自然観察 望遠鏡(2006年:4年の科学8号教材)     06.8.5公開

 4年の科学8号の教材は「自然観察 望遠鏡」です。 さすが夏休み、子供は野山を駆け巡れ!ということですね。 望遠鏡としてのスペックは口径35mm×倍率18倍、三脚付き(手持ち対応)ということです。 天体望遠鏡と違い、正立像(上下左右が眼で見たまんま)です。 対物レンズは平凸レンズを使った本格派ですが鏡筒内に強烈な絞りがあって有効口径はかなり小さく、星を見るのには適していません。 まぁ、ターゲットである昼間の自然観察には問題ないでしょう。

 しかし夏休みに入っても博士が何かと用事があり、なかなかフィールドワークを実践できません。 と、いうわけではるさめサラダちゃんの夏休みの宿題である「星座の観察」に合わせて月を観察しました。 

 
【月の観察】

 博士自身の4年の科学の教材はたしか紙製の鏡筒でした。 それと比べるとずっと立派だし、見え味も改善されている気がします。 せっかくですから写真を撮りましょう。 うーん、手持ちコリメートでは上手く撮れません。 ひどい手ぶれで申し訳ありませんが、これが博士の実力です。  ..... 参考までにイコールコンディションでコスモキッズでも撮ってみました。

 
【月(左:教材望遠鏡、右:コスモキッズ)】

 眼視ならば教材の望遠鏡でも上の「コスモキッズ」の写真よりももっと良く見えますよ。 月の「海」が良く分ります。 クレーターの「穴」は分りませんね。 一方コスモキッズの方も写真よりも断然良く見え、クレーターがハッキリと分ります。 まぁ、コスモキッズと比べれば値段通りの差が出る言ってしまえばその通りでしょう。 両者とも「なり」はプラスチック製でもコスモキッズの光学系はガラス製、しかもコーティングまでばっちり。 そう考えればたかだか1260円の雑誌の付録では考えられないくらいの「高性能」を実現しています。

 しかし、もう少しなんとかならないかな? 色収差はともかくコントラストの低さは鏡筒内の迷光が原因かもしれず、それならなんとかなります。 バラしてみると(当然?)鏡筒内部は無塗装でつやつや。 つや消し黒塗装で迷光対策をしてみましょう。

 
【鏡筒内部(左:ノーマル、右:つや消し黒塗装後)】

 うーん、せっかく塗装を終えたのに曇ってきて肝心の月が見えません。 仕方ないので近所のレンタルビデオ屋の看板を見るとハレーションはほぼ消えています。 多分効果あり。 これだけ効果があるのなら、はるさめサラダちゃんにやらせれば喜んだかも。


なんとなくその2へ続く

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★今回は鏡筒内部だけつや消し塗装をしましたが、ドローチューブは手付かずです。 実はドローチューブ(&接眼レンズとリレーレンズ)は接着してあり分解できなかったのです。 月のような明るい対象の場合、真ん中にいれば問題ありませんがはしっこにいたらドローチューブの壁で光が反射し、思いっきりゴーストが見えます。 ここを攻めればもっと改善したはずなのに。
★やはりターゲットである昼間の自然観察に使ってみたいですね。 近くの公園にかもがいるので見に行きましょうかね。 8倍の双眼鏡でも迫力があるのですが18倍ならどんなふうに見えるのかな?