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A-2の季節


ここのところ休日の朝、エンジンに火を入れたら真っ先に向かうところは近所のスターバックス・コーヒーになっています。


どこに行くとも決めずにバイクに股がった休日には、暖気を兼ねて15分程度の道程を行き、ひとりでゆっくりとコーヒーを飲みながら、その日のルートを考えたりするのです。
私のよく行く店舗だけなのかもしれませんが、休日の朝(といっても10時くらいだけど…)のSTARBUCKS Coffee スターバックスはとても落ち着ける雰囲気です。
まったく人間のできていない私は、喫煙者でもあるのでほとんど店舗の中に座ったことはなく、いつも外のテーブルに灰皿といっしょに陣取るのですが、そこから見える街の風景は、午後のそれとはまったく違った落ち着いたもののように感じられます。
交通の流れも穏やかだし、なんといっても休日の午前中なので行き来する人たちからも「これから」という感じが滲み出ていて、なにか見ているこちらまで"シャキッとした気持ち"にさせてくれるのです。
そういう街の風景を眺めながら、いろんなこと考えるともなく考えながらコーヒーを飲む時間は、いまの私になくてはならない大切なものになってしまいました。

そんないつもの風景を乱すちょっとした出来事が、昨日はありました。
いつものとおり「本日のコーヒー」をオーダーして外のテーブル席を確保しようとしたときから眼に入っていたのですが、私の隣の隣にはジャージ姿のオジサン二人。この方達、なんかテーブルに"缶ビール"(いや、缶発泡酒だったなアレは…)とおつまみセットのようなもの広げてけっこう大きな声で話しています。このお店でなにかオーダーしているのだとは思うのですが、チラッと見て「あれれ、そんなんアリなの?」と思っていました。
案の定しばらくすると店員のおねえさんが出てきて、「申し訳ないですが、持ち込みはお断りしていますので…」みたいなこと言ってます。するともうけっこういい感じに出来上がってしまっているオジサンの片方が"逆切れ"を始めたのです。
ちょっともうここでは書きたくないような言葉を使って、しかも酔いの加減で呂律が回らない調子でおねえさんにまくしたてるのです。
店側は最初ひとりで対応していたのですが、そのうち中から二人出てきて「ほかのお客さんのご迷惑になりますから…」みたいなこと繰り返しますが、わめいてるオジサンにはぜんぜん通じてません。
あーもうイヤだなぁ、と思いながら、それでもオジサンよりはおねえさんの方が断然大好きな私はひとこと言ってやろうかと思い始めた時に、男性店員が出てきて、そうするとすぐにオジサン二人は捨て台詞を吐いて立ち去りました。

ふぅ。
ま、有りがちなことなのかもしれませんが世の中には「こーはなりたくないなぁ」と思える反面教師さんたちはいっぱいいますね。
そういう意味でも"街に出る"ことは人格形成にとっても大切なことなのではないかとも思えます。


閑話休題。


さてさて、よい季節になりましたね。
あんな暑かった夏も逝ってしまい、少し雨が心配なことを除けばバイクに乗るのにとても良い季節です。
そして、フライトジャケット好きにとっては今シーズンのA-2 デビューの時期です。

夏の終わりというと、皆さん何か特別に寂しさを感じられることが多いようなのですが(って、私の周りに"夏好き"が多いだけか?)、私はこの季節がとてもとても大好きです。
シーズンオフにオイルを入れたりジッパーをグリスアップしてきたA-2が、やっと羽織れるのですから。
ま、もともとがアメリカ陸軍航空隊の夏季用フライトジャケットなので、防寒性はほとんど期待できないこのジャケット。じつは年間通しても着用できる時期はそれほど多くありません。
革フェチの私は真夏でもエアコン効かせた屋内などで馴染ませるために取っ替え引っ替え革ジャン着てたりする変態ですが、一般的にはまだまだこの時期に「革」というとちょっと季節感ズレてる感覚を受けられるのではないでしょうか。
(って、お盆に行ったマッコイズ代官山本店のスタッフさんは真夏にも関わらずA-2羽織ってましたけど…)
それでも「バイク乗り」ということで革を纏うことが許されるので、幸せです。
ひょっとすると私は革を着たいためにバイク乗ってるのかも、とか思ってみたりもしちゃいます。

久しぶりにA-2着てのライディング。
いやー、いいですね。とっても。
タイトフィットのレザーを身に着けてバイク乗ると、ほんとに一体感が増したような気になれます。

かの有名なライト兄弟が人類初の航空機による飛行を成功させたのが1903年。
そしてその同じ年に、ハーレー・ダヴィッドソンは初のモーターサイクルを誕生させているのです。
飛行機とモーターサイクルは、ほとんど同じ時代背景から誕生し、ほとんど同じ歴史を持っているんですね。
このあたり、なにかとても深い繋がりを感じてしまいます。
ごく初期のフライトジャケットは、ほとんどライディング用途のジャケットを流用したものであったようですし、求められる機能としてもとても似たものがあったのだと思います。(現代ではお互いに求められる機能にかなり開きがありますが…)
用品店のライディング専門ジャケットが好きになれない私にとって、バイクに乗る衣料としてフライトジャケットがほぼ唯一の選択肢になっていることも、そんなに的外れではない気もします。だってハーレーなんて乗り物としてのバイクの進化から見ると、ほとんど昔と変わってないようなものですから…。


ちなみにA-2好きの間でよく行われる襟の癖付けのためのスナップボタン外しですが、バイク乗る時にはきちんと留めたほうがよいです。
速度が上がると襟がバタついてメットにばんばん当たってきますから。
このあたりも、実用に即したデザインが施されているのだなぁ、と感心するところでもあるのです。



あ、なんか興味ない人にはほんとにどーでもいいヲタなエントリになってしまった。


スミマセン。ひとり言です。




Posted: 金 - 9月 24, 2004 at 09:51 午前          

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