どこに置くかは、そのとき、その場所に、その雰囲気に丁度よくあればいいことです。
気持ちよく時を刻む空間を演出する(してあげる)事が一番大事なことです。
縁台は使って(使われて)こそ本領を発揮します。
用途によって様々な状況が考えられます。「色や形、大きさはどうするか...」の前にどんな処に置いて、どんな人が交わり、そこから何が生まれるかを想像してみてください。
「縁」という字は
・ちなむ たよる ゆかり つながり かかりあい まつわる...
・因によって果を生ずる作用 まつりあわせ...
縁台のラテン語 "Banco" は銀行の語源でもあり
・〜のたまる処 浅瀬 堆(たい) とどまる...
縁台の起こりは縁側で、内と外の微妙な関係の場ともいえます。
縁台の置かれている場所もテンポラリー(一時的・臨時)な流動的な状況がイメージできます。
べっとりとでなく、わずか、かすか、ほのか、こまやか...な感覚が豊かなつながり、動き、流れ...の前提条件ともいえます。