巻 レギュラー獲りあきらめん
 ドイツW杯(6月9日開幕)に出場する日本代表のFW巻誠一郎(25)=千葉=が25日、サポーターの寄せ書きの入ったチームフラッグに、決意を新たにした。24日に福島・Jヴィレッジで合宿を打ち上げ、代表は一度解散。26日午後にドイツへ出発する。束の間の休日を利用して千葉・市原市内のクラブハウスでマッサージを受けた巻は、チームから計10枚に及ぶメッセージ入りフラッグを受け取り、レギュラー獲りに再び闘志を燃やした。
 疲労困ぱいだった巻の心と体に、勇気と力がわいた。縦1メートル
×横1・5メートルのフラッグには、巻の活躍を願うサポーターの思いがぎっしりと詰まっていた。21日のナビスコ杯清水戦(フクアリ)で実施されたこの企画は、所属する千葉だけではなく、清水サポーターからも多くの書き込みがあった。
 海外組との初めての代表合宿で
ジーコの序列を思い知らされた。福島合宿の練習試合2試合は控え組。先発出場のカベを肌で感じ、自信を失いかけていた。
 心だけではなく体もボロボロだった。この日午前中に千葉のクラブハウスへ足を運び、ドイツ出発前の貴重な休日をマッサージに費やした。7日のオフ以降、休みなしに駆け抜けてきた。キリン杯で
最後の代表入りをアピールし、13日のスコットランド戦出場翌日もナビスコ杯に出場。執念でドイツ行き切符を勝ち取り、福島合宿になだれ込んだ。
 巻の闘志を再び燃え上がらせたのは10枚にも及ぶフラッグに書かれた期待の言葉。「これだけの応援をしてもらえて、頑張らないといけないという気持ち。ゆっくりと(一つ一つのメッセージを)見ようと思う」と語る表情に光が差した。最後まであきらめずに代表入りを果たした巻が、先発争いでも不屈の執念をみせる。

[デイリースポーツ]

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スポーツナビ 2006526 11:52 ]

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サポーターからの寄せ書きに
笑顔で目を通す日本代表・巻
【デイリースポーツ】