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Clausura 2006 観戦記


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1. Liguilla 準々決勝第1試合 Toluca vs Cruz Azul 2 - 1 (by のり)
2. Liguilla 準々決勝第1試合 Morelia vs Pachuca 2 - 1 (by 亀さん)
3. Liguilla 準々決勝第1試合 Jaguares vs Guadalajara 2 - 3 (by亀さん)
4. Liguilla 準々決勝第2試合 Cruz Azul vs Toluca 1 - 1 (by のり)
5. Liguilla 準決勝第1試合 Toluca vs San Luis 1 - 2 (byのり)
6. Liguilla 準決勝第1試合 Toluca vs San Luis 1 - 2 (by亀さん)
7. Liguilla 準決勝第2試合 San Luis vs Toluca 1 - 2 (by 亀さん)
8. Liguilla 準決勝第2試合 Pachuca vs Guadalajara 2 - 3 (by亀さん)
9. Liguilla 決勝第1試合 San Lsui vs Pachuca 0 - 0 (by亀さん)
10. Liguilla 決勝第2試合 Pachuca vs San Luis 1 - 0 (by亀さん)
11. (by亀さん)
12. (by亀さん)
13. (by のり)
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Toluca vs Cruz Azul 2 - 1 (by のり)

昨シーズンのこと、クルス・アスルはリギージャでトルーカとあたりました。そして、トルーカのホームでちょっとしたディフェンスのミスから1失点してしまいました。ホームでの2試合目でひっくり返せる…と思った人が多かったはず…なのですが、ふたを開けてみるとトルーカがただただ守りに守ってクルス・アスルは1ゴールをあげることができず、リギージャから早々に去って行ったのでした。

その思い出がまだ新しい今シーズン、運命の巡り合わせか再びクルス・アスルとトルーカという組み合わせでリギージャがはじまりました。

結果から言うと、アスルは全く学習していなかったと言えましょう。トルーカの観点で言えば、クルス・アスルは飛んで火にいる夏の虫だったと言えます。

序盤はクルス・アスルのシュートがいくつかありましたが、トルーカのクリスタンテ選手の好守やシュートの精度が悪くゴールを割ることができませんでした。

そして、9分トルーカのセットプレーからバラベス選手がゴールを決めてトルーカが先制したのです。クルス・アスルは誰もカバーしておらず、昨シーズンのリギージャの再現を思わせるセットプレーからの守備のミスが現れた形になりました。

これでトルーカはお決まりの「もう赤い団子になって守るんだもんね」体勢が完成し、それをこじ開けられるような作戦を持たないクルス・アスルには非常に辛い展開になりました。

13分にはアスルの右サイドよりアルベルト・ロドリゲス選手のシュートがありましたが、クリスタンテ選手の真っ正面でした。

33分エスピノサ選手がカニサ選手に足の裏を見せて突っ込んだとして、ガソ主審はエスピノサ選手を一発退場処分にしました。多少きつすぎる判断とも思われる程度のファウルでした。それに猛然と抗議したキャプテンのダ・シルバ選手も警告をもらいました。

この退場で、トルーカの赤団子がますます守る展開となりました。それはとりもなおさず、クルス・アスルがトルーカの作戦にまんまと引っかかることを意味しました。厚い守備をなんとかこじ開けようとクルス・アスルが攻撃に掛かると、トルーカはヴィセンテ・サンチェス選手の快速を利用してカウンターアタックを仕掛け、そこから得点を重ねよう…という明確な作戦です。

これが絵に描いたようにまんまとあたりました。

46分クルス・アスルのディフェンスのミスからボールをインターセプト。トルーカのエスキベル選手がフリーで走ってきたサンチェス選手にパス。サンチェス選手のシュートはペレス選手が最初は弾きましたが、落ちてきたボールはゴール前で、それを走って拾ったサンチェス選手がゴールを決めて2-0としたのです。


後半になってから、選手たちが感情的にエキサイトする場面が増えてきてしまいました。

7分には後半から交代で入ってきたクルス・アスルのヴィジャルス選手がクリスタンテ選手の取り落としそうになったボールを狙ったところで、クリスタンテ選手がむかつき、さらにはサバ選手がヴィジャルス選手の加勢に入りさらにはダ・シルバ選手も入ってきて、しばらくもみ合いが続きました。

そして、試合はそのまま終盤まで動きませんでした。
後半34分右サイドからチェリート・デルガド選手がシュート。クリスタンテ選手がそれは弾きました。しかしクルス・アスルの選手が拾ってはシュート。それもトルーカの選手の体にぶつかりゴールにはならず。それをサバ選手がシュート。しかし、それすらもクリスタンテ選手に阻まれました。しかしながら、4発目。ヴィジャルス選手がこぼれ球をつっこんで2-1と一点返しました。

こうして、昨シーズンと同じように1ゴール差でトルーカが先制し、一試合目が終了しました。


Morelia vs Pachuca 2 - 1 (by 亀さん)

 本来8位だったドラードスが降格し、かつアメリカだのティグレスだのがそろってこけたおかげでどうにか8位に食い込んだモレリアが、スーペルリーデルの呪いに怯える(?)パチューカと対戦。パチューカGKカレロは前節休んでいたけど、今日は元気です。よかったよかった。
 そして元気だったのはカレロばかりでなく、FWヌニェスもかな? 試合開始3分でフリーキックを直接ゴールへ叩き込んだ。パチューカ先制、滑り出しは好調。
 ところが22分、モレリアのアルセが蹴ったフリーキックをラファ・マルケス・ルーゴがヘディングでゴールへ。1−1の同点に。
 それからどちらもけっこう激しい攻防を繰り返し、前半終了間際にはモレリアのボールが転がり込むも、オフサイド判定で無効。
 後半に入って11分、またまたモレリアがボールをゴールへ送り込んだが再びオフサイド判定。しかしこのときはモレリア選手が3人ほど並んでいて、ボールを受けた選手はオフサイドじゃなかったような。
 パチューカのDFピントが引っ張られてボールが出てしまって、相手の背中を小突いたらド突き返されて、そんでピントがイエローというやや不可解なシーンもあって、審判(オフサイドは線審の責任としても)ちょっとなあ。
 それから両チーム交代が続く。膠着状態をどうにか突破したい両者だが、モレリアのほうが俄然張り切って押せ押せで攻める。カレロはどうにか保っている感じだったが、とうとう後半ロスタイム3分終了間際に、コーナーキックをモレリアのレイがヘディング。カレロは飛んで指先に触れたんだが、力及ばず逸らすには不充分。最後の瞬間に勝利を物にしたモレリアの狂喜乱舞振りは見物でした。モレリアの監督ダリオ・フランコってのも、試合の間中ずっとすごい身振り手振り大声で指示を出し続け、パワフルな人だなあ。
 これで一応スーペルリーデルの呪いの第一歩、というかね、昨日の2試合に続き3試合目だよね、順位が下のチームが勝ってるの。

(ダリオ・フランコ監督はつい最近までモレリアのセンターバックとしてモレリアのディフェンスを締めていた人なんです。モレリアがリギージャでぶいぶい言っていた頃のディフェンスは本当に彼のリーダーシップでがっちりしまってました。感激屋さんでもあるんですよね。ほんと、セルヒオ・ブエノ氏更迭してモレリアは正解だったよなぁ(笑)[のり])



Guadalajara vs Jaguares 2 - 3 (by 亀さん)

 こちらも割と面白く見られた試合。もっとも、モレリア対パチューカを見終わって来てみるとすでに7分、スタメンを把握するのに苦労したのは、チバスのメンバーが半数近く馴染みのない「若手」選手だったから。代表をごっそり抜かれた上に、火曜にリベルタ杯の試合を終えてのこの木曜の試合、そして日曜にはまた第二試合と、週に三試合のハードスケジュールに、チバスはどうも二部リーグのチームから選手を特別に補強したらしい。というわけで、チバスの馴染みある選手を数えるほうが早いくらい、GKはオスワルド・サンチェス亡きあと(違)ずっと代理を務めるタラベラと、DFのマガヨン、それにバレラも最近割と出てるかな。中盤のマヌエル・ソル、そしてトップのアルベルト・メディーナとボルボアの二人。あとはみな若手、というより「子供」。
 一方のハグアレスはいつもどおりの顔ぶれ。のハズなんだけど、何だかなあ。元気がないですね? スーペルリーデル争い(一位にならないための)に疲れてしまいましたか?
 チバスのほうはフォーメーションの見本のように綺麗に並んで、落ち着いて整然とした守備を見せて、ハグアレスにそれを突破する勢いはまるで見られない。そしてボルボア辺りがけっこう相手の隙を狙って攻撃をかける。雑だから入らないけどね。
 そんな感じでけっこう新鮮な別チームのようなチバスを見ていたら、33分、若手のアヴィラがエリア内に駆け込み、相手DFに囲まれて片膝崩すも踏ん張って立て直しシュート。それが決まった。このアヴィラって守備にもけっこう絡んでたし、若いとパワーで押すねえ。それも悪くはない。
 などと思っていたら、ハグアレスが意地でそうは行くかと42分、追いつく。サンドヴァルの左からのセンタリングをカバニャスが低くヘディングで合わせて決めた。
 後半に入って、ハグアレスは二人を一気に入れ替えて態勢建て直し。それが効いたわけではなさそうだけど、後半6分、GKオルティスのゴールキックが恐ろしく飛んで、中盤でヘディングで競り合ったオチョアとチバス選手二人は届かず、ボールはそのまま前線のカバニャスへ。そしてそのまま蹴りこみ、ハグアレスが逆転。うーん、GKのアシストでゴールって……。
 チバスは反撃するが、メディーナがドリブルで駆け上がっても、誰もそれを受ける仲間がいなかったりして、ボルボアに代えてボフォ・バウティスタを投入したけど、やっぱりシュートミスしてるし。まあハグアレスのほうもミスが目だって、どちらも得点には結びつかない。
 が、40分、とうとうボフォのショートパスを受けてメディーナが決めた。2−2の同点。ふーん、チバスの「大人」も一応やるじゃないか。
 何しろ「往生際の悪い(by のりさん)」チバスだからまだ逆転はあるかもと思っていたら、往生際の悪さを見せたのはハグアレスのほうだった。ロスタイムの47分にGKタラベラがどうしたわけかとんでもない飛び出し。ロングパスを受けたサンドヴァルがそれを抜いて悠々ゴールを決めてしまいました。
 というわけで、若手チバスはやはりパワーはあっても底力はなかったかも。リギージャ第一戦はこれで四連下克上成るかと思っのが、最後でやっぱり、の結果に。


(チバスの「往生際の悪さ」はIdaではなく、Vueltaで発揮されることが多いです。それにしても、リギージャ決めてからのハグアレスの「冴えなさ」はなんだったんですかねぇ。まぁモチベーションを持ち続けるって難しいですけどね。[のり])


Cruz Azul vs Toluca 1 - 1 (by のり)

トルーカが1点先行しての2試合目。クルス・アスルが次に進むためには、合計得点で引き分け以上になる必要があります。すなわち、アスルが1点以上でこの試合を制することができればアスルが準決勝へ。トルーカはこの試合で引き分け以上なら準決勝という訳です。

誰もがトルーカはぎっちり守ってくると思っていました。だから、この試合が面白くなるかならないかは、クルス・アスルが1点を「先に」とれるか…にかかっていたのです。

試合はすぐに動きました。
7分、レストレポ選手のパスミスからインターセプトしたボールを、トルーカのヴィセンテ・サンチェス選手が左サイドを突破し、中央にクロスを入れました。それにあわせてトルーカの選手が走り込んできました。そのシュートを防ごうとして、クルス・アスルのカニサ選手が自殺点を献上してしまったのです。すなわち、試合が白熱するのに必要だった条件…「クルス・アスルの先制点」はなくなり、トルーカにますます有利に試合が動いてしまった訳です。クルス・アスルは2点を追いかけるかたちになりました。

立ち上がりの失点により、クルス・アスルのディフェンスが縮み上がってしまいました。その縮み上がった守備にトルーカは追加点を狙いました。しかし、アスルのGKのオスカル・ペレス選手の好守もあって、なんとかクルス・アスルは失点せずに済みました。トルーカは攻撃が一息ついたところで、作戦通り2点の得点差で落ち着いて守るというモードに入ったようでした。

そして、定石通りトルーカが落ち着いて守り、クルス・アスルはボールを持たせてもらえるものの、ゴール前でトルーカのゴールを脅かすことはほとんどありませんでした。

アスルの問題はチェリート・デルガド選手もペレイラ選手もボールを持ちすぎることでした。ペレス選手のボールフィードから3タッチ位でゴール前にやってくるのに、そこから先、シュートを(仮にうてたとして…)うつまでの長いこと長いこと。右にうろ…左にちょろ、ちょっと下げてみる?う〜ん、どうだろう。中央突破は?

トルーカはそのことをよく理解していて、彼らがボールを持てば必ず3人でよってきていました。そうやってよられてくると、パブロフの犬のようにターンをして抜きたくなる二人です。そうしてまんまとボールをとられるのでした。また前線に居るはずのサバ選手が粘着質のマンマークに辟易して、後ろに下がってきてしまい、ゴールのパターンになりそうな様子が全くないことも問題でした。

33分に糸口のつかめないミスラヒ監督は15番のロドリゲス選手を外して、フォワードのヴィジャルス選手を投入し、とりあえず前方の人数を増やしました。

それが多少はクルス・アスルに幸いし、前半終了間際クルス・アスルが立て続けにシュートを放ちましたが、ゴールは割れず、0-1で前半終了しました。

クルス・アスルは運にも見放されていたようでした。
後半7分トルーカのディフェンダー、ドゥエニャス選手のハンドでPKをクルス・アスルがもらいました。しかし、キッカーのレストレポ選手はシュートをバーに当ててしまいゴールにはなりませんでした。

15分。トルーカのロサダ選手が警告2枚で退場してしまいました。これにより、トルーカの勝ち逃げ作戦が決まりました。クルス・アスルは最後の最後にサバ選手が1点を返しましたが、引き分けに追いつくことができず、シーズンを終了。トルーカが次のラウンドに進みました。




Toluca vs San Luis 1 - 2 (by のり)

この試合、「サンルイスのラウール・アリアス監督散々作戦練ってきたな」という展開でまったりと進んで行きました。トルーカは引いて守ってビセンテ・サンチェス選手のカウンターで一発…という全くスペクタクルではない「負けない」サッカーで昨シーズンのタイトルも今シーズンのクルス・アスル戦も制してきました。その戦術をよく理解していた、アリアス監督は散々考えたのでしょう。トルーカもびっくりの「守っちゃうもんね〜」という状態。前半はFWのディディ選手を一人前においておくだけで全員守備。徹底してました。そして、ディディ選手はトルーカのヴィセンテ・サンチェス選手のように俊足でもなんでもないので、「0−0狙い?」とすら思わせる展開でした。

そして、前半ももうすぐ終わるという時間に、トルーカのやりたいことをまさにサンルイスがやってしまったのでした。シュートなんて全くなかったサンルイスがCKから1発。オルメド選手のゴールでした。

自らの必勝パターンで相手にやられたトルーカ、ホームで先制されたこともあり、慌ててしまったのかも知れません。後半にはいって、トルーカの不用意なファウルで、サンルイスに絶妙な位置からのフリーキックを与えてしまったのです。サンルイスは姑息でした。主審の「ふえをふくまでプレーしちゃダメよ」というサインをまたずにこそっとリスタートしてレイナ選手のゴールで2点めをとってしまったのでした。

相手に自分のやりたいことをしてやられたトルーカ。散々攻めましたが、サンルイスは当然引いて守るばかり。ガジェゴ監督は次々と攻撃の選手を投入。それで入ってきたアブンディス選手がFKを直接沈めて1点返しました。その後は多少もりあがりもしましたが、スコアは動かず。サンルイスが先制しました。


Toluca vs San Luis 1 - 2 (by 亀さん)

 いやあ、サンルイス、やってくれました! そうかぁ、あの退屈な試合(ヴィセンテ・サンチェスかランゴ・ディアス、またはエスキヴェルのカウンターで一点取ったら、あとは赤いお餅のような肉の壁で守備に徹する)を得意とするトルーカには、それ以上に守りに徹してあとは幸運を待ちうける、という手が有効だったのか!(爆笑) 赤いお餅を突破できないでイライラしちゃってさらに自滅するタイプのパチューカ、ちょっと見習うといいですね。

 まあトルーカのほうは中盤の要シーニャと元気なイスラエル・ロペスが代表に取られたとあっては、中盤の弱体化は否定できない。まあそれでも、カスティイェホス兄弟、ランゴ・ディアス、などなど、それなりの人材はそろっているか。

 試合始まって最初はトルーカのいつもの展開だった。ヴィセンテが華麗なドリブル突破を見せてくれたりもした。ただ、サンルイスの守備が意外と堅固でゴールには至らなかった。GKアドリアン・マルティネスがほとんど用がないくらい、サンルイスの選手たち守備に徹してました。ユニが赤くないからトルーカほど暑苦しくないけど。それに強引な力技ばかりじゃなく、それなりの技術でボールクリアしてたかなあ。

 ところが42分。コーナーからのボールをオルメードがダイビングヘッドで、クリスタンテとDFのあいだに流し込んでサンルイス先制。

 後半、トルーカは俄然攻撃を強めてくる。カスティイェホスの弟が入り、アブンディスが入る。アブンディス、ちょっと好きです。髪が薄いけど(関係あるのか?)、コンカカフのチャンピオンズカップ戦で荒れた最終の試合で、緊迫したチームメイトをなだめながら笑ってるのがすごく好印象だったのよ〜。最近スタメンから外れてるけど、やっぱしプレイというか体力が衰えてきてるんでしょうか?

 後半17分、またも奇蹟? ちゃんと見てなかったんだけど、フリーキックだった? それを遠くで受けたレイナがDFを見事なフェイントで外してシュート。パスが遠かったので、クリスタンテはたぶんオフサイドを主張して審判に食ってかかってイエロー。いやあ、サンルイスがトルーカに2−0.信じられん。

 それからトルーカの立て続けシュートもあったりするが、サンルイスの守備の壁は分厚いなあ。しかし30分、トルーカのフリーキックをアブンディスが直接ゴールへ蹴りこんで、一点を上げる。なんだか、バリアが両端空いた位置に立っていたようで、GKマルティネス、なんでそんなところに壁作ったかね? このゴールは実に見事だった。わずかな隙を突いて、ゴール隅へ綺麗に決まった。試合中も、何度も何度もリピートしてました。

 それから最後まで、どちらもかなりの攻撃攻撃で頑張ったけど、ゴールには至らず、そのまま終了。まだ一試合あるから、どう転ぶかはわかりません。


(アブンディス選手って頭で損してますよね。同じ年齢の選手はメキシコリーグにいくらでもいるのに…。私のレポートと亀さんのレポート似たようなこと書いてるから、遠く離れていても、似たようなこと思ってたんですね〜[のり])


San Luis vs Toluca 2 - 1 (by亀さん)

 サンルイス、のびのびと楽しいサッカーを見せてくれました。一方のトルーカはいつもの手が利かずに、焦って攻めあがってはサンルイスにスペースを与えてしまうという悪循環。しかし……本当にいいのか!? 降格99%決定だったサンルイスが生き延びるどころか決勝進出なんて。でもいいんです、最悪の決勝カード、トルーカ対パチューカが回避できただけでも。

 さて、トルーカのほうは第一戦で1−2と負けてしまい、しかも順位がサンルイスのほうが上(!)なので、2点差以上で勝たなければならない。でも、明るいニュース。メキシコ代表から外されてしまったイスラエル・ロペスが急遽戻ってきて、スタメンで参加。ああ、それはいいね、トルーカも心強いだろうし、ロペスにしてもここで活躍できれば溜飲が下がるだろうし(ま、多少は)。

 ところで某サイトの記事でイスラエル・ロペスに”Toshiro”とあだ名がついてたんですが……聞いたことないけど、何これ!?と笑っちゃった。トシロー? それともトーシロー? もしや、誰か似た日本人俳優でもいるんでしょうか? そんな顔してるよね、イスラエル・ロペス。ちょっと童顔で、日本人にもいそうだ。

 審判は……恐怖のマルコ・ロドリゲス。W杯の正規主審に選出されちゃって、いやはや、チキドラキュラってあだ名じゃなくて、チキマルコと呼んでくださいと本人が言ってるらしい。あんなに赤が好きでも、ドラキュラはやっぱりいやですか?(笑 しかしなあ、この人とトルーカの組み合わせ、それもアウェイ、ってのはいろいろとイヤな思い出が。今日はどうなるかと怖いもの見たさでワクワク。じゃなくてドキドキ。

 立ち上がりから攻める態勢のトルーカ。そりゃまあそうでしょうな。いくつか際どいシーンもありながら、サンルイスは技術(トルーカよりは)と人海戦術で守っている。そして18分、駆け上がったサンルイス、右からイスラエル・マルティネスが見事なヒールパスで相手のあいだを縫ってレイナへボールを渡し、レイナがそれをシュートして決める。トルーカ、勝つには3本もゴールしなきゃならなくなりました。

 そりゃもう猛然と攻撃するトルーカ、誰が誰だったか覚えてないけど、シュート、GKマルティネスが弾いたのを今度はGK抜いた位置からまたシュート、それは絶好の位置に入ったDFが弾き出し、それをまたダシルヴァがシュートしたが、それまた弾かれる、という忙しい展開。

 ドラキュラ審判、エリア内ファウルを見逃したりしてたけど、この人だから見逃したのではなく見落としたのだと思いたい。杓子定規と、暴言にカード連発、多少きびしめ、ということはよくあるけど、判定を曲げるようなことはしない(たぶん)から。

 前半31分に最初の交代、トルーカ、DFクルサルタを下げてFWのイヴァン・カスティイェホスを入れる。本気です。やるしかない、目指せ3本ゴール!ですね。

 そして33分にはヴィセンテの左際からのシュート、走りこんだカスティイェホスが危なく押し込むところを、DFが滑り込んでポスト脇へ押しやる。38分には、今日は先発のアブンディスのミドルシュートがバーをかすめるし、そのまた直後にはイヴァンが駆け込んでGKマルティネスに危なく止められるし、けっこうドキドキの試合展開。

 前半終わる直前には、審判のファウル判定にトルーカ選手たちが怒り出す。地面に八つ当たりのロサーダ、ドラキュラに二言三言苦情を言ったアブンディスは、はいイエロー。ハーフタイムで頭冷やしてきてください。

 後半、やる気満々のサンルイス、開始35秒でオルティスのミドルシュートが飛んでるし。そして5分、またもやサンルイスのゴール! レイナの落ち着いたセンタリングを駆け込みながら受け取ってヴァルデス、その場でシュート。クリスタンテの頭を越えて、ばっちり決まった。クリスタンテ、動けず見送っただけ。うあ〜、トルーカもう絶望的じゃねえ? 4点差でないと勝てなくなっちゃったよ?

 サポーターが喧嘩してます。まあ気持ちはわかる……。警備員が割って入ってなだめている。一方でアナウンサーは、「チキ……ええと何でしたっけ? チキマルコ?」と新しいあだ名に馴染めない様子。ね〜、やっぱドラキュラはドラキュラだよねえ?(笑 今日はレッド出さないけど。

 ところがところが、わずか2分後にトルーカのゴールだよ! コーナー近くからのフリーキックをイスラエル・ロペスが蹴ったら、そのまんま入った。GKマルティネス、なにやってんだよ〜。まあ手前でトルーカ選手と一緒に誰だったかサンルイス選手も飛び上がったから、ヘディングで逸らされると思ったのかも知れない。実際触ったように見えるくらい際どかったし。ともかくも、イスラエル・ロペスはクラブに復帰してワンゴール、よかったね。で、トルーカも俄然モチベーション上がるし。時間はまだたっぷりだし。面白くなってまいりました!

 でまあトルーカも攻撃してるんだが、サンルイスのほうがご機嫌で楽しくやっちゃって、レイナ、イスラエル・マルティネス、それにディディ・ペレイラと交代で入ったアリエル・ゴンサレス辺りが楽々とパスをつないでは攻め込み、シュート。

 トルーカ、もう泣きそうです。MFのポンセに代えてランゴ・ディアスを入れたりするが、あまり効果はない。久し振りのスタメンで疲れた様子のアブンディスも下がってヴァラデスを投入するも、もう伸び伸び楽々のサンルイスには歯が立たない感じ。

 結局後半最初の勢いはどこへやら、そのまま2−1で終了。総合4−2と余裕でサンルイスが前期チャンピオントルーカを下してしまいました。いやあ、降格寸前だったサンルイスがねえ(もう百回言いました)。
(88分まで降格することになってたのに決勝進出しちゃうって、さすが理不尽極まるリギージャ。それにしても、亀さんトルーカvsパチュカは避けたかったのね(大爆笑)。もうこのカードって考えただけでどういう展開になってってわかりますもんね。でも、決勝にはクエバス選手いないから、持ち過ぎクンが一人減るはずではあるんですけど…。[のり])


Pachuca vs Guadalajara 2 - 3 (by亀さん)

 第1戦は停電で大事な中盤を見逃して悔しい思いをしましたが、それも忘れられるほどスペクタクルな試合でした〜。今度は停電しなくて本当〜によかったです。

 パチューカは第一戦で相手のオウンゴール献上もあって2−1で勝っている。しかも順位上なので引き分けでもよく、チバスは2点差以上で勝たないとダメ。なので、パチューカとしては今度はホームでもあるし、割と余裕だった。スタメンは、いつも後発のレルヒスが入っている以外は、通常通り。

 チバスは昨日、5月12日が100周年だったとか。で、メンバーは今日は若手少な目の四人、あとは通常メンバー。GKは例のミチェル。この子、なんか見てるだけで笑えるんだよね〜。表情少なくてぼけ〜っとしてるんだけど、反応だけは鋭い。で、スーパーセーブで止めても、やっぱりぼ〜〜っとしてる。今までどこに行っても控えばっかりでろくに試合に出してもらえなかったようだけど、今回は注目浴びてるようだし、オスワルドがどっか移籍になってくれたら春が来るかなあ。タラベラはかわいそうだけど、でもタラベラよりうまいもんな。

 試合内容、全体としては明らかにチバスのほうが優っていた。特に前半は、パチューカいいように引っ掻き回されっぱなし。仔ヤギども相手に情けないったら。チバスのシュートがどんどん飛ぶ。パチューカはその合間にちょこっと攻撃も、という程度。

 おまけにパチューカの守備陣は寝ぼけてるんだか何なんだか、つまらないパスミスやゴール前でボールを奪われるシーンが目につく。まあチバスのボフォ・バウティスタなんかGKカレロにまで嗅ぎまわるようにチャンスを狙っていて、餓えたコヨーテのよう。まあやる気があるのはいいことですが。

 それでも誰だったかパチューカのすごいシュートをミチェルがこれまた目に留まらない速さで弾くシーンもあって、試合はどっちに転ぶかまるで予測できない。

 ところが37分、チバスのU−17選手エスパルサが受けたボールを器用に持ち回って相手DFを撹乱。守備陣形が完全に崩れたところでシュート。パチューカ、崖っぷち。カレロ、ボールを持ち出そうとするボフォと揉み合って、何やってんの。どっちも体格いい上にスキンヘッドだから怖い。やめて。

 それからまたすぐの42分、ボフォがゴールを決めたが、その直前にディエゴ・マルティネスか誰かがファウルを取られて審判が笛を吹いていたので無効。まああのシュートはカレロ、止めようと思えば止められただろう。けど、笛が鳴ったから見送るなんて、いいのかそんな怠惰なことで。

 さて、後半に入って背水の陣のパチューカ、少しは立て直していつもの攻撃で押し上げる。ヌニェス、チティバ、ランディンがどうにかリズムを取り戻してきてるか? 

 しかし12分、クエバスがボールを持っていつもどおりエリア内をうろうろしてたら、相手DFに倒されPK獲得。せこいけどこの際何でもいいから引き離しておきたいしね。ヌニェスがばっちり決めて、パチューカ1−1に。これでチバスはまた2ゴールしないと勝てなくなって、パチューカはかなり息がつけた。サポーター席はもう決まったかのような喜びよう。

 ところが18分、今度はチバスがPKを得てしまった。エリア内でボールを持ったディエゴに対峙していたクエバスが、シュートを腕に受けてしまったため。元の木阿弥、しかもまたクエバスだし。ボフォが決めて1−2.パチューカ再び崖っぷち。

 チバスはマヌエル・ソルと交代で入ったアルベルト・メディーナが何度も独走してゴールを狙う。危ない危ない。しかし26分、ゴールを決めたのはボフォだった。どこから来たボールだっけなあ、チバスが奪い返してゴール前に放り込み、そこにいたボフォが受けて、飛び出したカレロともつれ合って倒れながらシュートを決める。オフサイドじゃないのか、と思ったけど、DFピントが上がり損ねていた。1−3、チバス、ハグアレス戦に続けて二度目の奇蹟を起こしてしまいました。パチューカ、真っ青。

 その直後にパチューカのDFモスケーラがゴールを決めたけど、これはオフサイド。


 もう必死必死のパチューカ、がむしゃらに攻撃、ランディンがシュートしガルシアが弾き、ランディンもう一度シュートしGKミチェルが弾き、ランディン三度目のシュートし、今度は上に外した〜、とか。見てるだけで疲れます。

 37分にはボフォが絶好のチャンス、誰もいないところでパス受け、カレロと一対一でシュート、しかしカレロ受け止めた!

 さらに攻撃攻撃のパチューカもうムチャクチャ。観客席ではパチューカのサポーターがみんな泣いてます。チバスのサポーターたちは奇蹟の実現に踊りまくってるし。

 45分を過ぎて、ロスタイム3分の合図。時計は回る。うちのダンナはもう立ち上がって、食べたお菓子のゴミとか始末にかかってるけど、私は目が離せないです。まだ1分あるよッ! 最後のフリーキックにGKカレロも出張してきて、しかしチバスのDFに飛ばされて無駄に終わる。戻ろうとしたカレロ、あれ、もう一度フリーキック? とまた相手ゴール前に戻って、時計はもう48分過ぎて7秒ほど。これがホントに最後のプレイ。で、カバイェロのキックにパチューカ全員エリア内で、飛んだー! 入ったーーーっ! カレロとモスケーラがほぼ同時に同じ場所で飛んで、しかし結果的に決めたのはモスケーラ。カレロ、野球帽かぶったまんまヘディングする気だったんかい?

 観客席も総崩れ、チバスのほうのサポーターは呆然。カレロは雄叫び上げてピッチを走り回って、決めたモスケーラはチームメイトとマスコミとでもみくちゃ。審判、試合終了の笛ちゃんと吹いたんかいな? 

 カレロ、絶対脱がない(古いインタビュー、自宅らしいところでやってるのを見ましたが、部屋の中でもかぶってました)帽子を脱いでるしさ〜。あ、ほんとだ、頭に傷あるね。初めて見ました。

 まあ試合内容としてはチバスのほうが上だったので、この結果はちとかわいそうではあった。サッカーって不公平なこともあるよね、よく。でもいい試合でしたよ、うんうんうん。

(チバスが押せ押せの時、もういたたまれず、「見るのやめようか」とすら思ったんですよね〜。で、立ち上がったらチバスのゴールが入っちゃった。がっかりして一応最後まで見ましたがね。終盤パチュケーニョスが泣いてるのをアステカが散々映すので、ついもらい泣きしそうになっちゃいました。カレロ様が最後にあがってきて、帽子被ったままゴール決めたこと…実際あるんですよ。[のり])


San Luis vs Pachuca 0 - 0 (by 亀さん)

 前半はもう完全にサンルイスの攻め。でもパチューカ、今日はカレロを筆頭によく守っている。こないだポカをやらかしたピントも今日はしっかりしてるし。サンルイスはディディ・ペレイラを先頭に置いて、レイナやゲレロがバックアップで、激しく押し上げてくる。

 カレロとDF陣の活躍を見るのはいいんだけど、そのパチューカは中盤から上がまるで機能しない。クエバスがパラグアイ代表で取られていないから、ってわけじゃ、ないですよね??? ヌニェスが調子悪いのかなあ。チティバがいくら頑張ってつなごうとしてもランディンまでなかなか届かない。35分過ぎるころから少しパチューカも調子が出てきたかなという感じだけど、40分にはランディンがゴールキックしようとしているGKマルティネスからボールを奪おうとして失敗。足かけて倒してファウル。焦ってるなあ。

 前半ロスタイムにも危うくサンルイスのゴールが決まるかと思うシーンがあり、しかし今日も活躍のモスケーラがクリア。

 後半は、CM終わったらもう1分半過ぎてる! なんだよ、そりゃ〜。でもまあまだスコアレスだし。交代はなく、両チームとも同じメンバーで、でもパチューカが少しは立て直したかな、と思ったんだけど気のせいだったようで(涙)、相変わらずカレロとDF陣が忙しい忙しい。

 18分にはディディがエリア内で倒れて、PKかと思ったけど審判さすがにしっかり見ていた。ディディ、わざと倒れた罪でイエロー。23分にはパチューカに絶好のチャンス、フリーキックからすり抜けたボールがまるきりノーマークのサラサルの目の前に! しかしGKマルティネスだけは偉かった。しっかり追いかけて弾き返した。もうちょっとでトンネルになるところだったのになあ。

 どちらも膠着状態。見ているほうも、そこそこ緊迫感のある試合だとは言え、リズムに変化がないと飽きてくる。サンルイスがディディに代えてエミリオ・モラを、ゲレロに代えてアリエル・ゴンサレスを入れ、遅れてパチューカがチティバを下げてカチョを、ヌニェスを下げてレルヒスを入れるが、それも抜本的解決にはならず、そのままスコアレスで終了。

 第二戦はパチューカのホームで、だけどどっちに有利ということはあんまりないんじゃないか。まるきり予測のつかない決勝。でも後半ちょっと集中力が途切れた感じだったサンルイス、頑張りが保つかどうかが分かれ目かなあ。
(パチュカはサンルイスのカウンターに非常に気を使っていたように思います。お互いに「ミスをしない」を最優先にしていた感じで、正直言うと「これが決勝かい〜」という渋々な試合でしたね[のり])


Pachuca vs San Luis 1- 0 (by 亀さん)

 ホームアウェイ合わせて180分の決勝戦でゴールはPKの一本……。いくらなんでもさびしくないかぁ? と思ったけど、まあドラマは準決勝で使い果たしたか。

 さて、いよいよどっちがチャンピオンになるか予測もつかない決勝第二戦。主審はアルチュンディア。まあ妥当な線でしょう。パチューカのほうは相変わらずパラグアイ代表のクエバスがいない他はいつものメンバー。サンルイスのほうはレイナとディディ・ペレイラを後発に、トップはヘスス・メンドーサとマルセロ・ゲレロという、やや変則的顔ぶれで。

 しかしリーグトップだったチームと降格寸前だった(これ言うの300回目くらい?)チームの対戦だというのに、力は拮抗して試合動きません。前半ではどちらも何回か相手ゴールの前までは行ったけど、という程度。

 一度だけ、パチューカゴール前でDFレオパルド・ロペスがクリアしようと倒れこんだボールへサンルイスのイスラエル・マルティネスが駆け込み、そこへパチューカDFモスケーラがダイビング、負けるものかとサンルイスのルイス・イグナシオ・”エル・ゴンソ”・ゴンサレスも飛び込み、GKカレロがそのお団子の中へ潜り込んでいってボールを取ろうとしたが果たせず、しかし結局モスケーラがボールをどうやってだか知らないけど持ち出した、と思ったらオルメードとぶつかって倒れるし、という手に汗握るシーンはありましたが。

 それと、23分にはカレロが駆け込んできたマルティネスに頭を蹴られた様子で倒れてしまい、ハラハラ。起き上がってプレイ続行したはいいけど、そのまた数分後に際どい隅を突いたサンルイスのシュートへ飛んで弾いたあと、左頬を押さえてうずくまっている。歯が痛いんですか? じゃなくて、やっぱさっきのところだろうな。頭がふらふらする様子。おい〜〜、頼むからなんともないと言って! カレロが交代、となると……パチューカにはアレしかいないんだろ、アレ……。うあああ、考えたくない!! しかしカレロはどうにかそのままプレイを続けてくれました。

 後半、サンルイスは”エル・ゴンソ”・ゴンサレスを下げて、レイナを入れた。しかし攻勢に転じているのはむしろパチューカ。さっきまでのプレイが嘘のように、がんがん攻め立てる。もしかして今までわざと守り態勢でしたか?と言いたくなるくらい。いや、サンルイスのほうがへたばってきたってことかなあ。

 それでも入ったばかりのレイナのシュートもあったんだが、ボール支配しているのはパチューカ。しかしだからと言ってゴールは決まらない。トルーカにも負けないねっちり守備だからなあ。サンルイスはさらにディディ・ペレイラを入れてくるが、これもいまいち機能せず。

 そしてついに32分、チティバがサンルイスゴール前で倒れる。アルチュンディア主審、ペナルティ判定。うーむ、微妙だけど。膝裏を突かれて倒れたようにも見えるし、触ってないかもしれない、ビデオではよくわからない。サンルイスのGKマルティネス、いつまでもグズグズ言ってないでゴールへ行きなさい、と指し示す主審は、縦横ともにマルティネスより一回り小さい。てか、マルティネス、風船ですかって言いたいくらいでかい。

 スタジアム中が息を詰めて見守る。これ失敗したら、試合後暗殺されるかもしらん。という重圧のもと、ヌニェスが変な顔でボールをにらみつけ、そして打った。入りました。命拾いしたねヌニェス。頭だけユニを脱いで、その下に着ていたスーパーマンロゴ(SRと書いてある、スーパーリチャード、ヌニェスのあだ名の略でしょうな)を見せて、イエローもらっちゃったけどね。脱いでないよ〜、とアルチュンディアに抗議するも無駄。

 その後、どちらも際どいチャンスがありながら、どちらも外してゴールはなし。3分のロスタイムにはもう紙吹雪が舞い散っている。そして終了の笛。パチューカの優勝〜、しょぼかったけどおめでとう〜! なんたって、スーペルリーデルの優勝だもんな〜〜珍しい(笑。

 チティバが、カレロの首っ玉にしがみついて顔をうずめて離れません! おいおいおい、大丈夫か? そもそもこの二人(コロンビア人同士だから仲いいんだろうけど)身長差が……、と調べてみたらやっぱり、カレロ189cm、チティバ168cmです。ありゃ〜足浮いてんな〜。と笑ってたけど、あとで録画を見直してみたら、完全に抱っこ状態。周りに続々と押しかけてみんな団子になってるのに、その真ん中でなおもカレロにびったり、コアラのように離れないチティバ。その頭をがっしと抱き締めてハグするカレロ。いやあ、実にアヤシゲなシーンでした(笑。

 でも、あれ、泣いてたんだよね。だから顔上げられなかったんだ。チティバだけじゃないんだよ、ええ歳したおっさんの会長もぼろぼろ泣いてるし。ホセ・ルイス・トレホ監督も泣いてたっけな。まあホーム試合で勝ったし、なおのこと盛り上がってんだろうな。まあとにかくおめでとさん〜〜!


(後半はもう完全にパチュカペースでしたが、なぜかゴールが「入らない」。これで「事故」が起きて、サンルイスが優勝しちゃったらどうしよう…と思ってました(苦笑)。降格しそうだったチームが優勝ってやっぱねぇ、収まりが悪いですよね。この試合のMOMはモスケーラ選手だと思います。前半のサンルイスのカウンター、止めまくってました。チバスの息の根を止めたのもモスケーラ選手だから、リギージャ通じてのMOMかも知れないです。パチュカのマルティネス会長は「感激屋さん」ですよね。毎回号泣で、「神様ありがと〜」ってやってます(笑)。トレホ監督も初タイトルです。クルス・アスルで初タイトルとってもらいたかったよ………[遠い目][のり])