池田秀一「シャアへの鎮魂歌
わが青春の赤い彗星」
シャアの中の人、池田秀一さんの自伝。なぜか最近、ガンダムづいております。当たり前ながら御本人はシャアと全く違う。まず驚いたのが、そのお人柄。決して驕らない文体、また声優という仕事に対する誇りなど、人として見習いたい箇所が多数。飲ミュニケーションを重視した交友関係も、まるで目の前に赤ちょうちんが浮かぶよう。素敵です。「評伝シャア・アズナブル」は作劇の技術書として読んでも面白いと思うが、理屈詰めの本なので読みにくい面がある。一方、この本はサクッと読めるし、実際に演じた立場からの一家言というのは理屈を超えた説得力がある。正解が無い、どうとでも取れるキャラクターを自分の意志で演じる、というのは、非常に厳しい作業に思う。制作現場の裏話も楽しいし、ガンダムを知らない人も読んだらそれなりに面白いのではないでしょうか。モノづくりに関わる人、すべてに通じるものがある。池田秀一「シャアへの鎮魂歌
わが青春の赤い彗星」
Posted: 水 - 5月 16, 2007 at 01:33 午前