「謎のマニキュア」(2001年夏期リーグ)
第2節のイラプアト戦の時のことです。後半が始まってすぐに、パレンシアの両手がアップになりました。みると、彼の爪がきれいにカットされてチョコレート色に塗られていたのです。
「メキシコでは男の子もマニキュアするんかいな?」と思ったのですが、やっぱり普通じゃないみたいです。テレビ解説陣も、「どうしたんでしょうねぇ」と…。彼等の結論は、「昨シーズン、リギージャでいきなり負けて、余りに暇だったから爪でも塗ったんだろう」と…(笑)。
私の推測では彼女に塗られたんだと思います。「今度の試合はこれ塗ったままで出て頂戴」とかなんとか。そうじゃぁなかったら、逆にちょっと怖い(笑)。コスメの売り場で「う〜〜ん、こんな色いいかなぁ」なんてマニキュア眺めてたり、ネールポリッシュのお店で、「カットはこんな感じで。色は、そ〜だなぁ〜この色がいいかな」なんて話していたとしたら、怖いでしょ?
次節の彼の爪に注目しないわけにはいきません(笑)。
ちなみに彼の指もすんなりしていて非常にきれいでした。「肉体労働はしてないよん」(ってサッカーはしてますけどね)っていう指でした。
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「マニキュア続報」(2001年夏期リーグ)
第2節、謎のチョコレート色のマニキュアを施して登場した彼ですが、第3節はとりたててなにもしていませんでした。しかし、鼻の先を白く塗っていたのが印象的でした。最初「鼻パッチ(ブリーズライト)をしてるのかな?」と思ったら、違うんです。小鼻を白く塗っていたんです。試合中には汗で流れてしまいましたが、あれはなんだったんでしょう…。怪我でもしてて軟膏でもぬっていたのかなぁ…。
パフォーマンスもいいけど、ちゃんとしたシュートからゴールを入れてほしい…(泣)。負けた日に思うファンの切なる願いです。
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「マニキュア続々報」(2001年夏期リーグ)
第4節アクロバティックなビューティフルゴールを決めたパレンシアですが、インターネットをさまよっていたら、彼の喜びのアップの写真に出くわしました。その写真を見て「!」
第4節は爪をチョコレート色に染めていたのです。どんないわくがあるのか気になる所です。
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「今日のゴムの色は」(2001年夏期リーグ)
フランシスコ・パレンシアという選手はメキシコの選手を知らなくても、とっても簡単に見分けのつく選手です。というのも、肩下20cm程度まで伸びた真直ぐな髪の毛をきれいに櫛といて後ろで一つにしばっているからです。驚くべき(?)ことに、試合でヘディングしようが走り回ろうが、ほとんど髪の毛が乱れないのです。よっぽどきつくしばっているのか、髪の毛をムースか何かでセットしているに違いありません。
私は毎試合始まる前に、ついつい今日のゴムの色は何色かな?とチェックしてしまいます。ゴムの色に関してはあんまり遊び心はないようで(笑)ほとんどが普通の黒ゴムです。たまに白ゴムだったりしますが、緑や赤といった色はまだ見たことがありません。ここはぜひ、ホームのキットの日は青で、アウェーの日は白で、代表の日は緑で決めてもらいたいものです。
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「お婿に行けない…」(2001年夏期リーグ)
第6節いかにも彼らしいゴールを決めたのは良かったのですが、それがパチュカのマッチアップしていたディフェンダー、マニュエル・ヴィドゥリオ選手の堪忍袋の緒を切ることになろうとは本人も思っていなかったことでしょう。前半45分右サイドに出たパスを拾おうとして前へ走って行ったパレンシアにヴィドゥリオが肘鉄を一発。食らったパレンシアはそのまま地面へ倒れ込みました。そして、バランスを失ったヴィドゥリオが倒れ様にもう一発、パレンシアの顔にめがけてひじを振りおろしたのです。パレンシアは34針の大怪我。血だらけの顔を隠す両手の爪は例によってチョコレート色に染まっておりました。
こうして全国的に大ニュースになった一件について、被害者のパレンシアは真面目なコメントの他にこんなユーモラスなコメントを残しました。
「こんな傷物になってしまって、もう誰も結婚してくれない。あぁ僕にはもう子供もできないんだ…。」
他の誰とも違うヘアースタイル、きれいに撫で付けた黒髪、手入れされた爪…。間違いなく自分が「見られている」存在だと認識してるに違いない。そして、実はナルシストなんじゃぁないかと密かに疑っていたのですが(笑)、やはり「男も美貌」だと思っているというのが如実にわかるコメントに、心配しながらも笑ってしまいました。
怪我してもマスコミを笑わせる辺り、さすが人に見せてお金をもらっているということをきちんと心得ているんだなぁと別の意味でも感心してしまいました。
はやく良くなって持ち味活かしたプレーをみせてもらいたいです。
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「黒髪の17番」(2001年代表ピックアップ)
真直ぐで長い黒髪を後ろにきちんと束ねているメキシコの選手…この特徴がある限りパレンシア選手はメキシコ代表の中でも非常に目立つ選手でありつづけるでしょう。メサ前監督の頃には、2列目の右側というポジションを与えられることが多かったです。ただ、与えられると言っても90分を通じてのプレーはほとんどなく、前半だけとか後半だけとかが多かったです。その頃最前列にはルイス・エルナンデス選手が走っておりました。
パレンシア選手が「ブレイク」したのは、代表ではなく去年のリベルタドーレス杯の決勝トーナメントのことでした。トルーカが腑甲斐無いシーズンを過ごし、あっさり敗退。トルーカのストライカー、パラグアイ代表のカルドソ選手が暇になったおかげで、カルドソ選手がクルス・アスルに合流。リベルタドーレス杯を一緒に戦いました。一流のストライカーと組んだおかげで、パレンシア選手も見違える活躍を続け、その結果スペインのエスパニョールにレンタル移籍するまでになったのです。
今シーズンに入ってからのパレンシア選手のリーグでの活躍は見ていないのでなんとも言えません。でも、彼の最大の魅力はターゲットマンとしてそこそこポストプレーもこなし、そこからディフェンダーを破って右サイドを快速で駆け抜け、相手のディフェンダーを思う存分引き付けておいて絶妙のクロスを見方に供給できるというところにあります。「それじゃぁストライカーではない」と思われた方は正解です。ちょっと厳しすぎる見方かもしれませんが、キーパーと1対1になって、シュートする時のシュートがストライカーとしては「いまひとつ」な気がするのです。快速でパワフルなドリブルが売り物のパレンシア選手ですので、もちろんキーパーと1対1緊迫の瞬間は沢山生まれます。ところが、ほぼ80%程度のシュートは「キーパー直撃」か「バーの遥か上」で終わってしまいます。「もう少し冷静に見極めてシュートしたほうが『力一杯』シュートしてキーパーにぶち当てるよりいいんじゃないの?」と、彼のクルス・アスルの試合をみながら思ったのは数知れません。
それからあんまり言われていませんが、彼の左足は全く使い物になりません。右足は非常にパワフルなシュートを繰り出すのですが、左足のシュートはパワーがない上コントロールもさっぱりなのです。だから体勢上どうしても左足でシュートしないといけない時は「はいんないなぁ」と最初から諦めています。そして、大体においては「やっぱりね」と締めくくられます。
辛口の紹介をしてしまいましたが、もちろん代表の常連として良い所も沢山あります。まず非常に「ハートが熱い」ことでしょう。メキシコ代表が「覇気がない」と散々叩かれた時期、必死に走ってなんとか繋ごうとしていたパレンシア選手には批判は集まりませんでした。駄目もとでもとりあえず、足を出してみる、ジャンプしてみる。そういうプレーのひとつひとつを見ると、試合が辛い状況でも思いきり励まされます。それから既に書きましたがポストプレーをこなしつつその流れからディフェンダーを置き去りにするというプレーに関してはパレンシア選手は現メキシコ代表の中では一番上手な選手ではないかと思います。また、広い視野から見方にどんぴしゃりのタイミングでスルーパスを出せるのもパレンシア選手の魅力のひとつです。運動量が豊富なので、相手ディフェンダーにとっては非常に厄介な選手であることは確かです。彼が動き回るおかげで他のフォワードの選手が楽にプレーできるという点もみのがせません。
怪我さえしなければ来年日本でプレーするメキシコの中核を担う一人であることは間違いありません。長髪の17番が日本で活躍できることを願って止みません。(12月9日)
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