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アルファ(Alpha Industries)MA-1


もーずいぶん寒くなってきて、秋っていうよりいきなり冬なんじゃないかってなくらいですねー。


寒い季節の定番上着、MA-1はフライトジャケットとかアメカジとかぜんぜん興味のない方にも深く浸透している定番衣料なのではないでしょうか。
もーそれこそ犬の散歩してるおじいちゃんまで着ているというような浸透ぶり。

私のMA-1は、アメリカAlpha Industries アルファ社のモデルです。

フライトジャケット好きの現在の私の原点とも言えるジャケットです。
これを手に入れたのは高校1年生の頃でした。
1986年なのですが、この年はあの映画『TOPGUN トップガン』が公開され、主演のトム・クルーズが大人気。
映画でトム・クルーズが着用していたのは海軍のレザー・ジャケットであるG-1で、MA-1などどこにも登場しないのですが、なぜか映画の影響もあってMA-1が巷で大流行したのです。(バイク乗りにとってはこの映画でトム・クルーズがライドするNinjaのことが最も印象深いのではないでしょうか。私もいちばん心に焼き付いているシーンです。)

アメカジスタイルの定番衣料として、それまでもなんどかブームはあったようですが、このときほど爆発的に流行したことはなかったと思います。
もうね、ありとあらゆるカジュアル衣料屋さんにコピーMA-1が溢れていました。
街中では、猫も杓子もってなくらいみんな着てましたね。

当時はリアルマッコイズやバズリクソンズ誕生以前でしたし、マトモなフライトジャケットを手に入れようとすると米軍の払下げ品を扱うお店などで実物中古を買うか、民間用に作成しているMade In U.S.A.のいくつかのブランドの新品を買うしか方法はありませんでした。
アルファ以外にも、オーチャード・モーターサイクル社やスピーワック社、アヴィレックス社などが民間モデルをリリースしていましたが、そんな中でも最も実物と近いのがアルファ社のMA-1だったのです。

しょうじき、後期の正規支給品実物と民間モデルを見分けるのはポケット内側のタブに示される「MADE IN USA」表記があるかないか、くらいで、それ以外はまったく同等品ということで、MA-1ならアルファ社”だけ”がホンモノだ、という風潮でした。

MA-1は米空軍のフライトジャケットとして旧陸軍航空隊の時代から開発が進められてきたB-15 系統のジャケットの完成形とされており、ほんとにバランスの取れた隙のないデザインの衣料だと思います。
本来は(というのは戦闘機に乗るため)インターメディエイト・ゾーンという中間気温域で使用するために開発されたジャケットですが、日本で街着としての利用なら真冬の寒さでも対応できると思います。(北海道など極寒地域を除く)

いまとなってはマッコイズやバズのものすごいコダワリと完成度のフライトジャケットを知ってしまって、なかなか出番のないジャケットなのですが、それでも私の(カコワルイ)10代のほとんどの冬を知って、私がいままで乗ったすべてのバイクといっしょに過ごしてきた衣料なので、ものすごく思い入れも大きいです。
本当にいろんな思い出が詰まっているジャケットです。

考えてみたら、16歳のときの服でいまでも着られるモノって、皆さんどのくらい持ってます?
モノとしてのタフネスもそうですが、こういうところが流行廃りに左右されないアメカジ衣料のいちばんの魅力なのだと感じます。

クルマのCMに”モノより思い出”というとても素敵なコピーがありましたが、モノそのものに付随する大切な思い出というものも、たくさんあるのだと思います。

私はもっともっと歳をとって、ヨボヨボになって、そんな頃にこの16歳のときに手に入れたMA-1を羽織ってそれまでの人生を振り返りたいと考えています。

素敵な思い出がたくさんある人生、それが本当に幸福な人生なのではないでしょうか。





で、ぜ〜んぜん関係ないのですが、最近←横のナビゲーションエリア「ABOUT ME」欄のリンクのコメントいじってみました。
それについてだ〜れもツッコミ頂けないのでひどく落ち込んでいます。

放置されるボケは、ものすごく寂しいものですね。

くすん。

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Posted: 金 - 10月 29, 2004 at 11:26 午前          

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