高岡市男女平等推進センターと市民の協働

 高岡男女平等推進センターと市民の協働――高岡男女平等推進センターオープニングイベントに参加して            斉藤正美

 高岡市男女平等推進センターオープニングイベントに参加した感想(eセンタープロジェクトのMLへの書き込みから)斉藤正美

・個人のネットワーキンググループであるeセンタープロジェクトが2004417-18と2日間開催された男女平等推進センターのオープニングイベントの主催を実行されたのは、「市民との協働」に取り組んできた高岡の女性を中心とした市民ならではの試みでした。新施設が設立されたわけですから行政も慣れていないし、企画から実行まで3ヶ月くらいしかない中で、数多くの参加グループをまとめて実行されたのはほんとに大変な事業だったと思います。

 

・単にあの場に足を運んだだけの私でも目が充血してちかちかした2日間だったのだから、責任を担ってこられた方々の肉体的、精神的お疲れはさぞかしのことと思います。

・感じたことはいっぱいあるけれど、一つだけいうとすれば、昨日の野村センター長さんのご挨拶でも、男女平等推進センターの目的を2つきちんと(市民活動の拠点&男女平等社会実現を具体化する拠点)おっしゃっておられて私は感激しました。

・また、「号外!男女平等推進センターだより」でも、表紙に男女平等の推進という、いまの社会では口にやさしくないことばをきちんと発しておられました。これも、eセンターのみなさんが1月から今まで行政と関わり続けてこられたことが(常にそこに目があることが)実質的チェックになっているのだろうと思いました。

・「共同参画」や「共生」と名の付くセンターがその当初掲げたであろう目的が途中からずれていってしまうケースが多々あるので、高岡の男女平等推進センターがしっかりとその目的をこのオープニングイベン トを通じて確認しつつ発信していかれたことが一番の成果ではないかと私は思いました。これが協働ということの実質的成果だろうと思った次第です。

・高岡市および市民がネーミングを含めてこれを常に意識していかれるということは行政が市民が周囲に合わせたりしてついぐらつかないためにも重要だなと改め て思いました。

・高岡以外の方からもこの「男女平等」というネーミングによくぞできたねというメールもいただき、あらためてそう気づかされました。「共生」だったらどういう意味にでもとれますものね・・・

・本心ではあまりのらないかもしれない「男女平等」というメッセージを高岡市行政が出し続けるのはやはり市民の目がおおきいだろうと思います。大変な思いをしながらも、設立までの準備期間においてそのようなチェック機 関になっていただいたeセンターのみなさんに感謝したい気持ちでいっぱいです。

・これは「男女平等」を狭くとらえてそれを金科玉条のごとくしがみついていくべきだと言っているのではありません。そうではなくて「男女平等」を出発点&基本としてそれを多様性や人権ということで幅を広げていく方針が重要だし、ぐらつかないためにも重要な戦略なんだろうなと思ったわけです。

eセンターがオープニングを主催したことの一番の成果がセンターの性格をき ちんと決定することだったと私は感じました。

・これだけの成果をつくったe センターの評価をどのようにして「行政評価」にきちっと反映させていくか、

ということが、次なる課題となってくると思います。それは必然的に、行政の仕事を市民がいかに評価するか、

行政と市民との「協働」のかたちとその評価システムを市民がどのようにデザインしていくかという課題であると思います。


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