奉書の大きさ(二つの系列)


済みませんが、詳細は「浮世絵学」(1997酒井雁高/浮世絵学、日本浮世絵学会)を参照してください。産地によっても大きさが異なる。しかし驚いたことに浮世絵の大きさはA系列、大錦はA3の大きさになっており、かなり合理的な断裁をしていたことが分かる。また西欧と違い、1/3などに断裁する短冊、角版などの大きさにも注目する必要がある。

4 奉書寸法
奉書寸法 (単位 cm)
長方短方名称1/2 1/3 1/4 1/6 1/8
75.8x45.5幅廣奉書(丈長奉書)
57.8x45.5御所奉書
56.1x42.4大廣奉書
54.5x40.9中廣奉書(御前奉書)
53.0x39.4大奉書(本柾)27.3大判18.2大短17.2中短8.8中短8.8中短
52.1x34.8延紙(加賀)(半紙倍判)
51.5x36.4奉書
50.9x17.9絵半切
50.0x36.4中奉書
50.0x33.3御書物紙(間判)22.7間判17.2細絵11.5間短11.5細短
50.0x32.7書物目録
48.5x33.3西ノ内
45.5x33.3小奉書(相小) 
41.5x30.3美濃紙(倍判)
43.9x31.8御上式紙
43.9x33.0杉原紙(播磨)
42.4x31.8月成奉書
41.5x30.3美濃判
41.5x30.0塵小菊
40.9x28.2書院紙
34.8x26.1半紙判(倍判は延紙)
30.9x22.7美濃半紙
28.8x21.2小菊紙
28.8x21.2小菊判
26.5x19.1中判(大判
25.8x18.2小菊紙(鼻紙)
22.9x17.0角判(大短の上下二切)
21.8x8.7十二切(大短の四切)
18.5x13.5九切(大短の上中下、三切)
17.6x12.1四切(奉書の八切)

*奉書標準は大判系列(本柾53.0)と間判系列(御書物50.0)の二系統がある。
*浮世絵(版画)の寸法は奉書の竪切、1/2、1/3、1/4の最大値を示している。
*中判、角判はA2断裁と同様、竪切の後、横切となる。
*十二切、九切、四切は奉書を基準とした名称(浅野秀剛氏?の提案による)。




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