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ロックンロール・ヒーロー


もう先月号になるので、ちょっとタイムリーではないんですが、雑誌「Free&Easy 」9月号について。


特集は”ロックンロール・ヒーロー”。


矢沢永吉
ボブ・ディラン
佐野元春
横山剣
忌野清志郎
水口”PITPI”晴幸
鮎川誠
森山達也
Char

と、そうそうたるメンバーのインタビュー。
熱いですねー。皆さん。
そして、熱さを持ったまま歳を経てきて、ほんとうにいいアジを出されています。
Rockという”生き方”が、こういうふうに社会性を纏って認められるのも、こういうパイオニアたちのおかげですね。
ここまで生き延びられた人たちに共通するのは、ある種の「ヌキ加減」でしょうか。
そしてそれらは、60歳を過ぎてもステージを跳ね回るミック・ジャガーの持つ姿勢と同じですね、きっと。
ニューヨークにオフィスを構え、ジョギングをして身体を維持するミック・ジャガー。
「そんなのRockじゃねー」という威勢の良い声も聞こえそうですが(若者は、そう言うべきです)、人は誰も年齢を重ね生き続け、その時々の自分と対峙するしか無いのです。

コラム記事のポール・マッカートニーのインタビューにも、このことを強く感じました。
タイトルがこれまたおあつらえ向きに「Still Alive」です。
911テロに関する受け答えなど読んでいて、「ああ、この人はやっぱりこういう人格なのだなぁ」と感じました。
ジョンが生きていて、まったく同じ質問をされたら…、と意味の無いタラレバを考えてしまったり…。


ジャニス・ジョップリン
ジム・モリスン
ブライアン・ジョーンズ
ジミ・ヘンドリクス
最近ではカート・コバーンでしょうか。
そういう夭逝した本物のロックスターだけなのです。
永遠の若者。永遠の反逆者。永遠の聖者であり続けられるのは。
彼らは”ヌケ”なかったんでしょうね。いっぱいいっぱいで。
天才過ぎて。


「Don't Trust Over Thirty!」

(繰り返しますが、若者はそう叫ぶべきです)
そんな呪文も遠い昔。
アッというまに私もあなたもいいオヤジです。

さぁ、どういうふうに責任を取りましょうか?
理不尽さに中指を立て、縛られることにつばを吐き、「オレはオレ自身を真っ直ぐに生きるんだ!」と誓ったあの遠い日に。

いや、責任などとれるはず無いのです。誰にも。
私たちは(という言い方は正確ではありませんね「私は」です)気付いていなかったのです。
もっと大きなものに生かされているんだ、ってこと。
自分自身を生きる、というのは、自分とそれを取り巻くすべてのまわりと「いっしょに」生きてるんだってこと。

そういうこと、感覚的に知っている日本人のホンモノのロックンロール・ヒーローについて、小野里編集長がコラムで語っています。
サザンオールスターズの桑田佳祐さんについてです。
最後は「あえて桑田佳祐とは対極にある世界観をクリエイトしたつもりだ。この一冊は、私が思う日本最強のロックンローラー、桑田佳祐に贈るオマージュでもあるのだ。」と、結ばれています。
ほんとうに、まったく同感です。




こんな青臭いこと恥ずかしげもなく書いて、センチメンタルな気持ちになってしまうのは、これも歳をとったためだと思います。

しかしまだまだ「アオい」です。
これからも”Rockという生き方”や”バイク乗りという生き方”について、いろいろいろいろ考えも変わってゆくでしょう。

その時にはまた、書いてみたいと思います。



Posted: 火 - 9月 7, 2004 at 10:13 午前          

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