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Emotional Instability


不安定日常を生きよう。

あのね、バイクはね不安定な乗り物なのですよ(またその話か!)

赤ちゃんが「高い高〜い!」を喜ぶのはどうしてだと思いますか?
幼児用の遊具にブランコ、シーソー、ぐるぐる回る乗り物が欠かせないのはどうしてだと思いますか?
遊園地の絶叫マシーンが次から次へとエスカレートしていくのはどうしてだと思いますか?

それはね、なぜかというとね、じつはね、「人は根源的にフィジカルにもメンタルにも揺さぶられることを欲している」からなのです(たぶん)
人はヒトであるために必然的にRollin' and Tumblin'なのですよ、たぶん。

(身体的に)揺さぶられること、不安定さにさらされること、は前庭器官への刺激となりそれはとりもなおさず人間が二足歩行できるようになるためのトレーニングでもあると思うのですが、そのためのインセンティブとしてなにかしらの快感物質が脳内に分泌されるのではないかと思うのですょ(推測)

そして同じことが自我形成の過程でも起こっていて、(精神的に)揺さぶられ不安定さにさらされることでヒトは”自分”という物語を作り出すことができるのではないかと思うのですよ(憶測)

ブルーズ音楽が人の心に響くのは、ブルーノート・スケールの”不安定さ”による共振ですし、映画でも小説でもドラマでも物語を成立させるのは登場人物や筋書きの揺れやブレですよね(たぶん)

お酒でもカフェインでも、アッパー系の物質摂取によって神経が鋭敏になり喜怒哀楽が表に出やすくなるのもある種の揺さぶられですよね(たぶん)


人は、ヒトとして生きてるってことがそのまま身体的にも精神的にも不安定さを(潜在的にしろ)求めることと同義なのです(妄想)

生身の身体で空間を三次元的に移動し気流の鳴る音を聴くことのできる行為は、じつはそれほど多く体験できることではありません。
バイク乗るとか、サーフィンするとか、スキーとか、くらいでしょうか?パッと思いつくのは。
純粋に”不安定さ”のなかに身を置き、揺れやブレを体感することは貴重な経験でもあるのです。
そう考えるとあのブルース・ブラウンがドキュメンタリー映画の名作として名高い『On Any Sunday 』と『The Endless Summer 』両方を撮ったことがすんなりと腑に落ちますもんね。

バイク乗りはね、幼児的なんですよ(たぶん)
ブランコやシーソー乗るのと同じなんですよ、バイク乗るのは(たぶん)
ブランコ漕ぐことに意味がないのと同じで、バイク乗ることにも意味なんてありません(たぶん)

幼児化してるんですよ、いい歳こいたおっさんなのに。

いやね、”幼児化”という表現はとても後ろ向きな響きなのですが、未だ途上にある自我しか持たない不安定さの孕む”可能性”に、私はとてもシンパシーを感じます。
自己も自我も意味も理屈も正解も間違いも倫理も道徳も正義も悪も社会も世界も、なにもかもが未発達で混沌としていたあの頃への憧憬を捨てきれないのですよ。

この社会ではね、大人はね、”安定している”ことになっていますよ。表面上は。建前的には。
「社会的信用度が高い」とは、あるなにかに確かに根を張ってしっかりとした土台に立ってることですよ(たぶん)そして”あるなにか”とは組織であったり血であったり富であったり名声であったり知性や理性であったりするのですよ(たぶん)
そういう人は”安定している”として社会から認められ、重宝がられるのですよ。

でもね、しかしね、どんなに安定しているように見えても、どんな人もヒトである以上やっぱり揺れやブレを必要としているのだと思うのですょ(憶測)
無邪気に意味もなく漕ぎ続けるブランコのあの揺れを、欲しているのですよ(推測)

多面的で多元的で多層的なヒトという生き物は、ある一面だけを自分の物語の中心に置いてしまうとバランスが崩れるのです(たぶん)
”どこからどう見ても清廉潔白な人格者”というような人物像こそ、最も怪しむべきなのかもしれませんょ(妄想)

だからね、私は、(必要以上に)声高に正義を口にする人や組織を信用しきれません。
だからね、私は、(必要以上に)倫理や道徳を重んじる人や組織を信用しきれません。
だからね、私は、(必要以上に)あるひとつの価値観だけを妄信しているような人や組織を信用しきれません。

なんとか原理主義とかなんやら絶対主義とかなになに至上主義とか、そういう主義には与しません。

そういう人や組織が失しているバランスが、いろんな不幸や悲しみの元凶なのではないかとも考えているのです。



ヒトはマトモなら、程度の差こそあれみんな情緒不安定なのですよ。
この世界が不安定なように、人の心の中や魂も、いつも揺れたりブレたりしているのですよ。

不安定な世界を、未成熟で不安定な魂のまま生きようと思います。
そのことで、傷つけたり傷ついたりすることそのものも、ぜんぶ自分の中に受け止めながらね。




とかいうようなことを、推測と憶測と妄想といっぱいの”たぶん”で思いつきで書いてみましたょ。

なにが言いたいんでしょうかね、私は。いったい。


あ、そーだ!
だから私は不安定な体位を好m…(ry




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Posted: 木 - 10月 19, 2006 at 06:01 午後          

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