《後楽園通り観光参道化構想》

図ー1参道構想位置図(赤いラインが参道)
現在の岡山城を含めた後楽園は、現状のままでは再浮上は難しいが、ポテンシャルを掘り起こせば、すばらしい効果と可能性が出てくると睨んだ。地元と競合のもっとも無い分野は、いうまでもなく観光の発掘である。その手だてが、
後楽園通り〜観光参道化構想である。

図ー2参道構想配置図
最小の投資で最高の効果を上げる具体的なヴィジョンを以下紹介する。
■ 具体的なヴィジョン

図ー3 構想概念図
1
現在の後楽園の正門、残夢軒、鶴見橋から後楽園通りを参道に見立てる。岡山振興局の土地を、観光バスターミナルと観光バス駐車場に変えて参道入り口とする。現状の河岸沿いの後楽園駐車場は原則廃止する。
2 参道沿いの区間は、ポイント的に公的機関による物産館、武家屋敷再生、観光センターなどを設置し、道路は参道らしく改修する。後は民間資本の参入や業態転換と投資を誘起させて整備する。
3 受け皿を作って観光客の目を岡山に向けさせ、現在の後楽園年間入場者数(約80万人)を100万人アップさせる。金沢兼六園並み(約200万人弱)にはできるであろう。
4 カルチャーゾーンの施設間ネットワークの幹線とすることで人通りをつくる。各施設活動を活性化させて、エリア入場者をさらに100万人アップさせる。
5 滞留時間と回遊性を高め、食事、宿泊の整った観光エリアに成長させる。
6 岡山は変わった元気になったという情報を外部に発信することで、注目度は飛躍的に高まる。
7 我が都市のアイデンティティの再生をとおして、市民に勇気と自信と愛着が一層生まれる。
8 林原の発表した「ザハヤシバラシティ」の計画に先行させる。相互に好影響をもたらす。年間数百万人の来岡者が、ここでカウントできるようになる。
■ 実行するためのポイント
1 岡山県地方振興局は、現在縮小再編協議が進行中で2004年度にその方針が決まるというスケジュールにあわせて、岡山振興局の移転を働きかけて、その跡地を観光バス駐車場にする。同時に現在の河岸駐車場は原則廃止する。
2 エリアの最大の魅力である旭川沿い景観を楽しむ商スペースゾーンを、後楽園向かいの中出石町に創出する。このエリアの景観の良さは特にトワイライトの時間帯が見落とされており、その時間帯の景観を中心として城下の記憶を呼び覚しながら歴史濃い空間を満喫できる飲食施設街(住居共存)として整備する。
3 岡山県、岡山市などの観光施策、物産館、観光センターの設置を促す。
4 ここ数年来後楽園ではじまったイベントなどの頻度と内容をいっそう充実させる。また、後楽園周囲のライトアップも必要となろう。
5 後楽園通りの既存の沿道阻害要素の転換誘導
6 沿線地元住民へのアッピール、理解、賛同
7 観光業界団体をはじめ各種団体の協力、応援