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過去の記録

ニュースいろいろ アーカイブ 2004年5月分

カレンダー式日記帳には90日しか溜められないので、それ以前の古い過去はこちらにまとめてあります。

2004/05


No.175
2004/05/02(Sun)
17節

17節が終わりました。(ネットのワームのせいで使っているインターネットのネットワークがダウン。2日間ネットにつなげなくて更新もなにも出来ませんでした。)リーグ終盤で「リギージャに残ろう!」と頑張るチームおよび「1部残留」をかけた戦いであちこち白熱した試合がおこなわれました。また、17節はスーペルクラシコ、グアダラハラvsアメリカもありました。さて、それでは10試合一気にいきます〜。

ケレタロvsサントスは同じグループ同士の対戦で、同グループで一歩先んじているアメリカに引き離されないためにはどちらも負けられない状態ではありました。しかし、サントスにはリベルタドーレス杯のリ〜ベル・プレートとの大事な試合があるため、ケレタロが「土曜日の早いうちに試合やったら、休む時間とれるでしょ」と寛大な所をみせて、本来なら日曜日の正午からの試合を土曜日の3時からに変更してあげました。しかし、実際のところサントスは、リーグは投げた模様で、ケレタロの試合に出場させたのはほとんどがベンチ組で、先発組は16節お休みをもらったブオッソ選手と、エルガブリ・ランヘルだけでした。代表戦で招集されていたボルゲッティ選手やアルタミラノ選手等はベンチにもおらず、トレオンでテレビ観戦していたのでしょう。ポニ−・ルイス選手はベンチにいました。試合内容は「まぁやっぱりベンチくんだよね」という感じでした。サントスはケレタロのホームで勝ったことがないそうで、今回もそのジンクスを覆えすことはありませんでした。2002年の代表だったヨハン・ロドリゲス選手も残りの選手を引っ張るほどの活躍はできませんでした。とは言え、ケレタロの得点も疑惑一杯だったのです。マリオ・オルティス選手のシュートは、オフサイドのポジションにいたジェグロス選手がプレーに関わる意志を見せたため、本来ならオフサイドで得点にはならないはずでしたし、2点目のペナルティになるファウルは全く存在せず、主審の誤審でした。まぁ、でも監督からして試合を投げていた訳なので、結果的には「これで良いのだ」というところでしょうか。
トルーカvsアトラスは上の試合を見ていたためみてないのですが、カルドソ選手の絶妙なクロスにあわせたヴィセンテ・サンチェス選手の1点でトルーカが先制。しかし、アトラスもペナルティで追い付き、更に逆転に成功しました。しかし、カルドソ選手の根性でトルーカも引き分けに追い付いたものの、そこまでだったようです。



No.176
2004/05/02(Sun)
つづき1

ティグレスvsサンルイスは裏番組を見ていたので、見ていないのですが、これまたグループ内の対決でした。ティグレスのシルヴェラ選手のすばらしい飛び出しでサンルイスのディフェンスラインをかく乱し、ハットトリックを達成しました。これで一気にグループ2位の座を固めるか…と思われましたが、サンルイスはここで負ける訳にも行かなかったのです。というのも降格レースの先頭を走っているので、ここで負けると来期はプリメラAが一段と近付いてしまうのです。この踏んばりで結果的に3-3と引き分けに追い付き、スタジアムを一杯にしていたであろうティグレスのファンのため息を誘ったはずです。ちなみに、シルヴェラ選手ですが、現在レンタルの身の上ですが、契約満了が近付いており、ティグレスは「お買い上げ」を決意したそうです。ということで、シルヴェラ選手は来期も虎の一員として活躍していることでしょう。この契約が決定されて直後にハットトリックですから、シルヴェラ選手もティグレスで満足なんでしょうね。ちなみに、現在25%インデペンディエンテ、25%サンタフェ、残りの50%を他の団体が持っているそうで、なかなか厄介ですね。この契約が完了すると、100%ティグレスがパスを所有することになります。
そして、スーペル・クラシコです!アメリカのファンでなくともチバスのファンではなくても、やっぱり注目の一戦です。スタジアムは当然満員もりあがりました。試合はアメリカが90分を通じて主導権を握っていたと思います。が、バーだのポストだのが多く、ゴールになりません。また、チバスのGKオスワルド・サンチェス選手が前節退場になり、試合に出られなかったため、若いタラヴェラ選手がゴールをまもりました。このタラヴェラ選手が大活躍。チバスの危機を何度も救いました。しかし、後半になり、ジョニー・ガルシア選手がブランコ選手をペナルティエリアで押したとして、主審のアルチュンディア氏はペナルティを宣告。このペナルティはタラベラ選手が弾いてCKに逃げたのですが、この直後のCKでタラヴェラ選手はパンチングに失敗、ブランコ選手にヘッドでボールをナヴィア選手にめがけてパスさせてしまいました。これをチレナ(バイシクルキック)で決めたナヴィア選手のゴールが決勝点となり、アメリカがアウェーで1勝しました。(試合内容的にもアメリカの勝利は妥当だとおもいました)この試合では、試合開始前からチバスのヴェルガラ会長とブランコ選手の間で舌戦がヒートアップしていたことも注目されました。16節にサンチェス選手が退場になってスーペルクラシコに出られないことに関してヴェルガラ会長が「オスワルドは目下メキシコで最優秀な選手だ。その選手が出られないなんて!」とお怒りの発言をしたことから、この舌戦がはじまりました。「自分がメキシコで一番の選手だ」と自認しているブランコ選手が「かちん」と来て、アメリカの会長にもそれが飛び火…お互いに「どっちが一番」という(ど〜でもいい内容で)盛り上がっていたのです。ブランコ選手は「ヴェルガラは全くサッカーというものを知らない」というメッセージをTシャツに印刷して見せびらかす等のパフォーマンスもありました。結果はブランコ選手がPKに失敗して、ちょっと体面が傷付いたのと、アメリカが勝ったことで、ヴェルガラ氏の体面も傷付いたという喧嘩両成敗的な結果でおわりましたがね。



No.177
2004/05/02(Sun)
つづき2

その後から始まったネカクサvsモンテレイはスーペルクラシコから見たらとても地味な試合ではありました。試合の序盤にネカクサのマリオ・ペレス選手が意図的に腕を伸ばし、アレジャノ選手のドリブル突破を阻止してイッパツ退場。ネカクサは1点先制しており、これで一挙に守備的になりました。その後、モンテレイのロッチェン選手のヘディングシュートで引き分けになり、これでモンテレイが逆転するのか…と思われましたが、アレジャノ選手もイッパツ退場となり、いずれも決定機を作れず、引き分けにおわりました。

(ふぅ、これで土曜日がやっと終わり)
UNAMはサメ狩りに成功した様です。派手な6-1というスコアでUNAMが勝っています。これも試合みていませんが、ヴェラクルスの最終ラインがざる状態で、マリオニ、フォンセカ、といったUNAMの選手達に易々と最終ラインを突破させ完全にやられた模様です。
そして、パチュカはスーペルリーデルハグアレスを迎えました。(これは後でしっかりと見る予定です)ちらりと見たテレビでは「パチュカはホームなのに、いまいちですねぇ〜」と言っていましたが、2-0で先制しておきながら、逆転され、最後に追い付いた様ですね。その根性は認めますが、コレア選手とレデスマ選手が退場になっていて、次は少しメンバーで苦労しそうです。得点王のカバーニャス選手にゴールはありませんでした。
プエブラvsテコスは降格争いという意味でどちらも落とせない試合ではありました。前半、ファウルもなかったのに、テコスのアブレウ選手がショルダーチャージされて、「ファウルだってぇ!!」とアピールしたのがそのまま通り(笑)そのセットプレーからの流れで、アブレウ選手が御得意のヘディングシュートを決めて先制しました。それが結局決勝点になりました。後半降格ラインが恐いプエブラは必死に攻め続け、テコスをゴール前に釘付けにしましたが、それでもゴールをこじ開けることは出来ませんでした。
そして、前節6失点という信じられない大敗戦のショックがさめなかったのでしょうか。モレリアが絶不調に陥っています。アトランテにホームで3失点。途中でお客さんがぞろぞろと帰るというモレリアのスタジアムでは信じられない様なことがおきました。後半見た感じおよび、前節の試合の感じですと、中盤の機能不全が癌となっている気がします。モハメド監督はペルー代表のパラシオス選手を使い続けていますが、パラシオス選手の運動量がお世辞にも多いとは言えず、全線と最終ラインが分断される格好になってしまうのです。そして、高めからのディフェンスの意識も薄いので、中盤を相手に開け渡して、つけ込まれてしまうのです。モハメド監督の来期が危ないきがします。それと、この数シーズン好調だったモレリアがここまで不調のどん底に落ちているのを見ると、ちょっと痛ましいですね。
(ほ、長かった)



No.178
2004/05/02(Sun)
つづき3

では長いついでに、グループのおさらいを…。グループ1は、トルーカ(26)、パチュカ(25)、アトラス(23)の3チームが上位2チームの座を残り2試合で争うことになりそうです。目下4位のプエブラは19点なので、可能性はなくはないですが、事実上不可能だと思います。そして、モンテレイは敗退ですね。グループ2はUNAMがぶっちぎり35点でトップの座を確保。2位争いはアメリカ(26)、ケレタロ(23)、サントス(21)です。アメリカが逃げ切りそうな気もしなくもありませんが、この3チームは最後までもつれそうな気がします。テコスは敗退です。そして、グループ3はスーペルリーデル、ハグアレスがぶっちぎり38点で文句なしですが、2位の座を残りの全チームが争っている状態です。ティグレス(20)、クルス・アスル(19)、モレリア(19)、サンルイス(17)、どこもまさに「勝ちきれない」チームばかりですな…(苦笑)。そして、2位になってもこの点の低さではレペチャヘにまわりそうです。そして、最後のグループ4もグアダラハラが30で首位ぶっちぎりで、2位争いはどのチームにも可能性があります。イラプアト(22)、ネカクサ(21)、アトランテ(18)、ヴェラクルス(17)。次の週末ヒートアップしそうですね。




No.179
2004/05/03(Mon)
アギレ監督契約延長

たまにはスペインリーグの話でも…とは言えこちらはメキシコサッカーのサイトなので、ベッカム様やジダン様ではありません(笑)。オサスナのアギレ監督がオサスナと1年間の契約延長をしたと伝えられています。アギレ監督は今シーズンの終わりに、オサスナとの契約が満了するのですが、「他のスペインのクラブと契約をするのではないか?」という噂が流れていました。オサスナ側はその噂を牽制し、早々と契約延長に踏み切った様ですね。オサスナは来シーズンのUEFAカップに出られるぐらいの位置につけているそうです。最初に指揮を執り始めた頃は降格すれすれといった話もありましたが、アギレ監督なかなか良くやってるみたいですね。

明日、サントスは遂にリーベル・プレートをホームに迎え、8時半よりキックオフです。リーベルのメキシコチームとの過去の対戦成績は2勝2分2敗だそうで、対戦相手はクルス・アスルとアメリカでした。

リベルタドーレス杯決勝リーグといえば、「リベルタドーレス杯用レンタル」です(って、これが楽しみなのは私だけかも知れませんけど…笑)。様々な選手の名前があがりました。基本的に、「リギージャに残れないチームの有力選手を借りる」ので、完璧なドリームチームにはなりませんが、やっぱりいつもは違うチームの選手が違う色のユニフォームを着て、頑張る姿を見るのは楽しいです。あがった選手は…モンテレイのルイス・ペレス、アレックス、ヘスス・アレジャノ、パブロ・ロッチェン、アトランテのフェルナンド・アルセ、トルーカのパブロ・ダ・シルバ等がいました。そして、アメリカは本日3人の補強を発表しています。モンテレイよりアルゼンチン人のパブロ・ロッチェン選手、ヴェラクルスより同じくアルゼンチン人のヴァルテル・「ロリート」・ヒメネス選手、そして、アフィリエートのティグリージョスよりチリ人のリカルド・オリヴァレス選手が新たに登録されたそうです。(サントスは誰にしたんでしょうねぇ?アルセ選手は有力ということでしたが…)





No.180
2004/05/06(Thu)
サントスもアメリカも敗戦スタート

リベルタドーレス杯のファイナルラウンドがはじまりました。サントスはリーベル・プレートをホームに迎えました。攻めに攻めましたが、ゴールが決められず、リーベルに与えた数少ないチャンスを決められて0-1で敗北スタートとなりました。ゴールはトゥラ選手でした。またアメリカはサオ・カエタノのホームで試合をしました。カエタノの迫力はすばらしく、90分を通じて圧倒されました。しかし、ブランコ選手のすばらしいパスからアリエル・ゴンサレス選手がゴールを決め、先制に成功しました。しかし、後半になって土砂降りの雨が降り出してから状況は更に悪化。選手達は明らかにクラシコの影響から疲労の色が濃かったのですが、更に疲労がましました。そして、FKからゴールを決められ、オビエド選手の自殺点も出て2-1でカエタノに先制されました。
試合は180分ですから、第2戦に頑張って来てもらいましょう。

この影響で18節のサントスのホームゲームが明日の金曜日に繰り上げになりました。また、アメリカのホームゲームが日曜日の午後7時からとなっています。

メキシコサッカー協会はMLSと統合してプレミアリーグを作ってはどうか…という構想の可能性を検討することにしたそうです。(おそらくは国境を越えた先に金づるが見えるメキシコの興味と、なんとかヒスパニック系のファンを増やしたいMLSの思惑がこの検討会に結実したものと思われます。MLSのチームはヒスパニック系の人口の多い場所にもあるのですが、人口比に比べてMLSのスタジアムに足を運ぶのは少数で、大多数はテレビでメキシコリーグを見ていると言われています。)


昨日テコスのスタジアムでカンポス選手の引退記念試合が行われました。対戦は94年のワールドカップチームvs93年のテコス優勝メンバーというものでした。試合は華やかな雰囲気に包まれ、感動的であったと報道されています。この試合に選手として参加したアトランテのミゲル・エレラ監督は「とてもヨカッタ。貢献をした選手達にこうやって花道を飾ってあげるのはファンの心にも感じるものがあるし、重要だよね」とコメントした様です。そして、他の代表として国民を熱狂させたクラウディオ・スアレス選手やラモン・ラミレス選手等に対しても同じ様な記念試合をすべきだというコメントをしたそうです。





No.181
2004/05/08(Sat)
18節始まる

18節が始まっています。リベルタドーレス杯のため、アルゼンチンに遠征する必要がある、サントス・ラグーナは金曜日にティグレスをホームに迎えて、早めに18節を終了しました。2-2でティグレスの選手が2人少ない状況から後半ロスタイムにティグレスのシルヴェラ選手にゴールを決められ、2-3でサントスが破れています。これにより、サントスはリギージャ敗退が決定しました。(あと何試合かわかりませんが、リベルタドーレス杯がんばってください。万が一優勝したら盛大にトップページでお祝いします)またティグレスはこの勝利により、グループ2位の座を死守しました。スーペルリーデルハグアレスはモレリアを迎えました。スタジアムは目がチカチカする程オレンジのユニフォームを着た人たちでごった返していました。得点王を争っているパラグアイ人のカバーニャス選手がPKを得ましたが、モレリアのGKムニョス選手にゴールを阻まれ、無得点に終わっています(緊張しちゃいましたかね)。そして、ハグアレス自体はモレリアに先制されたものの、2点を入れて逆転勝ちしています。モレリアはこの敗戦により、リギージャ敗退がきまりました。モレリアのキャプテンとして活躍していた、帰化メキシコ人(元はアルゼンチン人)のダリオ・フランコ選手が今シーズン一杯で引退することを表明しています。18節は17節の退場から出場できませんでしたが、19節が現役最後の試合となります。モレリアで優勝した時の男泣きを忘れられません。おつかれさま。そして、ティグレスが勝ったことで、何がなんでも負けられなくなったクルス・アスルは絶不調ヴェラクルスと対戦。6-2と派手なスコアでヴェラクルスを撃破して19節に可能性をのこしました。ヴェラクルスはキープレーヤーのマテュテ・モラレス選手が怪我から長期離脱、ヴァルテル・ヒメネス選手をアメリカに貸し出したため、中盤が手薄になり、ダビド・メンドーサ選手の退場もあって、飛車角落ちだったのが災いしました。モンテレイは敗退を決めていますが、ホームなので勝ちたいところでした。しかし、相手は降格レースを僅差の2位で走っているプエブラ。プエブラも負ける訳にはいかなかったのです。結果的に2-2で引き分け、プエブラは価値ある勝ち点1を得ました。そして、降格レースの先頭を走っているサンルイスはトルーカをホームに迎えました。ウルグアイ人のマルティン・ロドリゲス選手のゴールで先制し、トルーカのGKクリスタンテ選手の退場もあり、押し気味に試合をすすめていたのですが、どうしても追加点が奪えませんでした。そして、後半ロスタイム、このまま逃げ切ればプエブラと0.8%程度の差までスコアが追い付けるところだったのです。選手達もスタジアムも「早く終わりにして〜」と嬉しそうな表情でした。しかし、相手はやはり悪魔でした。最後のセットプレーでトルーカのゴールがきまり、プエブラとの差を縮めることができなくなったのです。スタジアムは静まり返り、選手達は泣きそうな顔をしていました。最後19節サンルイスはアウェーのチバス戦、プエブラはホームでアメリカを迎えます。
土曜日最後の試合はクラシコ・タパティオ、アトラスvsグアダラハラでした。両者攻めに攻めるのですが、どうしてもゴールが生まれません。やっと52分にオマール・ブラボ選手がグアダラハラのゴールを決めました。アトラスは怪我から温存していたウルグアイ人のカルロス・マリア・モラレス選手を投入するや否や、念願のゴールが生まれ、そのままスコアは動かず1-1で引き分けています。



No.182
2004/05/09(Sun)
18節終了

18節が終了しました。前節にレデスマ選手とコレア選手を退場処分で失い、警告の累積で、カレロ、チティバの両コロンビア人選手も出られず、パチュカは「ベンチ君総ざらい」という試合を余儀なくされました。今シーズンホームでどうも調子の出ないパチュカですが、相手のイラプアトもアウェーでは1勝しかしていないそうで、お互いに冴えない感じでした。試合は90分に渡りパチュカがボールを支配していましたが、攻撃パターンがキャプテンのアルベルト・ロドリゲス選手のクロス(だけ)に頼るというワンパターン化し、全くゴールになりません。そのうちにカウンターアタックからチャンスを得たイラプアトがゴールを決めて、先制に成功。パチュカはその後も攻めに攻めますが、全くゴールにボールが入りません。結局PKを得て、デ・アンダ選手がそれを決め、引き分けで終わっています。好調UNAMは大学ライバルのテコスのホームに出向きました。結果はシーズンの勢いをそのまま反映する様なものだったようです。アルゼンチン人のマリオニ選手のバック転も飛び出し、UNAMの選手達はリギージャへの手応えを掴んだ様です。テコスは昨シーズン割りと好調で本当に良かったです。昨シーズンがなかったら、今頃本当に降格レースのトップを走っていたことでしょう。そして、今ひとつペースが掴めないアトランテはケレタロをホームに迎え、2-1で勝って19節に向けて弾みをつけました。最後の試合はブラジル帰りのアメリカが元同じスタジアムを分けていたネカクサを迎えての一戦でした。スタジアムはがらがらで、おそらく次のリベルタドーレス杯に沢山のお客さんが来るものと思われます。疲労困ぱいしているはずのアメリカが序盤から攻めますが、ゴールは遠く、ロハス選手が危険なファウルをしたとして一発退場になり、一気にネカクサに状況が有利になりました。そして、43分ネカクサのルナ選手のぼてぼての当たり損ないのゴールが入ってネカクサが先制したのです。そして、ネカクサが追加点を加えて、この試合はネカクサが勝つか…と思われました。ところが、ここからネカクサの自滅が始まったのです。ミゲル・アコスタ選手が危険なファウルをしたとして、一発退場になり、その後アメリカのカスティージョ選手がペナルティエリアで引っ掛けられたということで、ペナルティになりました。ブランコ選手のゴールで2-1となりました。この場面でネットに入ったボールを拾ったブランコ選手がリスタートのため戻ろうとしたところ、ネカクサのGKパラグアイ人のルベン・ルイス・ディアス選手がこっそりと、ブランコ選手の顔に何を思ったかパンチを食らわしたのでした。当然この行為は退場処分になり、ネカクサは一人少なくなりました。その後、アメリカが2-2とし、ネカクサのレイノソ選手が退場になり、ネカクサは8人になったところで、オビエド選手のゴールが決まってアメリカが逆転に成功しました。(これってやっぱり『自滅』と呼びますよね)




No.183
2004/05/09(Sun)
つづき

18節が終了して、リギージャの可能性が残っているのは以下の通りです。グループ1はトルーカ(27)、パチュカ(26),アトラス(24)にいずれも1位の可能性が残っています。プエブラとモンテレイは敗退です。グループ2はUNAMがぶっちぎりで既に決めており、アメリカも今日の勝利でグループ2位を確定しました。ケレタロはもしかしたら、レペチャヘの可能性もなくはないですが、サントス、テコスは敗退です。グループ3はスーペルリーデルハグアレスがぶっちぎり以外はドングリの背比べでしたが、モレリアが脱落し、ティグレス(23)、クルス・アスル(22)が2位の座を狙って19節に挑むことになりました。グループ最下位のサンルイスは最終戦に降格をかけた戦いが待っています。そして、グループ4はグアダラハラが首位通過を決めており、アトランテ(24)とイラプアト(23)が2位をかけて19節に臨みます。ネカクサはアメリカ戦の自滅で敗退、ヴェラクルスは総合順位最下位になりそうです。



No.184
2004/05/11(Tue)
サントス敗退

本日行われたリーベル・プレートvsサントスの試合は、立ち上がり慎重だったリーベルの裏をついて、サントスが攻めました。アルタミラノ選手のFKが直接決まり、総合で1ー1に追い付き、更には後半4分にブオッソ選手が技あり爪先シュートで逆転に成功しました。しかし、その後リーベルも猛然と攻めて、75分のコーナーキックからサラス選手が決め、2ー2になりました。結局そのままPK戦に持ち込まれました。リーベルの3人め、マスチェラノ選手のPKを止めたルケッティ選手のPKは無効とされ、よく分からない警告がでました。これで神経質になったルケッティ選手は動くことができなくなってしまいました。一方のサントスはボルゲッティ選手は決めたものの、ポニ・ルイス選手は失敗、アルタミラノ選手は成功させ、カリーニョ選手が失敗し、結局4-2でリーベルが次に駒をすすめました。返す返すも1試合め、あれだけ攻めまくっていたのにゴールがきめられなかったのが、悔やまれます。そして、全くシュートを放たないセンターフォワード…来期はどうにかしないと、そのままサントスが沈んで行く様な気がします。

ティグレスはリギージャ進出とシルヴェラ選手の得点王をかけて19節に臨みます。プンピード監督は「今はリギージャのことを考えていない。次のアトランテ戦だけだ」とコメントしたそうです。



No.185
2004/05/13(Thu)
リベルタドーレス杯後遺症

メキシコ勢にとって今年のリベルタドーレス杯は終わりましたが、いろいろ後を引きずっている様です。
まず、リーベルvsサントス・ラグーナについてですが、アルゼンチンのメディアも「主審がサントスから勝利を奪った」という論調に終始している模様です。La Nacionは主審のパラグアイ人のトーレス氏の判断を「とんでもなく馬鹿げた間違い」と呼んだようです。試合後ルケッティ選手は「主審が我々の試合をはく奪した。泥棒!!!」と怒りをアルゼンチンメディアに吐露したそうですが、アルゼンチンのスポーツメディアOleは「ルケッティの言ったことは正しい」とコメントしたそうです。またClarinは「ルケッティ選手のポジションが前過ぎたというのなら、ルクス選手がとめた2発のPKの方がよっぽど前に出ていた。ルケッティ選手のあれをやり直しにするのなら、ルイス選手のカリーニョ選手のもやり直しにさせるべきだ」と論じたそうです。またCroniaも「あのペナルティは有効だった」とトップページにこの試合の疑惑の判断を取り上げたということです。(まぁ結果は変わりませんけれど、アルゼンチンのメディアがこぞって公正な目で論じてくれているのには少し救われる思いがしますね。)
そして、アメリカvsサオ・カエタノですが…。主審を勤めたコロンビア人のオスカル・ルイス氏(この審判さん、南米で1番と言われているひとですよね)は、コロンビアに戻って来てから「全てはカウテモック・ブランコから始まった」とコメントしたそうです。ルイス氏によれば、試合終了数分前に退場処分になったブランコ選手がピッチに戻って来て、カエタノのGKと口論になり、そこから騒ぎが拡大した。ということです。またルイス氏によれば、「警察の数がとても少なく、非常に恐かった。自分を守るのはこの笛とカードしかないのだから」と、その後の騒ぎを振り返り、如何に恐かったかを述べたそうです。
また、カエタノのアンデルソン・リマ選手はブランコ選手が2試合の間中リマ選手の肌の色で挑発を続けた…とコメントしたそうです。そして、リマ選手は「人種差別主義者を許す訳にはいかない」と今でも怒りをあらわにしているということです。更にはブランコ選手が中指を突き出してカエタノの選手を挑発したという報告もあり、カエタノ側も「全ての原因はブランコだ」と言っている様です。
(ついでに言うと、ブランコ選手はテキサスで起こした騒動の罰金命令を無視しているようで、『命令に従わなければ、アメリカへの入国ビザをはく奪する』と警告を受けたと先日報道されていました。なんだか、次から次へと彼絡みで問題が起きていますね。有名税という部分もあるとは思いますが、これだけ続くとなると、やはり本人にもかなり深刻な問題がありそうです)
そして、メキシコサッカー協会はこれまで南米サッカー協会と築いて来た友好的な関係が悪化するのを恐れ、今後メキシコの警察と協力して十分な警備体制をしくことを確約したそうです。また、アメリカはアステカスタジアムから修理費等の名目で罰金を請求されたそうです。アステカスタジアムは38年の歴史があるそうですが、「こんな事態になったのは初めてのことで極めて遺憾」とのコメントがアステカスタジアムからだされたということです。そして、メキシコ市政府はアメリカに対して、「次の試合に観客を入れることならず」と命令をくだしたそうです。(あの巨大なスタジアム、それもリギージャで、無人というのはちょっと寂しすぎますねぇ)



No.186
2004/05/13(Thu)
つづき

このまま終わると後味が悪いので、最後にちょいと楽しいニュースを…。
UNAMのマリオニ選手はティグレスのシルヴェラ選手、ハグアレスのカバーニャス選手と得点王争いをしています。マリオニ選手はインタビューに答えて、「そりゃね、得点王になれたら凄く嬉しいよ。でもね、それよりチームが勝ち点3をきっちり取れるほうが重要だよね」と謙虚に答えたそうです。そして「ついでにハグアレスが負けてくれると、うちのチームが総合首位になれるじゃない?」と、総合首位への期待もあらわにしたそうです。そのマリオニ選手が「負けてくれるといいなぁ」と言っているハグアレスですが、当然負けるつもりはありません。「次も勝って、19試合で勝ち点44へ向かって邁進だぁ」と士気も高い様です。




No.187
2004/05/14(Fri)
アメリカは懲罰を発表

まだまだリベルタドーレスの騒動は尾を引いています。アメリカは騒動に加担した7人の選手およびコーチの一人に合計で200万ペソの罰金を課したそうです。懲罰の対象になったのはブランコ、ヴィジャ、ナヴィア、カスティージョ、オビエド、メンドーサ、ダビーノの7選手です。

サントスの方も別種類のダメージをまだ引きずっている様です。ロドリゴ・ルイス選手は「サッカーにおける理不尽さは限界がないね」とここまで理不尽な展開で大会を去らなければならなかったことにまだ怒りが収まらないようです。ルケッティ選手もメキシコに戻って来ても、まだ「これは一生忘れられない。あの審判は泥棒だ!」と叫んでいたそうです。サントスの面々にしてみれば、オーナーの不祥事から将来が全く分からなくなるという苦しい場面でも集中を切らさず、リベルタドーレス杯を戦い、リーグ戦をある意味犠牲にしてまでも、長距離をいったりきたりしてリベルタドーレス杯に賭けていたという心がある様です。そこまで真剣に戦っていたのに、こういう幕切れで葬られた…ということで、小心の収まりどころを探すのが難しい様です(まぁ気持ちは理解できます)

まぁそれはともかくいよいよ19節です。(19節だけはテレビ観戦に限ります)シルヴェラ、マリオニ、カバーニャスの3選手の得点王争いの行方の他、いよいよ降格チームが決まります。サンルイスが非常に濃厚ですが、プエブラも気をぬける状態にはありません。そして、リギージャ/レペチャヘをかけて、「負けられない」チーム同士が火花を散らします。既にリギージャ/レペチャヘを決めているのは、ハグアレス、グアダラハラ、UNAM、アメリカの4チームで、トルーカ、パチュカ、アトラス、ティグレス、クルス・アスル、アトランテ、イラプアトが残りの座席を賭けた1戦を迎えます。



No.188
2004/05/15(Sat)
通常シーズン終了

19節一斉に10試合がはじまり、華々しくゴールが沢山生まれドラマもうまれました。結果は以下の通りです。
モレリア4-1パチュカ:昨シーズンのチャンピオンパチュカがリギージャの望みの無いモレリアに惨敗しました。モレリアのキャプテンダリオ・フランコ選手がこの試合を最後に引退しています。
トルーカ4-1サントス:既に奇跡が起きないとリギージャにいけないサントスと勝たないとレペチャヘが待っているかも知れないトルーカの対戦はカルドソ大魔王様がぶいぶいとハットトリックを決めて決着をつけました。
プエブラ1-3アメリカ:アメリカはこの前の後遺症かプエブラにてこずっていた様ですが、結局3点たたき出してプエブラを下しています。プエブラはくらい気分になったかも知れませんが…
グアダラハラ4-1サンルイス:の結果を知っていたでしょうから、それほどは落ち込まなかったかも知れません。降格のトップを走るサンルイス、好調なグアダラハラにけちょんけちょんにやられました。さようなら、サンルイス。
ネカクサ0-1アトラス:これ見てないのでわかりません。アトラスはリギージャに残りました。
UNAM3-2モンテレイ:アレジャノ選手の2ゴールでモンテレイが勝ち越すも、後半UNAMが盛りかえして、2人の退場を物ともせず、その後2ゴールをあげて逆転に成功しました。パレヒータ・ロペス選手とアイルトン・ダ・シルバ選手がリギージャの第1試合に出られません。そして、モンテレイのイスマエル・ロドリゲス選手は来シーズンの緒戦が停止処分ですね。
ケレタロ0-0ハグアレス:カバーニャス選手の得点はなく、UNAMのマリオニ選手が得点王に輝きました。
そして…
ティグレス0-2アトランテ
アトランテは勝たないとアウトだったのですが、コロンビア人のガブリエル・レイ選手の絶妙なパスをきっちりとチャマゴルが2発決めて、ティグレスのホームでティグレスを破りました。これでアトランテはリギージャ進出です。破れたティグレスはクルス・アスルに勝ち点が並ばなければ、レペチャヘに回れるはずでしたが…
クルス・アスル2-2テコス:テコスのリリングストン選手の先制ゴールがありましたが、クルスアスルがフィゲロア選手の2発で逆転。直後にテコスも2点目を決めて、引き分けに終わりました。ということで、ティグレスは勝ち点が並んでしまい、得失点差でクルス・アスルの後塵を拝し、涙をのむことになりました。
そして、リギージャは…
まずレペチャヘクルス・アスルvsパチュカ:クラシコ・イダルヘンセになります。この勝者vsハグアレス、トルーカvsアメリカ、アトランテvsグアダラハラ、アトラスvsUNAMとなったはずです。総合順位的にはケレタロとイラプアトはクルス・アスルより順位が高いのですが、グループ分けの妙というかグループ分けの理不尽を思いっきり味わった形となりました。

そして、降格はサンルイスとなりました。さようなら、サンルイス



No.189
2004/05/16(Sun)
レギュラーシーズン終了

19節が土曜日の5時より10試合が一斉にはじまりました。ハグアレスがスーペルリーデルを堅持し、UNAMのマリオニ選手とティグレスのシルヴェラ選手が得点王に輝きました。リギージャに進出したのは、ハグアレス、UNAM、グアダラハラ、アメリカ、トルーカ、アトランテ、アトラスの7チームが直接リギージャに進みます。そして、パチュカとクルス・アスルがレペチャヘを戦います。そして、レペチャヘの勝者がハグアレスと、クオーターファイナルを戦い、残りのクオーターファイナルはUNAMvsアトラス、グアダラハラvsアトランテ、アメリカvsトルーカとなります。
得点王に輝いたアルゼンチン人のシルヴェラ選手はティグレスの歴史上初めての、得点王に輝いたそうです。ティグレスのファンの間では既に「ティグレスの歴史に残る、生きた伝説だ」という賞賛まであるそうです。そのシルヴェラ選手は「得点王になれたのは嬉しいけれど、チームがリギージャに残れたらなぁと思うよ」と嬉しさ半分…という発言をしたそうです。ティグレスはアトランテにホームで0-2と破れ、グループ3位にいたクルス・アスルと勝ち点で並んでしまいました。その結果、順位は得失点差に持ち込まれ、シルヴェラ選手が得点王に輝く程ゴールしたのに、失点も多かったティグレスの弱点が災いし、得失点差でクルス・アスルの後塵を拝しました。

パチュカとクルス・アスルのレペチャヘはアスルのホームで木曜日5時あるいは9時から、パチュカのホームで日曜日に試合があります。引き分け以上でパチュカが勝ち抜け、クルス・アスルが勝ち抜けるためにはパチュカを得点で上回る必要があります。



No.190
2004/05/18(Tue)
来期は18チームに






レペチャヘの日程が確定されています。第1試合のクルス・アスルvsパチュカは明日水曜日の午後5時から、また第2戦のパチュカvsクルス・アスルは土曜日の午後8時からということです。

本日サッカー協会で来期に関する会合がもたれたそうです。その席上、リーグの質を保つため1部リーグのクラブの数を減らそうという提案がなされ、受理された模様です。現在20チームありますが、来期からは18チームに戻るそうです。目下どの2チームを減らすのかについては未定だそうですが、別の会合を持って決定することになるそうです。そして、メキシコ国境の外で生まれた選手に関する人数も減らすという提案がかつてだされていましたが、来期も5人で変更なしということに決まったそうです。また、毎回「理不尽だ」と言われているグループ制およびリギージャでチャンピオンを決めるシステムは、今回も堅持されることになった様です。(結局理不尽ですが、リーグがだれないから面白いんですよね。笑)最後に現在の1年2シーズン制を1シーズンにしてはどうか?という意見もありましたが、これも2シーズン制を続けることにしたそうです。(ま、リギージャが年に2回あったほうが面白いですわね)

リギージャを前にして怪我のニュースやらが入っています。トルーカのウルグアイ人ヴィセンテ・サンチェス選手は右ひざの怪我からリギージャ出場が危ぶまれているそうです。サンチェス選手は先週の火曜日の練習から不調を訴えているそうです。サンチェス選手はウルグアイ代表にも呼ばれていますが、これも辞退の見込みだそうです。また、同じトルーカのパラグアイ代表のカルドソ選手もアメリカとのリギージャの第2戦を代表の新善試合の為に欠場しなければならなくなりそうだということです。カルドソ選手の本意からするとチームに残ってリギージャを戦いたいということです。ということで、早めのキャンプへの出席を調整できないかどうか、現在交渉中ということです。(まぁ、そりゃリギージャでたいですよねぇ)



No.191
2004/05/19(Wed)
レペチャヘ始まる






いよいよ始まりました。レペチャヘ第1戦、クルス・アスルvsパチュカのクラシコ・イダルヘンセは、まず前半7分パチュカのクラウディーニョ選手がキャプテンのアルベルト・ロドリゲス選手のクロスを受けてゴールを決めました。しかし、前半終盤にパチュカの代表ヴァルデス選手が2枚目の警告で退場、パチュカは10人になってしまいました。スコアは前半その後動かず0-1で前半を折り返しました。後半クルス・アスルのテナ監督は一挙に2選手を交代させて、中盤を厚くした模様です。そして、それが功を奏したのか、キャプテンのマルセロ・デルガド選手のパスにフィゲロア選手があわせて、悲願の1点を入れ、引き分けに持ち込み、その後フィゲロア選手がミドルシュートで逆転ゴールを決めて、クルス・アスルが望みをつなげました。

先日協会は「リギージャの日程を改めて変更することはしない」と確認しましたが、南米のワールドカップ予選があるため、これで悪影響が出るチームが沢山あります。コロンビアはアトランテからルイス・ガブリエル・レイ選手とヴィクトル・パチェコ選手、アメリカからフランキー・オビエド選手、クルス・アスルからジョン・ハビエル・レストレポ選手、パチュカからミゲル・カレロ選手を招集。パラグアイはハグアレスのサルバドール・カバーニャス選手、トルーカからパブロ・ダ・シルバ選手、ホセ・サチュルニノ・カルドソ選手、アルゼンチンはクルス・アスルのセサール・デルガド選手、チリはアトランテのセバスティアン・ゴンサレス選手とアトラスのロドリゴ・ヴァレンスエラ選手を呼ぶようです。(何人かまだ落としてるかも知れませんが…)これを見るとアトランテが一番大打撃っぽい感じがしますが、トルーカもかなり厳しいかなぁ…。クルス・アスルもいなくなると困るんですよ〜。




No.192
2004/05/22(Sat)
アスルが勝ち抜け、チャンピオンは敗退

さぼっている間にいろいろニュースがありました。まず、ティグレスの会長が変わりました。先代の会長は「成績が悪かった」ということで、引責辞任していました。(ティグレスってリーグの中で言えば決して悪い成績だった訳ではないと思いますし、この数シーズンは非常に好調でした。ところが、「ここぞ!」というところで、勝負弱さがぼろぼろ出ちゃう…という、ファンだったら屈折しちゃうような劇的な敗退の仕方が多かったのも事実なんですよね。それを経営陣の責任にするのはどうか…とも思いますが)

リベルタドーレス杯で暴力沙汰を起こし、加担したアメリカですが、南米のサッカー協会からブランコ選手に対して1試合の出場停止処分が発表されています。メキシコメディアの受け止め方は「あれだけやって1試合で済むのなら軽いなぁ」というものでした。逆に「重いんじゃないの?」と思われるのは、サントス・ラグーナの選手達への罰金です。リーベル戦終了後、疑惑のPK判定について主審に詰め寄ったルケッティ、カニサ、ロペスといった選手達に罰金が科せられた模様です。(あの主審には罰金とか出場停止処分は出たのだろうか…)

そして、南米の代表選手がごっそりと抜けるリギージャが問題になっていますが、アメリカはトルーカとの試合を金曜日に繰り上げて、南米の代表選手…コロンビア代表のオビエド選手、チリ代表のロハス選手とナヴィア選手が抜ける前に試合をしてしまおうということにしたそうです。もともと、この試合は日曜日の午後に、こじんまりしたスタジアムで観客を閉め出してひっそりと行われる予定でした。これに伴い、トルーカのホームゲームが木曜日に元々設定されていたのも変わるんじゃぁないでしょうか。(さすがに連日はやりませんよね)

最後に、本日行われたレペチャヘ第2戦はクルス・アスルが昨シーズンのチャンピオンパチュカを2-0で下し、合計で4-1でレペチャヘを制しました。この結果、ハグアレスの対戦相手はクルス・アスルとなりました。パチュカのみなさんお疲れ様でした。




No.193
2004/05/23(Sun)
パチュカから聞こえてくる不協和音

レペチャヘに破れたパチュカからいろいろな弁が漏れ聞こえて来ているようです。まず、試合に余りだしてもらえなかったヴィドゥリオ選手ですが、「怪我もしてないし、どこが悪いんだか直接話も聞けない状態で、スタメン落ちしていて、個人的に納得がいかないんだ。ほんとうだったら、我々の様なクラブがリギージャにいけないなんて…」と、ブセティッチ監督の起用法に不満をぶつけた模様です。(確かに土曜日の試合で、フィゲロア選手がフリーになったあの場面、ヴィドウリオ選手の持ち場そのものでした。ところが、他の選手のカバーはなく、未だに昔のポジショニングで選手達が動いている様に見えました)また、デ・アンダ選手は「我々は昨日の1試合に負けたんじゃぁないよ。この6試合勝ち試合がなく、チームがチームとして機能していなかった。それが敗退の原因だよ」と分析したそうです。当然のことながら、更衣室でいろいろあったでしょうが、デ・アンダ選手はそのことについて、敢えて言及は避けたと言うことです。(確かにパチュカがホームでこのシーズンに勝ったのはわずかに2試合、最後の勝利は3月まで遡らないとないというのは重大問題です。2シーズン連覇はむずかしいですね。来期は新たな気分で頑張って下さい。)




No.194
2004/05/25(Tue)
チバスの人気上昇

明日いよいよリギージャが始まります。まずクルス・アスルvsハグアレスを皮切りにアトラスとUNAMの試合が続きます。このリギージャは南米の選手達なしでやるのか…という点で非常にもめましたが、試合の時間や選手の状況、クラブの対応などで、ある選手は試合に出てから代表に合流したり、1試合だけ出たり、2試合ともでなかったりというまちまちの対応になったそうです。

そのまだリギージャを戦っているUNAMですが、既に契約更新の話が出ています。ブラジル人のレアンドロ・アグスト選手はUNAMとの3年契約を完了した模様です。レアンドロ選手は2001年からUNAMに居ますが、割と他の外国人選手の滞在歴が短いので、例外中の例外ですね。そして、UNAMの外国人と言えばブレイクしたアルゼンチン人のマリオニ選手です。UNAMはマリオニ選手のパスをテネリフェから買い取りたい意向ですが、テネリフェが非常に強気な金額を提示しているそうでUNAMも「このままでは手が出ない」という状態だということです。その件に関してマリオニ選手ご本人は「UNAMが買えなければ、テネリフェに戻るか、テネリフェからまだローンでどこかへ行くかになるけれど、テネリフェの経済状態が悪いのだったら、変に話し合いをのばしたりしないで、さっさとUNAMと契約してほしい」とUNAM定着を希望しているコメントをだしているそうです。(2部でもヨーロッパ…より、活躍できてファンのみんなから応援してもらえるUNAMがいいんでしょうかねぇ。)

2年前に同じ様な世論調査がありましたが、レフォルマグループが「ご贔屓チーム」調査を行ったそうです。まず、1514人に「サッカーは好きですか?」と聞いて、「はい」と答えた677人にチームを聞いたそうです。前回の順位はアメリカ、グアダラハラ、クルス・アスル、UNAMと続きましたが、今回もこの順番は変わらなかったそうです。しかし、グアダラハラと答えた人の割合がアメリカと答えた人の割合に近付き23%となり、クルス・アスルが22%から13%と激減したということです。(2001年のクルス・アスルといえばリベルタドーレス杯でぶいぶい飛ばしていた頃なので、まぁ理解は出来ますがね。)ちなみに4位はUNAMで変わらず7%、5位の人気はトルーカで5%だったそうです。






No.195
2004/05/27(Thu)
リギージャ準々決勝第1戦目終了

リギージャ準々決勝第1戦目が終了しました。アトラスを除いて、総合順位の低かった3チームが勝ち越しています。まず、トルーカvsアメリカですが、開始早々にアメリカのナヴィア選手のヘディングシュートが芸術的に決まり、アメリカが先制しました。そして、トルーカのディフェンダー、ダ・シルバ選手のミドルシュートがまたまた芸術的に決まり、トルーカが引き分けに持ち込みました。しかし、アメリカのナヴィア選手のゴールで再びアメリカが引き離したのです。ここからがトルーカの悪魔たるゆえんで、まずカルドソ選手の当たり損ないを逆サイドでロサノ選手が拾ってゴールを決め、仕上げにカルドソ選手のシュートをリオス選手が弾き、そのこぼれ球をまたもやダ・シルバ選手がゴールに突っ込んで、逆転に成功しました。
2試合目のアトラスvsUNAMは圧倒的にアトラスが攻めていました。ところが、アトラスはゴール前まで来るのですが、フィニッシュがあまりにずさんでゴールになりません。UNAMはアトラスに中盤のボールをことごとく拾われ、サイドからのアタックを許し、てんてこまい状態でした。しかし、UNAMはカウンターアタックからマリオニ選手が切り込んで、アトラスのディフェンスの注意をマリオニ選手に集めた所でマリオニ選手が逆サイドから走り込んできたボリビア代表noボテロ選手にパス。ボテロ選手は苦もなくゴールを決めてしまいました。そして、似た様な展開から再びボテロ選手がゴールを決め、UNAMがほとんど準決勝進出を決めたような展開になってしまいました。しかし、後半ウーゴ・サンチェス監督が投入したトレド選手が10分で警告2枚で退場になるという大誤算があって、アトラスに反撃のチャンスを与えることになりました。試合終了までアトラスは攻めに攻めたのですが、やはりゴール前での足数が多すぎて、もたついているうちにボールをとられるということを繰り返しました。それでも1点返し、第2戦にわずかな望みをつなぎました。
この結果、準決勝進出の条件はハグアレスとアメリカ:1点差以上で勝ち。クルス・アスル、トルーカ:引き分け以上。グアダラハラ、アトラス:2点差以上の勝ち、アトランテ、UNAM:1失点以上となりました。グアダラハラの2チームが比較的厳しい条件になってますね。アトランテとUNAMが準決勝に一歩近付いたといえそうです。



No.196
2004/05/27(Thu)
コパアメリカ用候補発表される

コパアメリカに照準を合わせた代表キャンプが発表されています。今回の呼び物は、ティグレスのクラウディオ・スアレス選手、グアダラハラのフランシスコ・パレンシア選手、モンテレイのヘスス・アレジャノ選手、クルス・アスルのオスカル・ペレス選手の代表復帰でしょうか。(若いのがいないなぁ…と思ったら、若い人たちはオリンピックでしたね)
ということで、呼ばれた選手のみなさんは以下の通りです。最終的には23人に絞られると言うことです。
Porteros: オスワルド・サンチェス(Guadalajara), オスカル・ペレス (Cruz Azul) モイセス・ムニョス (Morelia).
Defensas: クラウディオ・スアレス (Tigres), ドゥイリオ・ダビーノ (America), リカルド・オソリオ (Cruz Azul), サルバドール・カルモナ(Guadalajara), マリオ・メンデス (Toluca), ダビド・オテト(Tigres)、 オマール・ブリセーニョ (Tigres).
Volantes: エクトル・アルタミラノ (Santos), イスラエル・ロペス(Toluca), パベル・パルド (America), ヘラルド・トラド (Sevilla), ハイメ・ロサノ (Pumas UNAM), ラファエル・ガルシア (Toluca) y ラモン・モラレス(Guadalajara) , オクタビオ・バルデス (Pachuca),
Delanteros: ヘスス・アレジャノ(Monterrey), カウテモック・ブランコ (America), アドルフォ・バウティスタ(Guadalajara), フアン・フランシスコ・パレンシア (Guadalajara), ダニエル・オソルノ (Monterrey)ハレ・ボルゲッティ (Santos).



No.197
2004/05/28(Fri)
監督の交代はじまる

明日準決勝進出チームが2チーム決まりますが、オフに入ったチームから監督の異動やら選手の異動のニュースがちらほら聞こえてくる様になりました。まず、シーズンを総合最下位で終えたヴェラクルスはシーズン終盤にトマス・ボーイ氏を招聘しましたが、成績は低迷しました。シーズンオフに経営陣とボーイ氏が条件についていろいろ話し合いをしたということですが、結局合意に至らずボーイ氏は解雇。新たにウルグアイ人のグラネオラッティ氏を監督として招聘したと発表したそうです。グアrネオラッティ氏は昨シーズンサンルイスの監督をしていましたが、成績低迷で契約を途中で打ち切られていました。(いいんですかね?成績の悪かったチームの監督を雇って来て…)そして、昨シーズンのチャンピオンパチュカも成績不振を理由にブセティッチ氏の解任を発表したそうです(これはびっくりです。たった1シーズン悪かったらアディオスでしょうか)そして、同時に外国人3選手:ウルグアイ人のアルヴェス選手、ブラジル人のクラウディーニョ選手、コロンビア人のロサノ選手の契約も終了したそうです。来期に向けてパチュカは沢山の外国人をとりそうですね。また、テコスのファン・パブロ・ロドリゲス選手がトルーカへという話やサントスのアルゼンチン人のブオッソ選手がアトラスとかいう噂もある様です。
悲しい暴力事件がおきました。トルーカvsアメリカの試合終了後、トルーカのファンを語る一部の人がアメリカのバスに対して投石し、窓ガラスが割れて中に居たドゥイリオ・ダビーノ選手が軽い怪我をしたということです。アメリカのベーンハッカー監督は「誠に遺憾」とコメントをし、警備体制の不備を指摘したそうです。(まぁそうですよね。それにしても選手にけがさせてど〜すんのさって感じです。頼むから熱くなるのは試合の内容だけで結構ですよ)



No.198
2004/05/30(Sun)
スーペルリーデルの呪い

リギージャ準決勝第2戦が全て終了いたしました。まず勝ち残ったチームのリストを:クルス・アスル(11位)、UNAM(2位)、グアダラハラ(3位)、トルーカ(5位)となりました。
最初の試合ハグアレスvsクルス・アスルはハグアレスのファンが9割程度をしめ、スタンドは真オレンジの帯状になっていました。気温38度湿度80%という「真夏の甲子園」のような、サッカーをするにはとても無理なコンディションでの試合でした。しかし、前半はアウェーのクルス・アスルがうまく試合を支配して、攻撃にかかってこようとするハグアレスの裏をうまくついて、ハグアレスのゴールを脅かしました。そして、フィゲロア選手セサール・デルガド選手のゴールが決まり、ほぼ準決勝進出を決めたか…と思われる様なスコアになりました。しかしながら、クルス・アスルの選手達は30分を過ぎた後は走れない、ボールを正確に蹴られない状態に陥りました。後半ハグアレスのブラジル人ペレイラ選手が退場になり、ハグアレスが一人少ないにもかかわらず、ハグアレスの思う様に攻めさせ、サンドバッグ状態になりました。そしてハグアレスのフリーキックがチェロ・デルガド選手に跳ね返りそのままゴールに入ってしまったり、ディアス選手のファウルでPKをとられたりと、ハグアレスの逆転がほとんどそこまで迫りました。しかし、最後に踏み止まり辛くも合計得点で4-3として逃げ切りました。ハグアレスのみなさんも最後まで必死に頑張り、スタジアムも熱心な応援をしていましたが、「スーペルリーデルの呪い」は解けなかった様です。おつかれさまでした。



No.199
2004/05/30(Sun)
主審の判断が決めた試合

2試合目のグアダラハラvsアトランテは非常に「問題のある試合」となりました。アトランテが2-0で先制していたため、グアダラハラは2点差をつけて勝つ必要があったのです。ところが先制したのはアトランテでした。グアダラハラは問題の中盤がやはり全く機能しておらず、アトランテの攻撃は惚れ惚れする様なものだったのです。グアダラハラが3点のビハインドを引っくり返すのは無理だと思われました。ところが、審判の判断が試合の行方を変えてしまいました。まず、セルバンテス選手がボールに行ったのですがグアダラハラの選手もついでに払ってしまうかたちになり一発退場になりました。これに不服を述べたエレラ監督も退場処分に。中盤を固めるために、フォワードのセバスティアン・ゴンサレス選手を犠牲にしてマテュリン選手を入れました。まだこの時点では3点差は十分に見えました。しかし、イエロ選手もボールにいったものの、一緒にグアダラハラの選手も倒れたため一発退場になってしまったのです。二人少ない状況ではさすがにアトランテも3点の貯金を守りきれず結局3失点してグアダラハラが準決勝に進みました。グアダラハラの監督も「この試合の鍵は主審の判断だった」と、自らのチームが良くやったと言うより助けられて勝ち進んだことを認め、アトランテのエレラ監督は「この試合を審判団長のヤマサキ氏に捧げる」と皮肉一杯にコメントしたそうです。選手達も試合終了直後主審のアレドンド氏に駆け寄るという一触即発状況になりました。(私はこの試合はアトランテの自滅と見ます。一人めのセルバンテス選手に対する退場処分は厳しすぎたと思いますが、イエロ選手のはそんな風に払わなくても他にプレーのオプションがあったので、これも厳しいとは思いますが妥当だと思います。荒っぽくて自滅してしまったアトランテのプレースタイルはエレラ監督のプレースタイルそのもの…という気もしなくもありませんが、スタンドで泣いていた数少ないアトランテのファンが一番かわいそうでした)



No.200
2004/05/30(Sun)
日曜日の2試合

日曜日になり、UNAMvsアトラスは、アトラスのディフェンスの問題が1試合目から全く持って何も変わっていないという無惨な状況を露呈してアトラスが破れました。1試合目のアトラスの2失点は、アトラスの右サイドからクロスを入れられ、本来守るべきディフェンダーが左サイドに対する注意を怠ったため、左サイドからフリーでボテロ選手に2点決められた…という展開でした。今日の試合も最初の2失点は本当に全く同じパターンを踏襲し、失点しました。(「おめ〜ら、学習能力と言うのはないのかい!」っと私がアトラスのファンだったらちゃぶ台を引っくり返したと思います)UNAMは得点を決めるべき人が得点を決め、非常に安定した試合運びで難なくアトラスを退けました。
そして、最後のアメリカvsトルーカは無人のスタンドに囲まれた静かな試合でした。監督や選手達の声が響き、ゴール前にボールが寄って行っても「おぉ〜」という盛り上がりがないので、盛り上がりに欠けました。それが選手達にも影響したのか、選手達も淡々と試合をしている様に見えました。それでも、1点を入れないといけないアメリカは後半になってトルーカを一時期ゴール前に釘付けにしたのですが、GKのクリスタンテ選手の守備が当たりまくり、数々のアメリカのゴールチャンスを防ぎきりました。普通トルーカがメキシコシティで試合をする時は外国人が4人までというルールからクリスタンテ選手が犠牲になってベンチ観戦ということが多いのですが、今日はカルドソ選手ら代表の選手達が出払っていたため、スタメンで出場大活躍しました。そして、0-0で終わるのかと思われた終盤、トルーカのフェレッティ監督は息のあがっていたアブンディス選手を下げて、セペダ選手を投入しました。これが実際は大当たりで、この後トルーカが試合を支配して、イスラエル・ロペス選手のゴールにつながりました。合計4-2でトルーカが準決勝に進出し、アメリカは敗退しました。アメリカのリオス選手の最後の試合だっただろうと思うのですが、ファンのみなさんに「さようなら」を言えなかったのは残念でしょうね。

準決勝の組み合わせは以下の通りです。クルス・アスルvsUNAM、トルーカvsグアダラハラ