ミクロの世界(その1) プロローグ
(顕微鏡の観察、改造、自作)
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ミクロの世界(その2;顕微鏡との出合い)へ
ミクロの世界(その3;Vixen UNIQUE導入まで)へ
ミクロの世界(その4;Vixen UNIQUE迷光対策)へ
ミクロの世界(その5;プランクトンの観察)へ
ミクロの世界(その6;市販永久プレパラートの観察)へ
ミクロの世界(その7;観察セットを使ってみました)へ
ミクロの世界(その8;照明の検討)へ
ミクロの世界(その9;絞りの試作)へ
子供の頃の博士にとって「科学」を象徴するものは化学実験(試験管)、天体望遠鏡、そして顕微鏡でした。 博士と同年代の皆さんもそうではなかったですか? 博士はこれらのアイテムを「学研の科学」の教材で手にする事が出来ましたが、やっぱり金属製の「本物」にも憧れていた訳です。 「本物」の化学実験は私の生業となりました。 天体望遠鏡も私の趣味として定着しました。 さて、顕微鏡です。 実は2年くらい前にさとう研究室では顕微鏡を導入しています。 「学研の科学」の教材と同様、プラスチック製ですけどね。 でも1台しかないので助手達が取り合いのケンカになる事、サンプル作製に手間がかかる事からあまり使っていません。 最近、ヤフーオークションで顕微鏡を落札し、ついに一人一台体制が整いました。

左が新規導入した「Vixen UNIQUE」、右が従来からの機材「MICRON」
なにぶん「ジャンク扱い」を買ったもので磨くのに苦労しました、というよりもまだ磨き中です。 レンズの汚れを落としきっていません。 それでも金属製のボディーはなかなか立派です。 思ったよりも小さかったですけどね。 ちなみに「MICRON」の方はシャディのカタログでGETしたものです。

とりあえずサンプルとして塩の結晶を作ります。 塩をひと掴みに水少々を加え、電子レンジで30秒くらいチン!します。

液体部分をスライドガラスの上に載せます。 カバーガラスを上からかぶせた方が良いけど子供には危ないですね。 ペットボトルか何かで安全なものを作りましょう。

さあ、観察です。 はるさめサラダちゃんはプレパラートのセット、照明の調整、ピント出し全てO.K.です。 「小中学生の学習用」というのもうなずけます。

ちなみにこんな光景が広がっています。(へたな写真で申し訳ないです) 良く探すとただの正方形だけでなく、ピラミッド状に結晶が成長しているものも見つかります。
今回は顕微鏡シリーズのプロローグという事で、ここまでです。 次回からは過去に遡って助手達の顕微鏡との出合いや改良、自作と続き、いずれ手軽に楽しめる観察編に進んでいく予定です。 白状すると、まだ観察らしい観察はしていないのです。 「大人の科学」教材のアルテミアやゾウリムシ、イースト菌、博士の大事な百科事典に巣食うカビなど、見てみたいものはたくさんあるのですけどね。
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★カバーガラスについて:ちゃんとした顕微鏡の場合、カバーガラスの厚みも含めてレンズが設計されており、指定厚みのカバーガラスを使わないときちっと見えない事もあります。 もっとも今回使ったような「おもちゃ」ではそんな心配は無用です。
★上の写真ではるさめサラダちゃんが覗いている「Vixen UNIQUE」ですが、接眼レンズを天体望遠鏡用のK-12mmに交換しています。 付属の接眼レンズに対して視野が倍近く広がるのでお勧めです。
★照明には気を使いましょう。さとう研究室ではLEDライトを光源に使っていますが、2つ用いた内の片方は光が強すぎて色収差(色がにじむこと)がひどく出るは、コントラストは落ちるはで本来の性能が全く発揮できませんでした。 光が強すぎる時はティッシュペーパーなどでカバーして減光しましょう。