仇敵に負けてシーズン終了



今シーズンアメリカとはリギージャを含めて3回戦いましたが、結局3敗でした。シーズン中の敗因は比較的足の遅いルッセンホフ選手をはずして、俊足のアメリカのフォワードに対して対処するという作戦が裏目に出た事でした。スイーパーとして活躍していたルッセンホフ選手をはずした事で、押し込まれゴールを許してしまったのです。
リギージャの1試合目はその前に退場処分になったのが響きました。出場出来なかったのは守備的中盤のエルナンデス選手と攻撃の中盤ペレイラ選手でした。ペレイラ選手が出られなかったのは最後の攻撃の一押しが出来なかったということで、痛かったのですが、欠落という意味で深刻だったのはエルナンデス選手の欠場の方でした。エルナンデス選手がいれば、クルス・アスルはレストレポ選手とエルナンデス選手の2枚のディフェンシブハーフという布陣を組んで、早めに攻撃の芽を摘むという作戦が出来るのですが、レストレポ選手1枚になると、ぽっかりと中盤の守備に穴が開いてしまい、ほとんどプレッシャーをかけられないまま相手に最終列まで攻め込ませてしまうという欠陥があったのです。(これはとりもなおさず他の中盤の選手の守備の意識の薄さという問題もはらんでいます)今日の試合では、アメリカのミスもあって、早々に1点を返したにも関わらず、その後瞬く間に3失点したのは、この前の2試合のミスを繰り返したからです。まず、ルッセンホフ選手を出しませんでした。アメリカの最後の得点のミドルシュートを除けば、最初の2ゴールはいずれも守備の連携の悪さ甘さに起因したものでした。特に2点目のクラウディオ・ロペス選手のゴールは、ドリブルをそのまま見送ってゴールをぶち込まれるというふがいなさ。「ルッセンホフ選手が居たら、思いっきりボールを払っていたはず」の場面でした。
点差を付けられて攻撃しないといけなくなったのは分かりますが、よりによってエルナンデス選手をはずして、守備の意識の全くないペレイラ選手を入れたのは、自殺行為その2でした。ここは我慢して、フォワードのパヴォン選手をはずすか、どうしてもディフェンシブハーフをはずしたいのであれば、レストレポ選手をはずすべきでした。ペレイラ選手はまだ最初のシーズンで、全速力で走るのは30分が限度でした。ですから、早いタイミングで投入するのであれば、守備に効果的な選手をどうしても残しておかないといけなかったのです。この交代は危険すぎました。果たして、瞬く間に中盤を支配され、次々とアブナイ場面を招く結果となったのです。
一番残念だったのは、前半に4点差をつけられ、選手自身がやる気をうしなってしまったことでした。チェリート・デルガド選手は守備が悪いと八つ当たり状態でイライラするそぶりを見せるばかりで、走らなくなりました。そして、シュートもゴールの遥か外に飛ぶ八つ当たり状態。フォンセカ選手は、飛び出しの瞬間が遅く、更にはせっかくのシュートもバーに阻まれるという運にも見放されていました。カルモナ選手はボールを持っても出しどころを失って立ち止まるばかり。
スタジアムはアスルの応援を煽ろうとスピーカーから応援のかけ声を出しましたが、アメリカのファンがそれをかき消しました。

良いシーズンを過ごしながらシーズン終盤に退場の数々で調子を落とし、同じ采配ミスを繰り返し、どこに負けたくないって一番負けたくないチームにホームで大敗するというファンの気持ちを思いっきり逆なでする終わり方をするとは...。もう、言葉になりません...。


-

Posted: Sun - May 22, 2005 at 08:22 PM      


©