金属融解の実験(その4) 〜 アルミ鋳物     07.8.25公開

     
 雑誌なんかでたまにアルミ缶を融解して鋳物を作る記事を見かけたりします。 上手くやればオリジナルのメダルなど作れたりして。 うーん、なかなかいいですね。 サラダちゃん達は「夏休みの工作」が必修ではないものの、やっぱり工作するなら夏休みですよね。 ともかくやってみましょう。

 まずは火をおこさなくては始まりません。 熱源には七輪+炭を使いましたが後でWEBを調べてみると他の皆さんも同じ組み合わせであり、常識的なようです(相変わらず事前調査じゃなくて事後調査ですね...)。 


【七輪】

 ただ七輪で炭を燃やしても簡単にアルミ缶が溶けるものではありません(らしい)。 酸素を大量に送り込んで勢い良く熱+熱風を送り込む必要があります。 上手い事に七輪には下に空気吹き込み口があるのです。 ここに向けて空気を送り込むのですが、良く見かけるのはDIY用のブロアーを使うこと。 でも、ブロアーって小さいものでも5000円くらいするんですよね。 ヘアードライアーで代用しようと思ったけど...近所のホームセンターに行くとちょうどブロアーが安売りしているじゃないですか。 有名メーカーではないけど1999円。 まさに博士の為に安売りしているような。 即ゲットしました。

 うーん、安物と言ってもヘアードライアーとはパワーが桁違いですね。 あっという間に炎が上がって怖いくらいです。 あんまり勢いが良すぎるので相当離して使いました。 逆に言えばヘアードライアーでも近づければパワー十分なのかな、と思います。 ただ炎がガンガン上がっている近くに可燃物というか、熱に弱いプラスチック製品を置くのは怖いのでやはりブロアー使用が吉です。

 もともとアルミ缶を投入するのはあすぱらサラダちゃんの役目で、ビール缶を集めてスタンバイしていたのですが...。 あまりにも勢いのすごい炎に(博士が)怖くなって急遽予定変更。 博士が投入する事にしました。 本音を言えば博士だって近づきたくないくらいです。

 
【アルミ缶がみるみる溶けていきます】

 ステンレスのるつぼ(普通の中華鍋などで十分だそう)が赤熱するまで加熱しようと思ったのですが、... 変色してきた所で試しに入れてみるとあっけなく溶けてしまいました。 あれよあれよという間に用意した8缶を融解。 塗料などのカスが上に浮いているけど、まぁいいか。 上から覗いてみると「ミラクル合金」と同じような「たぷん、たぷん」とした湯が出来上がっています。 でも、比べ物にならないくらい熱いんでしょうね。

 一方で型は庭の土に水を加えてをこね、これまたアルミ缶を押し付けて作りました。 本来は十分に乾かしてから使うつもりだったけど... やる気に満ちたあすぱらサラダちゃんを制止する事が出来ず、始めちゃった訳です。

 ええい、ままよ...とアルミの湯を流し入れます。 型に水分が残っているので下手したら水蒸気爆発でも起こすかと思いましたがそんなことはありませんでした。 あー、良かった。

 
鋳造の図

 ところが、.... 湯が冷えるまでの間、型から吹き出した水蒸気がぶくぶく。 いったいどうなることやら。(続く)

注意!! 水分を残した型に湯を流し込むのは相当危険な行為でした。 今回用いた型は広い穴で、外側がオープンになっていたので「ぶくぶく!」で済みましたが、深い穴だったりすると吹き出た水蒸気の力でアルミの湯が飛び散り、大変危険です。 型は完全に乾かしてから使いましょう。


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★さとう研の七輪は外観がボロボロですね。 使った後に片付けず、雨ざらしにする事数回。 七輪の外側が白いのは上薬みたいなものが塗ってあったんですね。 ぼろぼろとはがれてしまいました。 でも断熱機能は本体のケイ藻土が担っているので機能的には問題ありません。
★前回の「その3」から既に3年。 幼稚園児だったあすぱらサラダちゃんもいつの間にか小2。 月日の流れは早いものですね。