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琵琶湖一周ツーリング


目的地もな〜んにも決めずにぶらっと出かけたんですが、気がついたら琵琶湖の北のほうまで来ていたのでそのまま一周しちゃいました。


大原→367号線→朽木村→安曇川→奥琵琶湖→長浜→彦根→近江八幡→栗東→名神高速→京都のルートで、約250km。

琵琶湖というのは関西のマイナー県「滋賀県」にある日本でいちばん大きな湖です。
関東の方とか、あんまりご存知じゃないようですね、「琵琶湖って京都にあるんじゃないの?」とか言われたことあります。

そんなマイナーな地方都市は、私の故郷でもあります。

最近は湖岸の周遊道路も整備されて、タンデムなどの下道ツーリングならかなりオススメのルートでもあります。
雲の隙間から湖面に降り注ぐ太陽の光の柱が、神々しささえ感じさせてくれて、のんびり景色を楽しみながら流すのは、ほんとうに気持ちよかったです。

先日装着した純正ソロシートも快適で、適度な柔らかさと厚みがお尻や腰の痛みを軽減してくれました。

特にソロツーリングで走っているときに強く感じるのですが、”バイクに乗る”という行為が孕むなにか特殊な内向きの思考。
走っているとき、ライディングそのものへの集中はもちろん必要なのですが、頭の中ではほんとうにいろんなことが渦巻いています。
それは自我が拡大してゆく感覚なのか、エスの領域の解放なのかわかりませんが、確かに日常の中では味わえない”なにか”が存在します。

人間は(という言い方が不適切なら「私は」でもよいのですが…)矛盾を抱えながら生きています。

そういう矛盾は、ロジカルに説明しようとすればするほど出口のない泥沼へと陥りがちです。
矛盾を受け入れること、は若いうちにはとてもできるものではなかったです。
モノゴトの本質やとても大切なことは、往々にして言葉などでは説明できないものなのだ、ということに気付いたのはずいぶん歳をとってからのことでした。
自分の弱さを受け入れることは、他人を理解するときや包み込むときにとても大切なのだと知ったのも。

バイクで走る時、私は”言葉じゃない””理屈じゃない”なにかと対峙します。
瞬間の中に潜む永遠に出会います。


今回走った琵琶湖の湖岸道路沿いには、10代の頃の自分が(無免でノーヘルで)「矛盾」へ対する怒りと恐れの感情だけで走り回った農道がありました。

あの頃の自分は、いまの私を見て「負けやがった、寝返りやがった」と感じるかもしれません。

そのことをも、受け入れたいと思うのです。

大切なのは”勝ち負け”などではないのだ、ともしもあの頃の自分に出会えるなら伝えてあげたいです。



きっと言うこと聞かないだろうな〜。

こんなオヤジの戯れ言。


Posted: 木 - 11月 4, 2004 at 09:55 午前          

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