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インシグニアレザー(Insignia Leather)G-1


お寒い日が続きますがお寒いジャンバーネタをひとつ。

革製フライトジャケットといえば、なんといってもアメリカ陸軍航空隊のA-2 が有名であり人気も高いのですが、純粋にジャケットとしての機能性だけを言うならば、海軍を代表するレザー・ジャケットのG-1は、A-2をはるかに凌ぐ快適な作りになっていて、とてもとても使い勝手に優れているのです。

私のこのG-1は、インシグニアレザー社というブランドの復刻品です。
Spec.55J14というG-1としては初期の頃のモデルの復刻で、素材は山羊。
ゴートスキンは銀面が強靭でしなやかな性質を持っており、ホースハイドのA-2なんかと比べてもとても軟らかな着心地がします。
襟ボアがあること、内ポケットがあること、背中にアクションプリーツを持つこと、などなど本当にジャケットとしての機能だけならばA-2の何世代も先をいくようなディティールが与えられているジャケットです。

思えば80年代中期頃、いわゆるリアルマッコイズ以前のフライトジャケット市場では、忠実で良質なレプリカジャケットを製造するメイカーはほんの一握りでした。
アヴィレックスがトホホな作りのトンデモA-2をさも”ホンモノ顔”して供給してた頃、イーストマン、ロストワールド、ウィルス&ガイガー、ブリルブロスといったごく一部の外国ブランドがマトモなフライトジャケットを限定的に製造していたに過ぎませんでした。
そんな頃に、精力的に幅広いラインナップで(ある程度)リアルな復刻ジャケットを供給してくれていたのが、このインシグニアレザー社だったのです。

いまとなってはリアルマッコイズ、バズリクソンズ、イーストマン、FEWなどの超リアル復刻に比して詰めの甘いところもいっぱい見つかるのですが、それでも価格はこれらの復刻ジャケットの半額程度だったんじゃないかということ考えると、とてもとてもいい仕事をしてくれていたと思います。

夏季用ジャケットであるA-2に対して、いちおうインターミディエイト・ゾーン用に分類されるG-1は、バイク乗るにもとっても適してます。
まあ、いまの季節の極寒に耐えるにはインナーにいろいろ着込まないとちょっと心もとないですがね。


しかしまあ、似たようなデザインのB-10やB-15系などでもそうなのですが、こんなジャケット、フライトジャケットに興味ない一般の人たちから見ればただのオッサンジャンバーですね。
ハンチング被って耳に赤鉛筆指してるようなオッサンにもとっても似合っちゃいそうなのです。

そーいう意味でもリアル・オッサンに成長したいまの私は昔と比べてももっとこのジャケットが似合うはずなので、これからも大切に付き合っていきたいと思います。






Posted: 土 - 1月 21, 2006 at 11:55 午前          

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