愛して繋がる
う〜ん、ええ話や。なんと幸せな”バイク・ライフ”の始まりでしょうね。「族に入ったら、バイクは返却」なんて、ホントに”ありえねぇ〜”と思えるエピソードですが、このおっちゃんのバイクとお客に対する深い愛情が伝わってきますね。なんかねー、ほんっと懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか。どの分野でも同じようなことはあるのでしょうけど、こういうことが”バイクに乗る”ことの大きな魅力のひとつでもあると思うのです。私思うにマクドナルド的接客マニュアルや、ISO9001の言う品質マネジメントシステムなどというものは、確かに一定の質を維持する上で非常に有効な考え方、取り組みだとは思うのですが、それはどっちかと言うと「できないヤツを、できるようにする」とか「マイナスをプラマイ・ゼロに近づける」とかそーいう方向の思想に裏付けされていて、それとはまったく別な次元の在り方に、このバイク屋のおっちゃんのような姿勢が位置づけられるのではないでしょうか。そして、たとえ仏頂面で愛想が悪くても、ほんとうの意味で『顧客の側に立っている』のは、こういうおっちゃんのほうだと思うのです。たぶん単なる”商行為”としての『商売』とは別の(というかそれを含みながらもっと高みにある)”道”と呼んでもよいような姿勢というものがあるのではないでしょうか。最近ではフレンドリーでニコニコ接客、デパートやチェーンの飲食店の店員のようなバイク屋さんも多くなりましたが、それでもまだまだ”バイク屋のオヤジ”っていうのは偏屈のコダワリ者な方々も多いです。バイク関係Blogやホームページなどで情報発信されているそういう”コダワリバイク屋”さんたちもいらっしゃいますが、そういう方々の言葉の重みや、表面には現れにくい深い深い(バイクと顧客に対する)愛情のようなものに触れる時、「あー、やっぱバイクってステキだな〜」と感じるのです。こんなオヤジに「よし、お前はコレに乗れ!」とマッハSS(こんなの薦めてもらえたことも、もの凄いことですよねー)なんかを差し出されたりしたら、もうほんと、そのバイクを愛して愛して愛し抜くに決まってますよねー。”バイクに乗る”ということは、その行為そのものが持つ様々な快楽やしあわせとともに、このような”人と人との出会い”や”人とモノとの出会い”がたくさん起こることに大きな幸せがあるのですね。高校生のyamatatzさんが”顔見たくない”と思っていたおっちゃんのことを、30年後に人生の別な場面で思い出して感謝される、ということにそれは現れているのだと思います。ある意味では”命を賭けて”関わる必要のあるバイクという乗り物を通して、年齢や立場を超えて繋がり合えたところが出会いの深みを増してくれてもいるのでしょう。愛をもって人と関わる、モノと関わることの大切さと素晴らしさが伝わってくるエピソードです。改めて、バイクに出会えたことの幸せ、バイクを通じて様々な人と出会えたことの幸せ、人生に広がりと深みを持たせてくれたことの喜びをかみしめて、感謝したいと思います。誰か私に「よっし、オマエはコレに乗れ!」と、こんなの
でも薦めてもらえないでしょうかねぇー。愛し抜いちゃいますよ。
Posted: 月 - 12月 6, 2004 at 10:15 午前
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