ミクロの世界(その5) プランクトンの観察
(顕微鏡の観察、改造、自作)

 UNIQUE君はまだ改造の途中ですが夜中に博士一人で工作ばかりではつまりません。 助手達と研究に活用しましょう。 ここまでの改造で視野の拡大、ある程度のコントラスト向上が達成できましたので微生物(プランクトン)観察にチャレンジします。 対象となる試料は玄関先に放置されている容器にたまった雨水を使います。 もともと「2年の科学」教材のカブトエビ飼育セットでしたが水を抜き、玄関先においておいたものが度重なる台風の雨を受けて水がたまったものです。


いかにも何かいそうでしょ?


まずは虫メガネで観察します。 ゴミ(全く動かない)くらいしか見当たりません。


いつものスライドガラスではなく、「ホールスライドガラス」を使いました。 中央にくぼみがあり、そこに水を一滴落とし、カバーをかけてから観察します。


探してみると ...... 、いました。 ゴミの周りを丸いものが自身を忙しく変型しながら泳いでいます。 ゴミ(有機物?)を食べているのでしょうか?


はるさめサラダちゃんも見てみました。 ひどく小さな生物なので倍率を上げていっても詳細が分かりません。 脚や鞭毛はない様です。 どうも自身を正円⇔楕円と変型しながら泳いでいる様に見えます。

 この後、はるさめサラダちゃんが「自分で探してみる」とプレパラートを動かし、見失ってしまいました。 その後、博士が懸命に探しましたが、例のゴミは見つけたものの、件の生物はどこかへいってしまった後でした。 どうも「ウジャウジャいる」という状況ではない様です。


どんなに探しても見つかりません ⇒ と、言う訳で顕微鏡写真はありません。


 今回の観察は前回の「塩の結晶の観察」に比べると助手達の反応は今一つでした。 やはり自分達で好きに操作して発見するのが楽しいのでしょう。 その為には「ウジャウジャいる」状況をつくり出す必要があります。 巷には「プランクトンネット」なる方法が知られています。 ようは網でたくさんすくい取るわけですね。 プレパラートのどこを見てもウジャウジャと、しかもバラエティに富んだ生態系を観察できたらさぞ楽しい事でしょう。



ミクロの世界(その1;プロローグ)
ミクロの世界(その2;顕微鏡との出合い)
ミクロの世界(その3;Vixen UNIQUE導入まで)
ミクロの世界(その4;Vixen UNIQUE迷光対策)
ミクロの世界(その5;プランクトンの観察)
ミクロの世界(その6;市販永久プレパラートの観察)
ミクロの世界(その7;観察セットを使ってみました)
ミクロの世界(その8;照明の検討)
ミクロの世界(その9;絞りの試作)

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★文中で「スライドガラス」から急に「プレパラート」と名前が変わりましたね。 「スライドガラス」とは単に試料をのせるガラスの板のことです。 これに試料を載せ、場合によってはなんらかの処理を施したものが標本(プレパラート)です。
★プランクトンネットは至る所で紹介されています。 例えば「the Field Note」ではペットボトル、ストッキング、フィルムケースをつかったプランクトンネットの作り方が紹介されています。
★サラダちゃん達が顕微鏡を覗く姿はサマになっていますが博士が覗いているとどう見ても大きさのバランスがとれていませんね。 顕微鏡、というよりも顕微鏡のミニチュアといった風情です。