今日の話題&更新
飯田のHPにもどる | 過去の今日の話題
(2000/1/11 火) 15234
1/10付けで新ウィーン楽派のページを更新した。
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シェーンベルクの1903年から1908年までの歌曲 松平 敬 著 モチーフの対位法的展開 先にも述べた通り、シェーンベルクの歌曲における最も大きな特徴は、その極めて対位法的な構造である・・・
・・・しかし歌曲において、歌唱声部とピアノ声部の双方に共通したモチーフを徹底的に展開し、かつ各声部が独立性を保つように作曲することは、ブラームス以前の作曲家においては、まず有り得ないことであった・・・
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譜例が大変充実している。是非読んでほしい。私は音楽教育は受けてませんが譜例をみていればなっとくできることも多いです。その上で曲を聴けるのだから楽しみも倍増というものです。
1/11付けでロマネスクのページを更新しました。
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2:ウィーン美術史美術館 美術工芸品の中世部門にあった中世様式の理解を促す典型的な作品を紹介しよう・・・
・・・角笛の両側に帯状の装飾が施され、狩りと動物の闘いが描かれているもの・・・
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さてこのサイトはどこにあるでしょう?MacOS9とアメリカの住所を適当にほうりこめば取得できます。私は以前2ヶ月かよった大学の住所を放り込んでおきました。mireiさん<exception handling>どうもでした。
ただこのサイトはディレクトリをきるとhttpのアクセス権がなくなってしまいます。これでは使いにくい。なんとかならんか。それとapple talk劇遅。
(2000/1/12 水) 15248
あれからしばらくmac.comで遊んでみた。指定ディレクトリには5つのホルダがあって、sitesホルダにホームページファイルを放り込めば簡単にホームページを開くことができるが、いくつかお約束があって、resume.htmlとかindex.htmlとかalbum.htmlは自動ホームページ作成テンプレートが使うので使えない。ディレクトリをきるとその下のファイルにhttpからアクセスできない。したがって同一ホルダにたくさんファイルをおくことになる。
apple talkは時間帯で改善されることもあるかとおもったが全然だめ。LANではapple talkがつかいやすいのでもうすこしパフォーマンスの改善を望みたい。apple talkがおそいのはどうにもならないとしてもそのあいだfinderがとまってしまうのが×。これの回避としてはSitesフォルダをひらかずにドラッグでファイルをいれるしかない。消す時が難儀しそうだ。
私の使い方はgifとかjpegとかページの修飾や重いデータをおく予定で、すでにページ周りはここからgetしています。これで皆さんがページを開くのが多少早くなったと思う。ocnサーバの回線に負荷かけるのは可能ならさけるという考え方をしています。なかなか無料サーバでいいのないし、お金払ってもちょこっとしか容量ないし。まともにHP作ろうとおもったらまだまだお金かかりますね。
いずれにせよ、appleはeWorldとかやめちゃってるからいつなくなってもいいようにしておくつもり。そうそうalbumをつくるとこんな感じ(サンタンブロージョの写真2点)。2バイトコードもばっちりサーバがうけつけていることがわかります。
(2000/1/13 木) 15270
ツァラトウストラが調子いい。
いままでツァラトウストラをなんどか読みかけ何度も中断するという憂き目にあってきたが今回こそ読む時かもしれない。ツァラトウストラは積層する過去の思考方法そのものへの本質的な意義申し立てであり自分の自分への考え方、生き方への批判的な書でもある。キリスト教的思考方法が人間性へどのような影響を与えてきたのか、いわゆる哲学や神学への詩的反駁の書になっている。もちろんなにに反駁しているのかは明示されていないためになにをいっているかよく分からないところも多々あるのだが、モデルとしてはギリシア的な美しさの肯定、自己肯定、欲望の肯定などいまとなってはどんなカウンセラーもが口にすることをいっているだけかも知れない。それだけニーチェの言説は再生産されているということかもしれない。もちろん再生産品とオリジナルは異なるのだがそれでも影響力はなみなみならぬものかもしれない。
私にとっては音楽の書でもある。ワーグナーでもなく、R. シュトラウスでもなくマーラーなのだが、わすれがたく引用している交響曲3番。ツァラトウストラをよみ突然マーラーが頭の中で響き出す。こういう体験はめったにない。恍惚とする瞬間。通勤の電車の中で急に現実感がなくなり思考がさまよい出す瞬間。ツァラトウストラの自己肯定に勇気づけられる瞬間。だがニーチェもまた歴史的テクストなのだ。私がなぜこの本を再び手にとったか、そして今回理解したところはどこか。それはこの本の(反)宗教的感情を私が理解していないことを山本君が私に指摘していたからである。そして今回はかなり理解しているつもりである。ニーチェもまた、愛をかたっているのだ。
自動的にromanesque@mac.comといういつまで続くかわからない怪しいメールアドレスもつく。これでcomアドレスが2つなどと喜んでもしかたない。複数の管理ってめんどうだからね。
(2000/1/14 金) 15270
山本君が生前私におくってくれた手紙の一つを再び読んですこしあれこれ思うことがあった。
まず手紙が構成されていることにおどろいた。
はじめに野暮だとかいたのは私がドイツ哲学ってなんかやぼったいとか彼に書いたせいだ。彼は当時アドルノに・・・
と書いていたらtoride.comサーバが1/21以降一端サービスを停止するとのこと。
サーバーとして容量のでかいところがいる。こことここが候補。ディスクが300メガバイト以上のところが希望。現在は180Mくらいくっているので。。。 前者の方がやすいのですが、後者の方が自由度が高いです。後者のものでディスクがフリーなら後者にしたいくらい。
どうするか決まったらまたここに出します。とりあえず表ページだけつくっとこう。
西部邁『この国の運命』この人の本昔よく読みました。おかげでオルテガとホイジンガを知りました。でもそこまでなんだよね。。。
(2000/1/15 土) 15270
それぞれの分野のトップページをhomepage.mac.comにおく。ただしtorideのファイルは移さない。サーバをどこか契約しようかとも考えたがまずはtorideサーバの行方をみてからでいいのではないかと考えた。というのはそのあいだにメンテナンスモードであれこれつくっておけばいいからである。ここらでひと休みといった感じ。部分的にはhighlandにおいてもいいし、homepage.mac.comにおいてもいい。
BBSもすべて閉鎖になる。
ロマネスクのサイト
ロマネスクサイトがまた一つできた。うれしいかぎり。リンクのお願いもきた。そりゃもちろんどうぞ。という感じ。リンクって論文のリファレンスと同じだとおもうので著者の了解はいらないと思うのですが。。。。もちろん知己を得るためにメールを出したりするのは重要だと思いますが。
● Charlieさん/ 『ロマネスク教会の世界-Les Eglises Romanes』
昨年の12月8日に立ち上げられたそうです。画像も訪れた教会も多く今後とも期待しています。
(2000/1/16 日) 15339
今日は親戚を訪れました。それでちょっと外出して本屋にいくと、「フランス・ロマネスク 饗庭孝男 著・写真」ISBN4-634-63230-6という本があって思わず購入してしました。記述がどこかでみたことあるなと思うところもしばしばあるのですが(フォション・マール関係)さすが文学部の教授・文芸評論家。ロマネスク教会にまけない美しい言葉で書かれています。
私としてはP69のアーチの工法がわかったのが一番の収穫。学問でいえば、本当にこうだったか証明するのもラテン語の写本やらなにやら書き集めないといけないのでしょうね、とふとおもったりもしますが建築物の時代別に平面プランがかかれているのもいいです。これも学問でいえば。。。もうやめましょう。きりがない。私は学問ではやってないですし。
写真が豊富でおすすめです。また時代背景、歴史にも気をくばっており、旅行ガイドとしてもほんとうに使えると思います。これをみながらフランスをまわりたいなあ。
タンパン彫刻の拡大図が非常に美しく鮮明で、私としてはまいったという感じです。もっとアップの写真をとってこればよかった。
この本以前紹介受けていたかもしれません。今回購入したのは目の前にあったから。なかなか本屋に実物おいてないんですよね。。。そういやロマネスク図像学とか注文した本まだこないや。デュビー氏の「ヨーロッパの中世」は読み終わりました。
ハムスターの子供がうまれた。オスオスでひきうけたはずなのに、こんなはずでは(泣)
(2000/1/18 火) 15385
デュビー先生の書かれた「ヨーロッパの中世」の最終章は私のルネッサンスへの興味をまるでかえてしまった。これまでロマネスク→ゴシック→ルネッサンスといういささか雑な歴史観でみても(雑という意味はロマネスクの頃からルネッサンスへのベクトルは存在しているからだ)もうルネッサンスにはまるで興味がなくなっていたのですが、先生の本の最終章を読むとルネッサンスの中世的解釈があって実に面白かった。というか中世のどういう要素がルネッサンスにうけつがれたのかということがかかれていて、かつては大聖堂に向けられていた職人の技術が個人の宗教儀式の工芸品に向けられるようになりルネッサンスにいたっては彼等は芸術家となる様子をうまくデモンストレーションされていた。この筋書きでいままで美術館に単にとなりあっておいてあった歴史的美術品がつなぎあわさってきた感じである。うまい!先日の旅行でもっと見てくればよかった。逆にいえばみてきたから先生の本を読んでなっとくできたのかも。単に私が鈍いだけであるかもしれないが。
ツァラトウストラ
いよいよ第4部に突入。なかなか面白い。アイデアがつたわるように小出しに語ったり、弟子や鷲や蛇にいわせたり預言者と対話したり。彼が慎重にさけているのは現代社会に不満をいっていると思われることだ。ニーチェは前向きで、ずるくうまく自分の欲望を成就し、物事をコントロールしようといっている。フーコーは彼の権力観にそのまんま引き継いでいる。
ニーチェにあっては過去の遺物をどう押し退けていくか、という視点か。日本ではニーチェの住んでいた社会でニーチェが古臭いと感じていたところにはもはやタブーなどないので実のところあたりまえのことをいっているようにしか見えない。だから我々はニーチェにならうなら古くなった我々の価値観とかを自分でさがしてそれと対決しなければいけない。ただしその中で生きることになにも軋轢を感じないならまったくなにもしなくてよい。しかし、そのなかで窒息しそうな人はかならずいるものだ。癒しなんてことばはそれにふたをしているだけである。
Toriちゃんの原稿がとどいた。ありがとう。ちょっとサーバの関係からどういうふうにしたらいいか考えているのですこしまってね。
torideサーバは3週間で復活できそうとのことである。じたばたするのはやめ。コンテンツをつくることにしよう。
(2000/1/19 水) 15385
Fさんのページ<Initial F>が更新されていて、バリ島完結。写真も美しく、コメントもストーリー作りがされていておもしろいです。またwhat's newでは日記もかかれているのですが、新しい音楽を聴いていきたいとのこと。まったくです。
ロマネスクのページを更新。タンパンの写真をふたたび取り込みました。かなり大きめにいれました。それとこそっとリエバナのベアトゥスの写本の画像をある本から取り込んだものを入れておきました。是非モワサックとベアトゥスの画像は見比べて下さい。
(2000/1/20 水) 15385
昨日付けでtoriちゃんのページを更新しました。
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『つかぬことをうかがいますが・・・』
ニュー・サイエンティスト編集部編/金子 浩(訳) 早川書房(2000/1/19)日常のちょっとした「どうして?」。
例えば「コンビーフ缶は何故あんな形をしているの」「しゃっくりって
何の訳に立ってるの」「目にしみないタマネギの切り方は」などなど。
これまでもこういった謎解き本って沢山出ていますが、本書の特徴は
これらの問いに世界中の様々な人が応えていることなのです。+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
一番最後にクイズがあります。トライしてみて下さい。No2もうけとってます。もうすこしまってね。
松本さんのページ
BBSにはかきこんでおきましたが、松本さんのページで私のウィーンの美術史美術館のレポートをお読みくださり、私がヴェネチィアの13世紀末の墳墓装飾で『石棺を飾るレリーフの一つで死者が復活の時に出合いを願ったキリストは中央の玉座に腰掛けている。玉座を支えて宙にうかぶ天使はビザンツの昇天場面から引き継がれたモチーフだという。』とかいたところ、これらの図像のオリジナルというべきビザンツのものをまとめてくださった。これは必見です。ありがとうございました。
ブルックナー
ハンス・ロウバウトという前衛音楽運動のまっただなかにいた指揮者がいて彼はバーデンバーデンで活躍していた。今はギーレンがやってるところ。ロスバウトはシェーンベルクとも親しかったはずで演奏ももちろんしている。ブーレーズに数回リハーサルを見せて参考になったとかならないとか。
ブルックナーといえば音の聖堂。中世のコラールが響いていると同時に和声はワーグナーからひきついだものである(とバレンボイムがいっていた。)。ワーグナーの三和音サイクルを一小節に押し込めたのがシェーンベルクだ、と、かのグレングールドは分析している。
それはさておき、このブルックナーの曲はこれまたこれみよがしに響いてあまりすきではなかったのだが、先日ロスバウトの演奏をあらためて聴いた。これは数年前にはまった演奏。交響曲7番VoxBoxのもの。
ふと思い出してかけたのだがやはり室内楽かと思えるくらいすっきりした演奏で、基音周波数変化(転調)のようすもふんわりとして実にいい。弦などボーイングがそろっていて弦楽五重奏か?と思ってしまう。演奏のきれいさとかいうよりもなによりも作曲したブルックナーの瑞々しさを示していて、ブルックナーにやどったインスピレーションそのものを聴いている感じだ。
あすかの恋は成就せずなんとか博士君のことをわすれようとするのだが。。。
博士君は舞ちゃんと結婚するにあたって、1上司と喧嘩するな(地方にとばされないように)、2趣味の考古学はやめること(ふらりと彼女をおいてでてってしまいそうだから)。と条件をつけられる。彼は自分が自分でなくなってしまう、という。止めといた方がいいです。合掌。あすかは正直屋の娘に忠告されたように博士君に喧嘩をうってわすれようとするのだが。せつないのぉ。
MP3でAIFFファイルを1/10に圧縮したが変調ノイズがのってくる感じ。たしかにロックでは気にならないかもしれないし、シュトックハウゼンのヘリカルもノイズがおおいので気にならなかったのですが、モーツアルトはつらいっす。シェーンベルクはまだ再生していないのですが弦楽四重奏2を聴きながらエンコードしました。とんでもない曲です。とくに長い動機と短い動機の組み合わせがグロテスクでまた音色の対比が非常に繊細におこなわれている。特筆すべきが音の強度が曲の構想に非常にあっている。とつぜん沸騰する音と動機。これはマーラーゆずりだ。浮遊する和声はワグナーを思い起こさせるが官能的というよりは夢見心地。前半の楽章のスタイリッシュさはブラームスゆずりか。第三楽章もブラームスの変奏技法を濃厚に思い出させる。浮遊する第4楽章。どこへいくのか。しかしなぜ最後の最後に調にもどったのだろうか?そのおかげでものすごく美しく最後の和音が聴こえ、これは逆にいままで音楽的楽園にかこまれていてそれがおわった、という感じがすごくする。
業務連絡:今晩ヘリカルいきまっせ(笑)
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