだけ立派な顕微鏡が揃っているんだから使わなきゃ損でしょう? サラダちゃん達用に用意しておいたニコンS型君もやっと出番が来ました。


【写真1.研究風景】
左:顕微鏡(ニコンS型)での観察  右:コーヒーフィルターによるプランクトンの濃縮


 プランクトンの居そうで、且つ身近な水ということで「田んぼの水」、「用水路の水」、「井戸の水」を汲んできました。 並べてみると濁り方が全然違いますね。 水温も全然違ってシャワーのお湯の様な「田んぼの水」からキリリと冷えた井戸の水まで様々です。 あすぱらサラダちゃんが水の色からプランクトンの存在予想を立てます。 さっそくオリジナリティーを発揮しだしましたね。 セオリー通り水をコーヒーフィルターで濾過して居るであろうプランクトンを濃縮してから顕微鏡観察です。

 うーん、案外居ないものですね。 以前の博士はしばらく日に当てて培養したプランクトンを、密集した所(ホコリみたいになっているところ)をサンプリングしたのでウジャウジャでしたが、透明な所は案外少ないものです。 800mlを濃縮しましたが何十リットルと濃縮すべきかもしれません。

 といいつつも、あすぱらサラダちゃんはしっかりと見つけました。 うっ! しょっぱなから博士が殆ど見つける事の出来なかった動物プランクトンを見つけるとは。 ミカズキモもこれまで博士が見つけていないものです。 おぬし、なかなかやるな。 他には小型のフナガタケイソウもたくさん居ました。

  
【写真2.田んぼの水から見つかったプランクトン】

左:ケンミジンコの幼生期  中:セネデスムスとタルケイソウ  右:ミカズキモ
(ニコンS型(アクロマート40X、10X)+デジカメ手持ち撮影、トリミング適当)


 ちなみに井戸の水には何も居ませんでした。 洗濯にも使っている水ですから居なくてほっとします。 しかし、あすぱらサラダちゃんの研究はこれでおしまいでは有りません。 なんと言っても「クンショウモ」が見てみたいのです。 ...その2に続く



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★ケンミジンコの幼生期みたいな大型の動物プランクトンならニコンS型+手持ち撮影でもなんとかなりますが....。 なにぶんプランクトンは小さなものが多いので撮影するなら三眼鏡筒のオリンパスEH型の方が楽ですね。 と言っても眼視で見る分はニコンS型(のような実習機レベル)で十分です。 あすぱらサラダちゃんも自分だけで取り扱えるニコンS型を好んでいました。