リュック型籠
 
ゴールデントライアングルに主に暮らす少数山岳民族の山仕事の籠。主に鳥射ちや狩猟のための弓矢などの道具をいれて背負って歩く為の籠です。試しに背負ってみると驚くほどに身体に馴染み、道具としていかに優れているか実感します。細かい点は違っていても、おおよその構造はほとんど同じ、ポケットが3つあり、粘りのある籘でできていている為、しなやかで柔らかく、そして何より美しい。
 

   


①比較的大振りでそれぞれのポケットもたっぷりとしている。
 
底の部分は編み目が大きくて
通気性が良さそう。
ポケットの裏側にはさりげなくジグザグの模様編みがあって楽しい。
②比較的小さく、ポケットは平たくて薄い。
それぞれのポケットの口に
牛の革が縫い付けられている。
 
濃淡がある籘ひごの
波模様の編み目が美しい。
③ポケットは大きいが
浅めで背負い紐が長い。
ポケットの口は革で
補強されている。
④長年使っていた人の身体の
くせなのか面白い型になっている。
背中に太い竹の補強柱が2本ついていて地面に直接籠が触らない作り。
⑤よほど小柄な人が使ったのか華奢な印象の籠。
 
⑥非常に薄い作りだが竹の
柱が支えて自立する。
細部まで丁寧に編まれ、美しい。