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今年のF1にはいくつかの重要なレギュレーションの変更がありました。掲示板にも質問があったの書いておきます。なんといっても非常に大きいのがこの3つ。
壱について・・・これまでF1のみどころのひとつとしてピットインがありました。ピットに車が入ってくるとタイヤを素早く交換し燃料を補給する・・・。しかしこの光景は2005年は見られません。今年はタイヤ交換は行われないのです。2005年のF1は金曜には2セット、土日には1セットづつのタイヤしか使えなくなってしまったのです。 つまり日曜は予選3周+決勝300kmをタイヤ交換ナシで走りきらなくてはいけません。これまではピットインすることによって新タイヤを得ることができ、その後数周のパフォーマンスが上がることが期待できました。しかし2005年ではピットインしても新タイヤが得られない、すなわち各車にとってピットインするメリットが減ったことになります。よって今年はピット回数が少なくなると予想されます。恐らくモナコでは全車1ストップ、モンツァも1ストップだらけの可能性が大きいです。 佐藤琢磨とフェリペマッサはオーストラリアGP土曜の予選でタイムを出すことができなかったため(ミハエルシューマッハもタイムは出したがボロボロだった)、決勝はピットスタート+1Stop作戦をとる可能性が大きいと考えられます。 05/4/13追記 弐について 昔のF1は練習走行用、予選用、決勝用と複数のエンジンを1グランプリ中に使い捨てていました。しかしこれではコストがかかりすぎるので、去年まで1グランプリ1エンジン制度となっていました。どのチームも3日間で1つのエンジンを使いきること。つまりフリー走行約20周*4+予選2回6周+決勝300kmのざっと800kmを1エンジンで走らなければいけませんでした。 しかし今年はこのルールが拡張され、2グランプリ1エンジン制となりました。つまりざっと1600kmを1つのエンジンで走りきらなくてはいけません。ラウンド1のオーストラリアGPで各車が積んでいるエンジンは、次回のマレーシアGPの決勝を走りきるまで使用されます。これにより奇数GPではエンジンをブン回すと、次のGPに響く恐れがあるため、ここでは温存するということも考えられます。 データが大本営発表通りなら、去年から1500kmに対応してきたトヨタエンジンは有利に、反対に去年の800キロでもまるで自分のタバコスポンサーを宣伝するかのごとくフッ飛んできたホンダ、メルセデスの各エンジンには厳しいと思われます。
参について これは危険だとかスピードダウンとかじゃなくて見る側としてのおもしろさの改良(?)です。去年までは予選一回目は各車燃料を少なく積み軽い車でアタックしていました。つまりそのクルマの本当の速さが見れたわけですが、予選一回目で決まるのは二回目の出走順だけで、決勝のグリッドは予選二回目だけで決まっていました。予選二回目から決勝までマシンをいじることは許されず、特に燃料を補給することはできません。つまり各車は予選2回目の3周+最初のピットストップまでの7+n周の燃料を積んでアタックしなければならず、クルマの本当の速さがわかりませんでした。じゃあこれらを両方合わせればいいじゃないか、という発想で来たのが今年のレギュレーションです。 しかし、オーストラリアGPで早くも問題が露呈してしまいました。予選一回目が終わった段階でほとんど順位が確定してしまったからです。(参照)(僕だってまさかこの画像作る前にトップからミハエルが30秒離されるとは思わなかったさ)オーストラリアGPの予選一回目は運に頼るとこが多分にありました。運も実力のうちなのは確かですが、あまりエキサイティングとはいえないのでは・・・?今回が特殊なのかもしれんけど。昔は「予選走行時間」というのを決めて、その中でならいくらでも(というわけじゃないけど)アタックしていいというレギュで、昔からF1を見ている人にはこっちを支持する人も少なく有りません。(ちなみに「予選走行時間」の予選の方がメジャーで、F-Nipponや全日本GT選手権等で採用されています) 05/4/13追記 |