道具と利用目的、およびスキル
利用目的の間違いを道具のせいにしてはいけない。道具を「便利でない」という理由で責めるのは間違ってないが、それは利用目的が「間違ってない」という前提に基づいている。
じゃあ利用目的が間違っていなければ良いかと言うと、そうでもない。使い方が難しい道具の場合、それをうまく使えるようになるまで修行の期間が必要である。道具に不慣れな期間は、思ったような効果がでないかもしれない。修行するのが面倒=便利じゃない道具、と思われるのは悲しい。使い方が楽にこした事はないけど。
新しい道具を人に薦めるときに、しばしば衝突が起こる。そんな時に、ここで書いたような事を他人に解り易く示すのは難しいなーと感じていて、とりあえず最低でも議論を進めるには、自分が思っている「道具の利用目的」をはっきりさせておく必要があるんだろな、と思う。そうすると、そういう使い方は想定していません、というぐらいだったら言えるようになる。
次の段階で、じゃあその道具のベストな使い方は?というのは、実は一朝一夕ではいかないテーマで、今までに見た事もないような新しい道具については「ベストな使い方」なんて、そうそう簡単にわかるもんではない。かと言って、慣れてきたら多分便利です、ではなかなか通じない。ベストな使い方なんて、そう簡単に確立できないから、できれば自分以外の人達と一緒に修行していきたいんだけど、お互いに道具と利用目的、およびその習得期間、コストvs効果、それらの境界について合意が取れてないと、議論が噛みあわない。道具の使い方、本当に便利な道具かどうか?という議論を始める前に、そこで合意を取らないといけない。
ここ半年の悩みは、境界線を他人とシェアする事、です。
Posted: 月 - 9月 6, 2004 at 01:46 午前