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| 国籍 |
メキシコ |
| 出生地 |
El Salto, Jalisco |
| 誕生日 |
1979/3/16 |
| 身長 |
172cm |
| 体重 |
70kg |
| ポジション |
フォワード |
| 所属チーム(2002年開幕) |
アトラス |
| メキシコ代表 |
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「未完の大器」(代表ピックアップ2002)
ダニエル・オソルノ選手はメサ監督の時代の常連召集選手でした。左サイドのフォワードあるいは、2列目として90分はプレーしないものの、なんだかんだ言って結構プレーしていた気がします。
私は彼に「別人28号」という尊称を差し上げています。若い方は御存じないと思いますが、(私も第1回の放送の時には生まれてなかった)「鉄人28号」というロボットもののアニメーションがかつてあったのです。それをもじって「別人28号」と言うわけです。何故そんな尊称を差し上げていたかというとひとえに
「リーグのダニエル・オソルノと代表のダニエル・オソルノがとても同じ人間とは思えない」
からでした。リーグでのオソルノ選手はオフサイドラインすれすれの所で張っていて、オープンスペースに出たボールを気持ちよく奪取してパワフルなドリブルで前進、アーティスティックなゴールをきめる、それはそれは非凡なフォワードなのです。ところが、代表になると話は全然違っていました。メサ監督はオソルノ選手をオフサイドラインすれすれの1列目では使わず、1.5列めあるいは2列目で使おうとしていました。オソルノ選手にボールが渡っても、前方には相手のディフェンダーが待ち構えています。いつものようにドリブルしても代表クラスのディフェンダーを抜く程のドリブルは出来ないので、ボールを持って「うろうろ」している内に、相手にボールを取られるのが落ちでした。あるいはなんとか1列目に進出して、手を上げて仲間に「ボール、オープンスペースに出して〜」とアピールしても、サイドチェンジやオープンスペースを活用しようという戦術がなかった上にそういうパスを散らせる選手が中盤にいなかったため、結局孤立してボールに触れず、しばらくして交代させられるという具合だったのです。
どうしてアトラスではあれだけ惚れ惚れする様なプレーができるのに、代表でこれだけ凡人になりうるのだろうか?…否これはとても同じ人間の業とは思えない。同じ名前の別人がプレーしているに違いない…。というわけで「別人28号」となったのです。
メサ監督の元でメキシコはワールドカップ予選6チーム中5位という完全に「やばい」ポジションまで落ち切ったため、メサ監督は辞任。アギレ監督が就任し、「別人オソルノ」選手も呼ばれることはなくなりました。
そして、2月13日、仮想クロアチアと考えられるユーゴスラビアを相手に戦うメキシコ代表の中に、なんと別人オソルノ選手の名前が入っていたのです。
「お願いだからオソルノ下げてくれぃ(涙)」とテレビの前で何度も言わしめたオソルノ選手がまたトリコロールの一員として帰って来ます。リーグでの活躍する姿が非凡なだけに「使い物にならん」と一刀両断出来ない所が、オソルノ選手の良い所というか悪い所なのです。
アギレ監督も「使って見ようか」とつい思ってしまったその非凡さをぜひ代表でも発揮してほしいです。「こんどこそ」お願いしたいです。もしも、また別人に成り下がったらもうオソルノという名前で呼ばないで「別人くん」と呼んでやることにしたいと思います。
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