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Published On: 10月 30, 2009 02:05 午後
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足元を見られる?
ノーザンプトンからやって来た、私のオン・タイム用のシューズたち。
いやこの前ね、
Free&Easy
紙上で小野里編集長のコレクション拝見しましたので便乗して。(ぜんぜん勝負にならないコレクションですが…)
アメカジ好きで普段から小汚いジーパンばっかり履いてる私ですが、それでもやっぱりこの歳になると仕事とか仕事とか仕事とかでは”ちょっとはマトモに見られる”格好しなきゃなんない時もあるわけでして、そーいうときにはいつものアメリカ製ワーク・ブーツじゃあやっぱりちょっとアレなわけでして、そーいう場面用に使ってるのはもっぱらイギリスのオックスフォード・シューズたちなのです。
まずは、英国靴の基本。標準。チャーチ(
Church's English Shoes
)様。
万能タイプのストレート・チップ。黒。ビジネスから冠婚葬祭までのオンタイムにおいてオールマイティ。
ちょっとカジュアルな時には、のメダリオン付きストレート・チップ。赤茶。
もっとカジュアルにはスウェードのウィング・チップ。茶。
で、次は英国靴のなかで私が最も大好きなブランド、ポールセン・スコーン(
Poulsen Skone
)のモンクストラップ。
現在は
New&Lingwood
のシューズブランドとなっているようで、ダブルネームみたいな表記になってます。
これもホントに使い回しの利く便利な靴ですね。
もひとつはアメリカン・トラッド・シューズの雄(
Alden
)オールデン。
いわゆるUチップと呼ばれているタイプの黒。革は有名なコードバンでなく牛。
これもジーンズにジャケット・スタイルみたいなときにもバッチリ使えて重宝します。
英国本気靴には他にもクロケット&ジョーンズやエドワード・グリーンや至高のジョン・ロブなどもありますが、私は経験がありません。
はじめての本気靴としては、私はやっぱり「チャーチ」をオススメしますね。
ま、20代の頃には背伸びしたい気持ちもあったり自分を中身以上に見せたいなどという卑屈な気持ちもあったりして、特にシューズについてはいろいろコダワリもあったりしたのですが、最近ではホントにそういう見栄っぽいことはどーでもよくなってきて、そういう意味では履く機会もめっきり少なくなってきた靴たちなのです。
最近では仕事でもジーンズでいることが多く、アメリカン・ワークブーツとまではいかないのですがけっこうカジュアルな靴履いてます。
これや、これ。
両方ともトリッカーズ(
Trickers
)なのですが、上のブーツは一時期大流行りしたカントリーブーツ。下のはもっとカジュアルなレザー・スニーカー。
小野里編集長は父親に「靴だけは安物を履くな」と、教えられたそうですが、当たり前ですが私はそんな格好いい人生訓を教えてくれるような親父ではなかったですし、もうちょっと若い頃には同じように考えていた時期もあったりしたのですが、最近ではあんまりそーいうこと思わなくなりました。
どのようなファッション関係の書物やスタイルブック的なものにもすべて、「オシャレは足元から」とかいうフレーズが載っていますね。
海外のホテルや”一流”(←て言葉もどーなの)のレストランやバーなんかでも、その人の履物を品定めして対応がかわるのだとか…
きっとたぶん、そうなのでしょう、ほんとうのことなのでしょう。
けどね、でもね、たとえそれが本当のことだとしても、いまの私は「どーっちでもいいやあ」って感じなのです。
もーね、そういうところで判断される基準のある場所とは、一生無縁でもいいや〜とも思えるのです。
若い頃はね「ナメラレル」という状況や場面こそが、自分の全人格を否定されてるようで、どーしても許し難いことでした。
そのために、もういろんなこと、ありとあらゆることで自分を武装するために、”どんな格好するか”ということは、どんな本読んでるか、どれほど知識や技術を持ってるか、どれだけ信念や意思を持ってるか、などということと同等の重みを持っていたような気もするのです。
でもね、完全にオヤジになったいまの私にとって”見た目の問題”で周りにどう思われるかってことは、ずいぶんどーでもいいことになってきました。
逆にね、どんな靴履いてる、どんな腕時計してる、どんな鞄持ってる、どんなクルマ乗ってる、とか、まず最初に他人見てそーいうところでその人を量ろうとする感覚のこと、とってもキライになりつつあります。
まるで初対面でいきなり「どこの大学出身ですか?」とか、女性や若者に対して「おいくつですか?」とすぐ年齢を訊くような人みたいな感じ。
考えてみたら当たり前のことなんですけどね。
性差や年齢差や肌の色や話す言葉や宗教観や歴史観が違っても、人は人です。
どんな服着てようが、どんなモノ持ってようが、趣味や趣向や考え方が異なっていても、大切なことはその人が”一対一の関係性のなかで自分と向き合え、意思疎通と意見交換ができるかどうか”なのだと思うのです。
そーいう意味で、「足元を見られる」(舐められる)ことは、いまの私にとってけっこうどーでも良いことです。
っていうか、「舐められる」のはどっちか言うと、好き。
舐めるのも、スキ。
Posted: 水 - 10月 19, 2005 at 01:36 午後
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