はじめてやるビリヤード

  STEP-3 球の厚みを理解する。




球と球がぶつかったときに、そのふたつの球の中心点と中心点を結んだ延長線上に基本的にはぶつかった球は走っていきます。その延長線上にポケットがあれば球は落ちるわけです。

狙って落とす。まずそのためには正しい狙いを知らなければなりません。そんなにむずかしいことではないので、ここでしっかりと厚みの基本を頭の中に入れてしまいましょう。







図にするとこのようになります。今度ビリヤード場に行ったときはすぐにゲームを始めないで(あせる気持ちはわかりますが)、最初の30分はこのような基本を確認しながら、まずはひとりで練習をするようにしましょう。

上の図のように球をセットしてください。ふたつの球の中心点の延長線上にポケットがありますか?大丈夫ならaが本当にポケットに落ちるか確認してみてください。

新たな球をbに対して厚く当ててみてください。

aはポケットに落ちましたか?もし落ちなかったときにはふたつの原因が考えられます。

1. セッティングを間違えていた。
 (中心点と中心点の延長線上がポケットに向かっていなかった。

2. bに対する厚みが薄かった。もしくは球の中心を撞いていなかった。
 (スロウが発生してしまい、aの軌道がズレてしまった)。

もう一度チェックをして、やり直してみてください。



では、今度は球の厚みを見て、しっかりと記憶する練習です。



aとbをもう一度セットしてみてください。そして手球をいろんな位置に置きましょう。あなたの目の位置は、置いた手球とbの球のライン上です。そこからaとbの球の重なり具合を観察してみてください。

すいぶん重なり方がちがうでしょう?それが肉眼で見た厚みです。



最後に、bの球をはずしてしまいましょう。

bの球は現実には実在しない球です。でも、ここまで実践していれば、もうあなたの頭の中にはこの球のイメージがしっかりと焼き付いているはずです。そう、この実在しない球のことを「イメージ・ボール」と呼びます。

aを左上のポケットに落とすためのポイントはひとつしかありません。そのためには手球がどの位置にあってもbのポイントに運ばなくてはaの球はポケットに向かわないことは理解できたと思います。イメージボールは常に一定なのですね。

入れたいポケットに対して90度以内であれば的球をポケットに入れることができます(正確にはスロウを利用すれば、90度以上でもカットすることはできますが、これについてはいつか別の機会に説明します)。ですからこの範囲内に手球を置いて、正確にイメージボールをイメージする。そのような練習をしてみてください。



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