「サッカーとのかかわり合い」
日本では小学校から大学までずっとサッカーに関わる。サッカーを愛する気持ちは人
一倍。特に選手やチームに拘りはなく、普遍的に世界中のサッカーが好き。
が、敢えて言えば自分が住んだ国である日本代表とメキシコ代表に関しては『代表は
その国のサッカー文化の頂点にして集大成であり、常に美しく誇り高くあるべし』と
いう視点でやや厳しく評価している。
『メキシコのサッカー」
メキシコのサッカーはその独特の閉鎖性から生まれた独特のリズムを持っているのが特徴です。ベースとなるのはショートパスを軸にマイボールを大切につなぐパスサッカーで、Toque(トケ=タッチ)が多いことが喜ばれます。ショートパスもコロンビアのようなタッチラインとゴールラインに平行なブロックではなく、トライアングルがベースになっていて、連続したトライアングルがテンポ良く見られるときは『おっ、今日いいんじゃない?』と思えるときですね。
弱点はやはり世界的なゴールゲッターが育っていないことと、真の意味で軸になる選手が不在なのでリズムに緩急がつかない場合があること、DFが今ひとつ弱いことです。まあ超一流国以外はどこの国でも似たような状況でしょうけど、メキシコがそこそこ結果を出しながら勝ちきれない理由もここにあります。世界チャンピオンになったU-17の選手たちが順調に育って台頭してこれば状況は変わるかもしれないですが。
国内リーグも代表の強化試合もブラジルやアルゼンチン、欧州強豪のようには頻繁に世界的なメディアに登場しないこともメキシコサッカーがマークされにくい要因で、実際は大したことなくても(?)よくわからない不気味さを相手に与えられるというのは役得です。今後もしばらくはダークホースです、きっと。でもサッカーがその国の文化として根付いている、というのはその通りなのであって、その辺のオッサンとサッカー談義してもみんな詳しいのに驚きます。さすがは100年の歴史だなあと思わざるを得ません。