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「国家の品格」 藤原正彦著 の読後感想
昨日(2/21)、織田裕二主演の「県庁の星」の試写会に伊丹のダイヤモンドシティの映画館に家内と出かけました。 階下のブックストアで、藤原正彦著の「国家の品格」を購入。 ■『国家の品格』 藤原正彦著 新潮新書 (2005年11月20日 発行/2006.2/15 15刷 680円) *藤原正彦:1943年生まれ。お茶の水女子大学理学部教授/数学者 http://book.shinchosha.co.jp/wadainohon/610141-6/
国家、並びに社会の動向について様々な危惧を感じていたこともあり、本日、4時間程で一気に読み終えました。 自らを省み国家の行くべき道について探られた内容でした。 著者が高く評価している新渡戸稲造の「武士道」とその根底を流れる「武士道精神」については、著者が指摘しているように、様々な見解もありますが、国家として歩むべき一つの方向性となりうるものと思います。 ただ、「武士道」が、仏教(禅)、儒教、神道から取り入れた様々な「精神」にとどまることなく、かつて取り入れることを拒んだキリスト教の精神を受け入れる時、初めて普遍的な「武士道精神」となりうるものと思われます。かつて、キリシタン武将の高山右近の内に見いだされる高貴さは、その実例ではないでしょうか。 願わくば、真の国際人たる新たな「高山右近」や新渡辺稲造のごとき人物が混迷を深める21世紀にあって、大勢輩出されるよう願うものです。
昨晩、旧約聖書の預言者イザヤ(BC.750〜700頃)のメッセージの一節に目が止まりました。 アッシリヤによる北イスラエル王国の崩壊、そして、その後に起る南ユダ王国のバビロニヤによる崩壊とバビロン捕囚を前にイスラエルに対して語られた預言のメッセージです。イザヤは当時のエルサレムの王や指導者に対する警告と神の裁きのメッセージだけでなく、キリストの誕生とその生涯、世の終わりにおける神の御子キリストによる回復と平安、世界の諸国に対する正しい統治について預言しています。 特に下記のイザヤ書の一節は、21世紀の私たちに対する神の問いかけでもあると思うのです。 為政者や指導者の品格や品性とは何か、そして、「国家の品格」とはどのようなものなのか? です。 皆様は、どのように感じられますでしょうか?
見よ。ひとりの王が正義によって治め、首長たちは公義によってつかさどる。 彼らはみな、風を避ける避け所、あらしを避ける隠れ場のようになり、砂漠にある水の流れ、かわききった地にある大きな岩の陰のようになる。 見る者は目を堅く閉ざさず、聞く者は耳を傾ける。 気短な者の心も知識を悟り、どもりの舌も、はっきりと早口で語ることができる。 もはや、しれ者が高貴な人と呼ばれることがなく、ならず者が上流の人と言われることもない。 なぜなら、しれ者は恥ずべきことを語り、その心は不法をたくらんで、神を敬わず、主に向かって迷いごとを語り、飢えている者を飢えさせ、渇いている者に飲み物を飲ませないからだ。 ならず者、そのやり方は悪い。彼はみだらなことをたくらみ、貧しい者が正しいことを申し立てても、偽りを語って身分の低い者を滅ぼす。 しかし、高貴な人は高貴なことを計画し、高貴なことを、いつもする。 <旧約聖書:イザヤ書32章1節〜8節>
--------------------------------------------------------------------------------------------- <参考> キリスト教と剣道: http://homepage.mac.com/s_igusa/Menu51.html (*笹森建美 「キリスト教と武士道」へのリンク) http://www.aoyamagakuin.jp/rcenter/story_110.html ---------------------------------------------------------------------------------------------
*「国家の品格」 作者: 藤原 正彦 出版社: 新潮社 発売日: 2005/11
*「武士道」 作者: 新渡戸 稲造 翻訳:奈良本達也 出版社: 三笠書房 発売日: 1997/07
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