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私のマンマーク
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ミゲル・エレラ
アトランテ監督
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「口の悪さと統計的事実」(2002年開幕シーズン)
アルゼンチン人のロベルト・トロッタ選手がアトランテからプエブラに移籍した時、インタビューで「もうエレラ監督と話さなくて良いかと思うと本当に嬉しい。エレラ監督とは金輪際かかわり合いになりたくない」と、プエブラに移籍できる喜びや来るシーズンの抱負よりアトランテのエレラ監督とかかわり合いにならなくていい喜びを表明するという一件がありました。
こういう意見を述べてもトロッタ選手を批判する人はいませんでした。というのも、このエレラ監督と言う人は非常に口が悪く方々で物議を醸す監督だからです。昨シーズンのテコス戦でのこと、アトランテのキーパーが退場になった一件からテコスの係員と口論になり、その結果暴力沙汰に発展しました。テコスが警察を要請しエレラ監督は警察に拘束されました。拘束を解くためにエレラ監督はテコスに身元引き受け人になってくれるように要請しました。テコスは「協力しますよ」とは言ったものの、実際には協力をせず(怒っていたのはテコスですから、まぁ当然と言えば当然ですが)、エレラ監督はメキシコシティのアトランテが身柄を引き受けるまで警察に勾留されました。また、試合中は悪口雑言の嵐なので、それをテレビ局が特集して放送したことがあります。その後、協会から「少しは口を慎むように」と注意も出ています。
さて、最近のエレラ監督の話題と言えば、「ネカクサ年寄り発言」です。15節アトランテはネカクサのホームで試合をしましたが、その試合前からエレラ監督の舌戦が始まっていました。
「ネカクサは年寄りばっかりだからね〜。もう疲れちゃってるみたいだし。それに比べてうちの選手達は若くて生きが良いからね。ま楽勝だよ」
そう言われると「ホントカナ?」と思うのは人の常です。そこで調べてみました。ネカクサvsアトランテに出ていた選手達。ネカクサの平均年令は30歳。アトランテは26歳。確かにアトランテの方が若いです。でもネカクサのナヴァロ選手は39歳なので、彼が一人で平均をあげている可能性も否定できません。そこで「中央値」を比べてみました。ネカクサは29歳、アトランテは24歳なのです。平均以上に差が開いてしまいました。これはすなわちネカクサの半分の選手は29歳以上。アトランテは半数が24歳以下ということです。口は悪くてもエレラ監督は本当のことを言っていた訳です。
結果はネカクサの年寄りが頑張って若者アトランテを3-0と叩きのめしました。計算はあっていても最後の結果はエレラ監督の思うように行かなかったのです。試合終了後エレラ監督は、その敗戦に怒り、選手達に非常に激しい雷を落としたと伝えられています。
言わなくても良い事を試合前に言っておいて、思惑通りにならないからといって、余計にしかりとばすのではしかりとばされる方もたまらないですね。アトランテのキャプテンだったトロッタ選手が、「もうかかわり合いにならなくていいかと思うと嬉しい」とつい言ってしまった気持ちも分かろうというものです。
(10/30/2002) |
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