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Deja Vu◆Crosby,Stills,Nash&Young


人の出会いと関係性が生みだす宝石。

アタリマエのことですが、人間は一人きりじゃ生きていけません。

現代人は、生存という最低限の状態を維持することさえ困難であるのはとても明白なこと。
衣食住を満たすことを、”自分一人きりの力”で成している人は(ほとんど)いないはずです。
それどころか、そもそも「自分が自分である」ということを知るには、自分以外の誰か(他者)が必要なわけで、私というのは常に誰かに対しての”相対的な”私であって、他人がいなけりゃ「じぶん」がどんな奴なのかさえわからないわけです。
(そんなアタリマエのことに気付かずに”自分一人で生きてる”なんて粋がってた10代の頃がお恥ずかしいです…)

そんなこと思うと、素敵なもの、幸せなことを含めなにかを生みだしたり、得たりするときに”いつどこでどんな誰と”出会い関係を持つか、ということが、とてもとてもとても重要だということがわかります。
デジャ・ヴ
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング

イーストウエスト・ジャパン 1995-12-21
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んで、この人たち。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングです。
60年代のカウンター・カルチャーを代表する奇跡のロックバンド。
元バーズのデイヴィッド・クロスビー、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーブン・スティルス、元ホリーズのグラハム・ナッシュのグループに、あのニール・ヤングが加わった1970年発売のアルバムです。

まさに、主役ばっかりのバンド。
とてもとてもアーシーで、切なくて優しさに満ち満ちていて、それでいて疾走感とかパンチ力みたいなものを失っていない、ほんとに一曲も捨て曲の無い完璧なアルバム。
この時代に、このメンバーが出会うべくして出会い、時代の空気を切り取って1枚のレコードの中に閉じ込めた、これもほんとに人生に欠かせないアルバムです。

ロックバンドというものは、ほんとに人間の出会いと関係性の重要さをよく教えてくれますね。
個性というのが互いを触媒としてプラスのベクトルで噴出するときの力を、まざまざと見せつけてくれます。

どのチームでも4番打者を務められる力のあるバッターが集まった野球チームや、世界各国の代表エース級が集うスペインのレアル・マドリーのようなサッカーチームが、ほんとうに【良い状態で】爆発したときのゲームというのは、まさに芸術の域に達するともいえるほど人々を魅了するパフォーマンスを発揮することがありますが、CSN&Yは、そういう意味でロック界の”スーパー・セッション”のひとつの頂点にあったグループだったかもしれません。

そして、4番打者ばかりの野球チームや、スター選手ばかりのサッカーチームがそうであるように、主役ばっかりのバンドも、いつもいつまでも最高のパフォーマンスを発揮できるわけではありません。
このグループの終焉は、サイケでヒッピーでウッドストックな60年代という”時代”そのものに幕引きをしていったとも言えるのではないでしょうか。

もともとが”長く続ける”ための関係性ではなかったのですね。
やっぱり集団スポーツにはたとえ地味でも適所に適材と言われるキャスティングが必要ですし、それはきっとロックバンドでも同じなのです。長く続けるには、たとえ(ハゲで)地味でもフロントマンを支えるチャーリー・ワッツのような存在が必要なのです。


よく、恋愛関係や友人関係でも趣味や好みや性格が”違う”ことを「不一致」などといって、関係の障害のように言いますが、ほんとにそうでしょうか。
私は、そうは思いません。
趣味でも好みでも”自分と違う”からこそ、関係はうまくいくのだと思うんですけれどね。

いろんなところが”いっしょ”だったら、好きなことの時間を共有できたりして時にはとても楽しくて良いかもしれません。
しかし、それはスーパー・セッションと同じで、長続きはしないのだと思います。

お互いに”違う”からこそ、お互いを想い感じる想像力も養われ、理解し、尊重しあえるのではないでしょうか。
なにもかも同じ、似ているばっかりの相手だと、逆に甘えのなかで溺れてしまったり、お互いの成長はないように感じます。


なんとなくね、経験的にそんなふうに思います。


趣味も好みも性格も生い立ちも、ぜ〜んぜん違う誰かとの出会いと関係を、大切にしようと思います。



だから、私はいつもアメカジの小汚い格好ですが、デートのお相手はガーターに釣りタイツなおねえ系の女性が大好きなのです。

だから、私は真面目で堅物でユーモアのセンスも無くてぜんぜんHではないので、すっごくえっちぃなおねえさんが大好きなのです。



そこんとこ、ヨロシク、です。


Posted: 水 - 1月 12, 2005 at 10:24 午前          

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