created: 2000.03.02, modified: 2000.03.15
テスト環境はだいたいこんな感じ:
全てPowerDomain 29160Nに繋いでいます。一部、Seagate Medalist Pro 6GB(ST36530N)を'SGST'と略記しています。
4 bytes-4KBのランダム読み書きを偏重する古式ゆかしいベンチマーク。まず、「メモリ」コントロールパネルで設定するディスクキャッシュをおぢさんご指定の128KBにして取ったもの。Overall以外の数値の単位は、「KB/sec」です。
| drive | Overall | Random Read | 1K Read | 4K Read | 16K Read | 64K Read | 256K Read | Random Write | 1K Write | 4K Write | 16K Write | 64K Write | 256K Write |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DMVS | 1202 | 634.0 | 4381 | 13712 | 27185 | 27194 | 27199 | 262.1 | 3334.7 | 10481 | 21534 | 26781 | 26925 |
| DNES | 1345 | 2398.4 | 3848 | 9711 | 15701 | 18237 | 19050 | 230.6 | 3085.4 | 8920 | 15040 | 18103 | 19053 |
| DDRS | 648 | 352.1 | 2726 | 6111 | 13004 | 13002 | 12989 | 162.2 | 1641.4 | 6150 | 12974 | 12987 | 13004 |
| SGST | 633 | 302.4 | 2537 | 6978 | 13323 | 14214 | 14216 | 177.6 | 2516.0 | 6816 | 13032 | 14270 | 14228 |
| DTTA | 464 | 310.0 | 992 | 3332 | 7557 | 9623 | 10284 | 175.0 | 902.4 | 3029 | 6780 | 9138 | 10049 |
連続読み書き上限@仕様書は、28.0MB/secです。Random Readがやたらのろくなってるのがなんとなく不満ですが、まあいいや。私の場合は、ディスクキャッシュを128KBにするのって殆どこのベンチマークを走らせる時だけですから。。。4バイトのファイルとか、多分殆ど無いし。
連続読み書き上限@仕様書は、20.2MB/secです。今回の結果、以前PowerDomain 2930に繋いだ状態で取ったものよりもRandom Readで大きな数字が出てます。まきさんの結果と同じような感じになりましたので、こっちが妥当な結果なのでしょう。(ソフトウェアの環境が混濁してるのでそれが原因やもしれませんが、今回のテストで気付いたことが一つ。Macを再起動直後にやるとほぼ安定した結果が出るのですが、他のことをぐちょげちゃやってから取るとRandom Read/Writeの値がげちょぐちゃに悪くなることがありました。)
連続読み書き上限@仕様書は、13.3-4MB/secです。今回DMVSを導入して容量に余裕が出来たので、改めて750/432MHz + PD29160Nで取り直してみました。ドライブ自体の性能としてはDTTAとほぼ同等と思われますので、EIDE-SCSI変換による損失を見るにはこのDDRSとDTTAの比較が都合いいかもしれません。特に細かいファイルの連続読み書きで大きな差が出ています。体感的にも、DDRSの方が機敏に動いてくれるというような印象です。
#恐らくですが、CenturyのEIDE-SCSI変換機能付き外付けケースやIDE-ONだけでなく、I/O Data等の「外付けSCSIハードディスク(中身はEIDEのドライブ)」の多くで使われているものはコレ相当の回路(Century CHB35INT:Zap2さんによれば、I/O Dataが開発したIDE-SCSI変換chipであるHIMAWARIを搭載)かと思われます。私の周囲にはこういった「ケース入りドライブ」を買ってみる人って殆ど皆無なので憶測に過ぎませんが。。。(私も含めて、みんなハダカが好き。)
連続読み書き平均@簡易仕様書は、10.0MB/secです。これは内外周全体での平均ですので、恐らく内周で8MB/s、外周で14MB/s程度になっていると思われます。のうとんの連続読み書きを信じると、外周についてはだいたいそんな感じでよいかと。内周も、一番内側に小さいパーティションを切って試せばある程度推測可能ですが、面倒なので略。DDRSやDTTAと同様にcacheを512KB搭載した7200prmのドライブで、seek timeは平均8ms前後のDDRSよりちょっと遅い10ms前後となっています。が、上の結果には特にその差は現れていないもよう。普段は文字通りのstorage(貯蔵庫)として使ってますので、体感でどうなのかはよくわかりません。
連続読み書き上限@仕様書は、13.2MB/secです。EIDE-SCSI変換の損失にもめげず、連続読み書きの最大値は約10MB/secに達しています。確かshotsさんも同じケースにDTTAを入れて、約10MB/secという数字が出てましたよね。。。CenturyのCHC35/AというケースのEIDE-SCSI変換回路って、やっぱりIDE-ONのそれと同等・・・かどうか知りませんが、もしそうだとしたら、その回路を経由すると連続読み書きの上限が8MB/sec程度になる、というTak.さんの結論にはツッコミを入れた方がいいのでしょうか。ただ、IDE-ONにDPTA級のドライブを繋いだ場合に連続読み書きで10MB/secを大きく超える数値を叩き出せるかどうかは、人柱になってやってみる尊いひとが現れないとわからんちんです。10MB/sec程度で頭打ちになって撃沈される可能性、ありまくりやも。
2000.03.14追記。Zap2さんが教えてくれました。このEIDE-SCSI変換回路自体の上限は16MB/s(100/6[MB/s]?)だそうです。ので、連続読み書きでのmax.が23MB/s程度のDPTA級ドライブを繋いだ場合、変換時の損失を25%前後とすると大体一致する程度かと思われます。が、ドライブ自体が持っているcacheが効く領域ではだいぶアタマ打たれになりそうです。(よこたさん/なかむぅさんのよせみて級500MHzやMacなおやじさんのGossamer 500±33MHz + TurboMaxでのテストでは、ATA33でもアタマ打たれまくりになるようです。)
次にディスクキャッシュをRjの常用設定の3072KBにして取ったもの。
| drive | Overall | Random Read | 1K Read | 4K Read | 16K Read | 64K Read | 256K Read | Random Write | 1K Write | 4K Write | 16K Write | 64K Write | 256K Write |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DMVS | 2461 | 8239.3 | 4385 | 13758 | 27204 | 27194 | 27214 | 13554.5 | 1800.1 | 5710 | 15563 | 26924 | 26895 |
| DNES | 1809 | 9014.7 | 3856 | 9707 | 15639 | 18219 | 19040 | 13543.6 | 1857.8 | 5268 | 11549 | 16568 | 18548 |
| DDRS | 1317 | 6444.2 | 2726 | 6116 | 13004 | 12998 | 12993 | 12834.0 | 1506.5 | 4654 | 9489 | 12971 | 12989 |
| SGST | 1402 | 8676.1 | 2546 | 7014 | 13383 | 14222 | 14214 | 12296.4 | 1432.5 | 4320 | 10199 | 14228 | 14262 |
| DTTA | 757 | 6053.5 | 985 | 3335 | 7557 | 9638 | 10286 | 12547.2 | 730.5 | 2402 | 5893 | 8726 | 9867 |
どのドライブもRandom Read/Writeがやたら速くなってるのはいいとして、1KB/4KB/16KBの連続書き込みがちょっとのろくなってるのはあんましよくありません。細かいデータの連続的な書き込みを素早くしたい場合には、「メモリ」コントロールパネルで設定するディスクキャッシュを出来るだけ小さくした方がいい、ということでせう。
この結果を見てはっきりするのは、のうとんおぢさんが重視しているRandom Read/Writeという項目がRjの常用環境(「メモリ」で設定するディスクキャッシュが3072KBになってる状態)ではドライブやそのインタフェイスにあまり依存しないということです。ということは、この「邪道な設定=ディスクキャッシュ3072KB」で取ったデータの「Overall」の方が、私にとっては実効(体感)速度の目安になる度合いが高いと言えるのかもしれません。
謎ベンチ。2MB以外の結果は、「Rj's nazo benchmark」として別頁に移しました。全部ご覧になりたい場合はそちらをご参照下さい。
(2MB以外の結果は、「Rj's nazo benchmark」として別頁に移しました。全部ご覧になりたい場合はそちらをご参照下さい。)
ときに、「Sample Size」の「2」って何ですかね。2バイト?
テストの条件等を乱雑に並べておきます。
各ドライブの最外周volumeに置いたUnreal 2.24b7の起動に掛かった時間。
| DMVS | 14.0 [sec] |
|---|
| DNES | 15.8 [sec] |
|---|
| DDRS | 19.4 [sec] |
|---|
| SGST | 21.2 [sec] |
|---|
| DTTA | 21.7 [sec] |
|---|
Unrealの場合、ドライブによる時間差は「大したことない」と言えるでしょう。
最外周volumeに置いたUnreal Tournamnet 405bの起動に掛かった時間。
| DMVS | 33.7 [sec] |
|---|
| DNES | 39.0 [sec] |
|---|
| DDRS | 45.9 [sec] |
|---|
| SGST | 51.2 [sec] |
|---|
| DTTA | 90.9 [sec] |
|---|
UTの方がUnrealよりも読み込むデータが多いので、ドライブの性能差がだいぶ問題になります。
最外周volumeに置いたUnrealフォルダ(235項目、406MB)をFinderで選択後、command+Dで複製するのに掛かった時間。
| DMVS | 36 [sec] |
|---|
| DNES | 57 [sec] |
|---|
| DDRS | 73 [sec] |
|---|
| SGST | 68 [sec] |
|---|
| DTTA | 100 [sec] |
|---|
Unrealフォルダのように大小いろいろなファイルの沢山入ったフォルダの複製に掛かる時間は、実際の体感を表す一つの目安になりそうです。
Unreal Tournamentフォルダ(485項目、516MB)をFinderで選択後、command+Dで複製するのに掛かった時間。
| DMVS | 47 [sec] |
|---|
| DNES | 74 [sec] |
|---|
| DDRS | 89 [sec] |
|---|
| SGST | 96 [sec] |
|---|
| DTTA | 130 [sec] |
|---|
Unrealフォルダよりも細かいファイルがかなり増えています。DDRSとSGST(Seagate ST36530)の逆転は、多分「連続読み書きはST36530の方が速いけど、seek timeはDDRSの方が短い。」ということを反映しての結果だと思われます。