バズリクソンズ(Buzz
Rickson's)B-2
バイク乗りの皆様、これからの季節になにを着て乗りますか?
今年こそは最強の防寒服を手に入れるぞ!と、夏頃から企てていました。用品店系やアウトドア系のハイテク衣料に馴染めない私は、やっぱりアメカジ路線でってことで、各種ライダースジャケットを検討していたのですが、”バイクは空を飛ぶ”と妄想…考えてる私は、やっぱりフライトジャケットに落ち着いてしまいました。今回検討した中では、リアルマッコイズBucoのダブル・ライダース、エアロレザーのハーフ・ベルテッド、マッコイかバズのB-3、B-6、D-1またはN-3系などのフライトジャケット、東洋の熊ジャン、ラングリッツ…は、高すぎてアウト・オブ・眼中。ダブル・ライダースはスタイル的にちょっとコテコテ度数が高くなりそうなのと、バイク以外に合わせづらいので却下。ハーフベルテッドは防寒性の点でいまひとつなので却下。B-3、B-6、D-1などのシープ系ジャケットは、そのシェル素材がタフネスの点で心もとないので却下。N-3系は防寒性はいちばん高そうですし、着回しも利きそうですし良いのですが、なにせ剥き出しの空冷エンジンとアッツアツのマフラーがすぐそこにあるバイクのため、熱で溶けてしまうことが怖くて却下。熊ジャンは、クマ出没が相次いでいるため間違われて撃たれそうなので却下。そんなこんなの検討で、決めたのはコレ。
またまたバズリクソンズ
の復刻フライトジャケット、B-2
です。う〜ん、どぅ?カッコよすぎじゃないですか?アウターシェルはホースハイド、インナーはウールモケット、とっても大きな襟にはシープムートンで、これ以上あったかい服があるか?という感じの防寒服です。(この襟ね、立てると顔の大部分が覆われてしまいます。きっと吹雪の中でも大丈夫)もともとはアメリカ陸軍航空隊が1931年に採用した冬季用の飛行服です。当時の飛行機のコクピットは密閉されておらず、高度を上げて飛行するとそれはそれは寒かったのでしょう。ライト兄弟が初飛行を成してからまだ30年も経っていない頃のことですもんね。飛行服自体が試行錯誤を繰り返しながら発展した時期でもあり、飛行というシチュエーションが要求する機能を探りながら、アメリカよりも主にヨーロッパでギアとして発展していったということが言われています。(ヨーロッパにはオープンカーやモーターサイクル用のウェアを製造するダンヒルなどのブランドがあったから、ということです)ライダースジャケットに範を取った時期の飛行服ということで、このB-2のディティールは様々なところでライダースジャケット然としています。とくに袖口の大きなジッパーやウエストのベルトなどは、まんまライダースジャケットの仕様ですね。
フライトジャケットに興味のない方にも有名なあのB-3のひと世代前のジャケットなのですが、このモデルを復刻服として製品化したのは(私の知る限り)アメリカのロストワールド社、アビレックス社と、このバズリクソンズだけではないでしょうか。【追記】あ、エヴィスも創ってた(ような気がします)。専門の資料本などでも実物写真などが見れるのはごく限られたムックだけで、フライトジャケット好きにとってもとても珍しいモデルだと言えると思います。バズでは過去に一度だけ2000年に復刻されていますが、そのときのモデルとは革質やフィニッシュ、細部のディティールがだいぶ異なっています。今期のモデルは当時の実在コントラクター、ウェーバー・レザーコート社実名ラベルが付いてますし、革質は以前のバズの象徴だった極厚ホースハイドとは異なり最近の復刻A-2などに使用されるブロンコ・ハイドに近い感じの皺などが目立ちしなやかで馴染みやすそうな馬皮を使っています。仕上げも前回のピグメントと違ってラッカーフィニッシュ。パッチポケットの形状や襟を閉じるためのストラップがループ留めのボタンになったり、といろいろ。いやホント、マジにあったかいですよ。とっても。まだ真冬ではないので、ほんとうの極寒ライディングに耐えられるかどうか試せてませんが、この服でダメなときはもう凍結してるので走れない、と考えたほうが良いくらいじゃないかと想像します。いまのところ不満は、左前身頃のほとんどマチ無しパッチポケットがひとつだけ、ということでほとんどなにもモノ入れがない、ってことくらいでしょうか。(資料本の実物写真ではこのポッケが付いているのを見たことがありません。バズさんの演出なのか、他の実物資料をお持ちなのかよくわかりません…)これからガンガン着込んで、冬場の機能性や使い勝手をレビューしてゆきたいと思います。リアルマッコイズの存在のために”二軍”とか”Bチーム”扱いされ続けてきたバズリクソンズですが、ナイロン系ジャケットではもうずいぶん以前から、レザー系でも最近はマッコイズにまったく劣らない復刻クオリティになってきたのではないでしょうか。そのぶんジワジワと価格もマッコイさんに近づいてきてるのは気になりますが…★久しぶりに(私にとっては)大物のお買い物したので嬉しくなってベラベラとオタッキーな内容書いてしまいましたが、ふと我にかえるとこのBlog見てくださる方でこんな話をおもしろがってくださる人はいるのかしらん?下ネタ無しでもよいですか?チ○コ!
Posted: 水 - 11月 17, 2004 at 01:35 午後