14節終了
まずは代表から...。水曜日に行われたウルグアイとの親善試合は、3-1でメキシコ代表が勝ちました。まず、前半17分ボールを持っているのに一向にシュートの気配がないチームメートにしびれを切らしたディフェンダーのサルシード選手が前進してロングシュートを決めて、スコアが動きました。その喜びがまだ収まらないうちに試合が始まってしまい、喜びの輪に加わろうとしていたGKのサンチェス選手が気がついて戻りましたが、ディフェンス陣はおらず、ウルグアイのヴィセンテ・サンチェス選手のパスを受けたセバスティアン・アブレウ選手がゴールを決めました。前半1-1で終了した後半開始直後メキシコがペナルティを得て、ディエゴ・マルティネス選手が2点目を決めました。その後ほどなくフリーキックからルイス・ペレス選手が3点目を決めました。ウルグアイは得点を返そうとかなり激しく追い立てましたが、得点にはならず、試合はそのまま3-1で終了しました。
14節が行われています。そろそろリギージャの行方が決まり始めて来ているので、リギージャ当落線上にいるチームはどこも「絶対負けたくない」とアグレッシブにプレーしています。
まず、アトランテvsハグアレスは、アトランテは今シーズンは総合最下位とはっきり言えば、既にシーズンは終わっておりますが、監督が変わってからスペクタクルでもなく負け続けているので、意地を見せて勝ちたいところでした。対するハグアレスはアメリカの不敗記録を破り、UNAMを惨殺して勢いにのっていました。しかし、ふたを開けてみるとお互いにぱっとしない状況がずっと続きました。とはいえ、前半はハグアレスが主導権を握っていましたが、後半になりホームのアトランテが目覚めた様でした。そして、やっとこさセバスティアン・「ハマゴル」・ゴンサレス選手がゴールを決め、アトランテ悲願の勝ち点3が目前ni迫ったのでした。ところが、ついている...というのはこういう事をいうのかも知れません。試合終了直前にハグアレスのサラビア選手がゴールを決めて引き分けに持ち込んだのです。(まっすぐ負けるより、心理的にこういった負け方の方がアトランテの選手やファンはがっくりきたでしょうねぇ...)
同じ時間に行われたクリアカン・ドラドスvsテコスはドラドスはリギージャの可能性が無いとは言えない上に降格の事を考えたらここはぜひとも勝っておきたいところでしたし、テコスにしても現在グループ3位につけているのと、やはり降格の事を考えないといけないため、なんとか勝っておきたいところでした。結果はテコスのマルコン選手がセットプレーからゴールを決め、リリングストン選手が追加点を入れてテコスが貴重な勝ち点3を得ました。
続いて、アメリカを前節終了間際に突き放して勢いにのるヴェラクルスがクルス・アスルをホームに迎えました。クルス・アスルはGKのオスカル・ペレス選手のお母様が亡くなり、ベラクルス戦には出場しないのではないかと言われていましたが、結局出場しました。クルス・アスルにとっては弔い合戦ともなりました。試合は序盤激しい応酬でしたが、15分にミゲル・アコスタ選手が後ろから激しいタックルをセサール・デルガド選手にぶちかまして、一発退場になりました。その後はかずの有利もあってほとんどクルス・アスルがボールをコントロールしていました。しかしながら、ゴールは遠く、60分にセサール・デルガド選手がフランシスコ・フォンセカ選手に絶好球のクロスをあげ、フォンセカ選手がそれを突っ込んでクルス・アスルが先制しました。結局それが決勝点となりクルス・アスルが勝ちました。
調子が悪く監督が変わったティグレスですがリギージャに残る為にはなんとか勝たないといけない状況でした。更にはティグレスはホームで非常に強いと言われているにも関わらず、ティグレスがホームで最後に勝ったのは9節で、ファンの不満もかなりなものになっていたでしょう。トルーカもリギージャの為にはぜひとも勝っておきたい状況でした。この試合見なかったのですが、最初にトルーカのシーニャ選手がゴールを決めた後、80分過ぎまで試合は動かなかった様です。シルヴェラ選手がゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んだものの、その後トルーカが2点を加えて結局1-3でトルーカが勝ち、ティグレスはまたもやホームで黒星を喫してしまいました。
土曜日最後のネカクサvsパチュカはお互いにリギージャを決めたいという気合いのぶつかり合いで面白い試合でした。ネカクサのトレソール・モレノ選手のゴールでネカクサが先制し、ほどなくパチュカの若手のロンディン選手がスーパーゴールを決めて、引き分けにおいつきました。ネカクサの激しい攻撃にパチュカのGKカレロ選手が舞い、奇跡的にゴールを守ったりの息も付かせぬ展開が続きました。そして、ロンディン選手がボールを得てゴールに迫ったとき、ネカクサのゴンサレス選手が覚悟のファウルでロンディン選手をひき倒し、ゴンサレス選手は退場。ネカクサは一人少なくなりました。しかし、パチュカはその人数的優位をゴールに結びつける事が出来ませでした。特に、今まで絶好調だったクエバス選手がボールの持ち過ぎで完全にブレーキとなり数々のゴールチャンスをつぶし続けました。そのうちネカクサのアルフレッド・モレノ選手がミドルシュートを豪快にパチュカのネットに突き刺し、一人少ないネカクサが再びパチュカを引き離しました。それが決勝点となりネカクサはリギージャを確定。パチュカにとっては非常に痛い一敗となりました。
日曜日にはいり、クラシコではありませんがUNAMvsアメリカの一戦が行われました。UNAMは先週ハグアレスに5失点と絶不調、この試合に負けたらウーゴ・サンチェス監督が辞任すると言われておりました。一方のアメリカもハグアレスに負けて以来ヴェラクルスに連敗、コパ・スダメリカーナのヴェレス戦もホームで2点差をつけられて破れ、調子が落ちています。不調同士の対戦でしたが、監督達はその不調を断ち切る為にかなり大幅なメンバーチェンジをして対戦に臨みました。結果笑ったのは1-2でアメリカでしたが、この大一番に審判団もかなり緊張していた様で、オフサイドではなかった両チームのゴールを一つづつオフサイドと判定しました。これが正しくゴールとなっていたらもう少しエキサイティングな展開になっていたかも知れません。
続いて行われたサンルイスvsモンテレイは降格の危機におびえるサンルイスとリギージャを決めたいモンテレイの激しいぶつかり合いになりました。しかしながら、両チームとも「これ」といった決めてに欠いて、大味な試合展開でした。まず、後半始まってほどなくエルヴィッティ選手が後ろから走り込んで来てゴールを決めて、モンテレイが先制。そのまま試合は動かず、85分までのらりくらりとしていましたが、サンルイスのマルセロ・ゲレロ選手のカーブの掛かった技ありゴールでサンルイスが追いつきました。その直後サンルイスのアリエル・ゴンサレス選手がどうやっても外せないだろうというぜっこうのチャンスを外して追加点が得られませんでした。それと対照的に、ゴンサレス選手の失敗の直後、途中から入ったモンテレイのフランコ選手は難しい確度からゴールを決めサンルイスを突き放しました。
14節最後の試合、サントスは不調のアトラスを迎えました。この試合何を思ったかサントスは明らかにスタメンの選手達を多数ベンチに下げて、若い選手達のデビュー大会の様な様相でした。それでも、ホームに強いサントス。2点を早々とアトラスからもぎ取って試合を決めたかに見えました。しかし、勝負の神様はそう言う奢ったサントスをお気に召さなかったのかも知れません。降格が気になって一生懸命のアトラスにだんだん試合の勢いが傾いていったのです。サントスのディフェンスの集中力の無さは余りに酷いものでした。そのざるディフェンスを突いて、アトラスが2点をもぎ取り引き分けに持ち込みました。サントスとしては、ここで勝っておくことがリギージャへの望みに大きくちがったはずなのですが、スタメンを温存してアトラスを甘く見る必要があったのか...理解に苦しむところです。
14節終了で、アメリカ、ネカクサ、トルーカ、クルス・アスル、モンテレイがリギージャを決めたと伝えられています。あと3チームの熾烈な争いがあと3試合で行われます。
Posted: Sun - October 30, 2005 at 09:56 PM