The Motorcycle Diaries
週末にまた東京に遊びにいってました。
いやホント、東京ってところはいろいろ楽しーです。私のような田舎者がのこのこお出かけしていっても、それなりに楽しめるのはもともとほとんどの人がオノボリさんな都市だから、ということとも関係あるのかもしれませんね。善し悪しはいろいろですが、皆がみんな”よそ者”という関係性が生みだす距離感って、なかなか心地よいものだったりする場合も多いものです。(ま、そこで実際に日常を生きるという実生活に関係のない私のような本当のヨソモノ故の感想かもしれませんが…)なにについても予定を立てることが大嫌いな私ですが、今回の上京には目的もありました。先週封切りの話題の映画『モーターサイクル・ダイアリーズ
』を観ることです。なんでもかなりの混雑具合と事前に聞いていたものですから覚悟して行きましたけど、やっぱり込んでましたね。恵比寿という土地柄もあるのか、オシャレな映画ファンで埋まってましたよ。平日はどうか知りませんが、事前に整理券をもらってからじゃないと入れません。
ガーデンプレイスはこの週末にもう、クリスマスツリーの設置作業のようです。で、この映画ですが、ホントになかなか楽しめました。バイクにもチェ・ゲバラにも全く知識や関心がなくても楽しめる映画だと思います。裏を返すと、題名ほどはモーターサイクルに重要な意味付けは与えられていません(物語中盤でお釈迦になっちゃって、もう出てきませんし…)し、ゲバラ本人のその後の人生を直接的に匂わせるような(革命とかゲリラとかの)エピソードはほとんど含まれません。しょうじき若き日のゲバラの人物像が、あれほど人格者であったかどうかは知る由もありませんが、「ひとりの真っ直ぐな若者」の物語として、素直に受け入れられる構成になっていると思います。観客の中には、それこそゲバラの直接的支持者であったろう世代のオトーサンもけっこういらっしゃいました。ガクセーウンドーが、いったい何だったのか、については私などが語る資格は全くないのですが、少なくともいま現在、この日本という国の社会の仕組みの中で意思決定をする立場にある層の方々が多く関わっておられたのだろう、という気はします。幸せとは何か、正義とは何か、イデオロギーとはなにか。そういったことを考えることはとてもとても大切なことだと思いますし、若者である時代に、本気で(命を掛けて)悩むことはその後の人生の何よりも重要な糧になると思います。しかし、幸福や正義が、どの時代のどの地域の誰にでも当てはめることのできる「あるひとつの形」だというような結論を出すようなことには、とてもとても危ない匂いを感じてしまいます。長く頭の片隅にも上がってこなかった「チェ・ゲバラ」などという言葉(これはある種の”象徴”であるし”概念”かもしれません)を久しぶりに想って、いろいろいろいろ考えちゃった週末でした。あ、白金においしーお蕎麦屋さんがありますねー。新蕎麦を堪能させていただきました。あと、恵比寿や白金って、ヘーキでフェラーリが何台かおきに走ってたりするのねん。信じられませんよ、田舎者には。★2004.10.28追記↑これも読んでみたいです。
Posted: 月 - 10月 25, 2004 at 09:15 午前
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