【まとめ】1.WEBサイトを作り始めてから、10年が過ぎました。


ここにアップしてきた写真の撮影記録を遡ると、最初の撮影は1999年10月23日でした。その写真を何時頃WEBで公開したか、はっきりした記録がないのですが、恐らく一両日内には何とかアップをしたのではなかったかと思います。

実際はまだ十分に体裁も整っていない状態ではあったのですが、曲がりなりにも公開を始めてから10年も懲りずに更新を続けて、現在は写真点数も15,000点を超えました。その大半が引地川・境川の流域で撮ったもので、これまではそれらを撮影場所毎・撮影日毎にまとめて掲出するスタイルを維持してきました。しかし、そろそろこの機に別の軸で見て来たものをまとめてみる必要があるのではないかと考え、色々とトピックをつまみ出してコメントを付けてみようと思います。

まずは、そのシリーズの最初として、このサイト自体の変化した部分について。まぁ、基本的には変わり映えしていないと思うのですが。

このサイトを始めた当初は、引地川を中心に据えて、その周りで見られるものをピックアップすることだけを考えていました。勿論、元々自然環境の保全などに関心があって色々と本などを読み漁ってはいましたが、このサイトで環境問題を具体的に考える意図はあまり持っていませんでした。その意味では寧ろ、街角ウォッチングなどに近い視点を持っていたと言えると思います。ジャンルをあまり特定せずに、自分が見たものをありのままに記録すること自体に、それなりに意義があると思っていた訳です。

しかし、同じ場所を何度も巡るうちに、人が作ったものはそれだけでは意外に変化に乏しいことを、次第に強く意識する様になりました。2つの流域とも住宅街がかなり広く占めていますが、それらを含んだ風景に何度かカメラを向けているうちに、「これは以前撮ったな」と思う様になってしまったからです。人が足繁く行き交う場所であれば、その人々の着ているものや動きなどに、それまで見なかったものを新たに見出すことも可能だとは思うのですが、基本的に引地川も境川も、沿岸に繁華街があるのは町田駅周辺程度で、それもメインストリートからは離れているため、結局散歩、サイクリング、釣り、あるいは遊んでいる子供たちといった形で現れてくる人を目にするのが主になってしまいます。

やはり、周辺の風景に変化を添えている中心にあるのは、そこに生息する植物や動物、特に季節によってその姿を変える木々であったり昆虫であったり、渡ってくる野鳥であったりといった存在でした。そこにはまた、農家の方々が手を掛けて育てる稲をはじめとする農作物や、周辺の住民の方々が育てる草花なども含まれています。結果として、撮影するものの中心がそうした自然由来のものに変わっていったと思います。

水鳥が…(カルガモ)@福田橋(1999/10/23)また、そうして撮ったものについて、自分自身の持っている知識のあまりの乏しさに、自然環境問題に関心があると言いながら肝心の自然の中の生き物について何も知らないアンバランスを、何とか少しでも解消していかないといけないと考えたことも、見掛けた生き物を少しでも撮り溜める方向に拍車を駈けたと思います。何しろ左の写真は福田橋のページに今も掲載されていますが、この10年前の写真に「水鳥」などとキャプションを付けてしまうほど、私の当時の知識は脆弱でした。

最近になってようやく、図鑑を手放せないレベルではありますが、何とか普通に見掛けるものであれば名前が口をついて出る様になってきました。それでもまだ、時折思い返してやらないと普通種でさえ記憶から廃れてしまうもので、年齢が上がってから身につけた知識の頼りなさを痛感しています。そういう意味で、出来れば子供の時分から自然と触れ合って知識を身につける機会を持てる場が、身近にあることが大事だと思うのです。

また、結果的に同定の覚束ない植物や昆虫などの写真が増えてしまったり、後から見返すと同定の結果の怪しいものも少なからずあります。なるべく調べ直して精度を上げたいと思っているものの、果たせずにいる部分も多いので、何時でも御指摘は歓迎です。御気付きの方、よろしくお願いします。

………こんな感じで、今後しばらく【10周年のまとめ】として書き連ねていきたいと思います。

Blog投稿日: 金 - 10 月 23, 2009 at 12:55 午前
        フィードバック


©