隊長さんの部屋

 おやあ? お客さんかな? はいはいはい、全女性の味方、ダンディでシブイおぢさん、サウル・カダフですよーーん!!!!! 女性だったらもうじーーーーっくりおもてなしいたします。

 おや、オトコもいる??? オトコはイカン、オトコだったらかえんなさい。何、お酒持ってきた? それを早く言いなさいってば。いやいや、いい奴だね、あんた。

 飲もう!!! どっちにしたって今夜はかえさんぞーーーーわはははははははははは!!!!!

 

おや?  どうやらまたお客さんのようだ。男かなー、女かなー。待遇違うから注意してねーーーーと。

こんにちは、村娘のアレナです。

オンナーーー!!!!!! 超ラッキーーーーーー!!!!!! (ここでちょっとカッコつけ)さあ、どうぞどうぞ。何かご用かな?? ご用がなくてもばっちり歓迎しますよーーん!!!!。

突然ですが、私はあなたの大ファンです。
あなたがこの地にやって来られてからこちら、
この西カールはとても楽しい所になりました。

あらまーーー、ホント??!!! いやー、こーんな田舎にも、シブイ男の魅力がわかる娘さんがいたのねーーーっっっっっ!!!! あっ、いや、ここはやっぱりファンの手前、渋く決めるぞ。

お嬢さん、光栄です。アナタのような可愛らしい方にそう言っていただけて。(横顔の角度なんかこうかな??)今夜はゆっくり語り明かしましょう。お腹はすいていませんか?

実は私がお料理お持ちしようと思ったんです。
いつか頑張って手料理を食べて貰いたい、そう願い
ながらも、今日もまた断念・・・。

いやいやいや、そのお気持ちだけで十分。料理なんか、あんな豆どもにつくらせときゃいいんです。(いつになく脈があるぞ、こりゃ。うはうはもんですな〜〜〜〜)

片時も手放さないこのフライパン片手に
たまに隊長さんにすれ違うんだけど、しょっちゅう
ぎょっとしたような顔をされるのよね・・・。どうして?

ぎょぎょ。フライパン…???!!!! あ、いや、あはははは、なんでも…。フ、フライパンごときに大の男がびくびくするわけが…あはははははははは(^_^;)。

(い、いかん、動揺を悟られないようにしなければ。な、な、ななめ45度の角度を保ちつつ、ニヒルに笑う、と)

いつもは胸で思うだけなんですけど、今日は思い切って・・・。

何でしょう、お嬢さん。

次の村の祭りで一緒に踊って下さい!・・・足は踏まないように頑張りますので^^;

うおおおおおおーーーーーー!!!!!!! 連載第1回から10ン年、私はこんな感動の瞬間を待っていたのだああああああああああ!!!!!! 村祭りまで待たなくたって、今踊りましょ、今っっっっっっ!!!!! さあああ、私の胸に飛び込んでいらっしゃいいっっっっ!!!!!

………隊長、さ、ん。

ほへっ???

今日は部屋でおとなしく一人でいるかと思えば、また村の娘さんを連れ込んで…………( 怒)

神官さん、ち、違うって!!!! このお嬢さん、俺のファンなの。これから一緒に踊るんだもんねーーーーっっっっっ!!!!!

そんなたわごとを私が信じると思っているんですかっ!!!!(激怒)  ちょっとこっちへいらっしゃい!!!!!!

いやーーーん、待ってーーーー!!!! ダンスーーーーっっっっっ!!! くっついて腰と腰を寄せて、こう…。

何を血迷っているんですっっっっっ!!!!!! 根性叩き直してあげます!!!!!

あの…(¨;)。

 

隊長がシアワセになれる日は限りなく遠い辺境の彼方…でした(T_T)。