「IN THE BOWL」の概要(構想メモ)

「IN THE BOWL」のイメージカット。「るいべのサイト (マンガ)」にあった扉絵を拡大したもの。

SFマンガ。
ジョン・ヴァーリイ(John Varley)という人が書いた小説(短編集「残像」に収録。邦題「鉢の底」)が原作。とはいえ作者や日本語翻訳権の所有者(早川書房)に無断でマンガ化しており、ここでの公開は著作権法的に問題がある。
描き始めた理由は当時導入したばかりのペンタブレットを使ってみたかったことと、ホームページを作るとき取りあえず配置してみるマンガ画像が必要だったため。「IN THE BOWL」を選んだのはもともとヴァーリイ作品が好きだったことと「短編だし砂漠ばっかで描きやすそう」という安直な理由による。
制作中断してる理由は2〜3ページ後に登場するヒロインの容姿を決めかねていることと、原作は地文の情報密度が濃いのでそのまま絵に展開すると短編マンガにならないこと、マンガ的にちょうどいいテンポで進行させるには原作に書かれた会話の省略や地文部分のダイアログへの変換が不可避なことなど、単に原作にビジュアルをあてはめていくだけではすまなそうで決心がつかないため。
何をどの順番で語るか(あるいは言い落とすか)やどんな言い回しを使うかは作者の計算もしくはクセで、それをどんな訳文にするかは翻訳者が意匠を凝らすところ(もちろん訳者ごとの味やクセもある)。マンガ化はそのふたつを引っかき回してしまうわけで、ようは自分に自信がないだけ。なので制作再開は決心次第。
ちなみに原作を含む短編集は現在絶版だったと思うが古本の入手はさほど難しくないはず。

物語の舞台は、木星を除く太陽系内に人類が進出して久しい世界。
火星の旅行者が金星へ趣味の鉱物採集にやってきて、不本意ながら地元の欲深い浮浪児をガイドに雇うハメになるというお話。ドンパチも銀河を巻き込む陰謀も出てこないのでそういうのを期待してる方はご注意ください。
というか、現在3ページしかないので「こんなとこで終ってるもん公開すんな!」という怒りの声の方を心配すべきかも。すみません、上に記した事情で制作中断しています…。

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