5月10日。我々はまたしても加波山の廃道にアタックを試みた。
 前回の参加者からの口コミのためか、今回は20台を超えようという大所帯のコンボイである。
 あの狭い廃道でそれだけの台数が入ってしまうと一体どうなることかと少々危ぶまれたが、そこは車さばきでなんとか切り抜けることとし、とりあえず前回と同じコースからアタックを開始した。


 前回苦労した、道の崩れた場所だが、だいぶ岩の位置が変わっており、水量も前回よりいくらか少なかったためか、ほとんどの車輛が自力でクリヤすることができた。
 台数が多すぎたためか、後ろの約半数は途中で分岐に入り、違う場所で遊んでいたようだが、我々はここをクリヤした後、上の一本杉峠で食事をしながら後続を待つことになった。
 後から聞いた話では、けっこうハードなところで遊んでいたらしく、ジムニーのドライブシャフト1本の被害(注:このジムニーは遊びにいくと必ず折ります)があり、少々到着が遅くなった。

 さて午後だが、メンバーの中に別の廃道を知っているという者がおり、そちらに行ってみることにした。峠道を伝って一旦真壁の町に降り、午前中のルートの入り口よりも岩瀬よりの入り口から入るが、そこはすぐに行き止まりになり、またUターン。
 20台からの車輛が右往左往するため、だいぶ一般の方々に迷惑をかけてしまった。
 それに懲りて、2台を斥候に出し、行けそうなルートを探る。
 大丈夫そうだということで、新たなルートに入っていったが、こちらは"とんでもない"というほどではないが、中の上くらいの難所が次から次へと出て来て気が抜けない。要所要所で誘導をしてもらいながら、少しずつ前進していった。
 実際は誘導がないとなかなか進めないそこそこの難関がいくつもあり、かなり面白いルートなのだが、なかなか撮影する余裕がなく、写真が少ないのをお許しいただきたい。
 さて、この廃道、どこかへ抜けられることを期待していたのだが、残念なことに途中で道がなくなっていた。
 おそらく、終点付近に坑道や廃屋など、石切場の跡があったことから、この廃道はそのアクセス道路だったのだろう。
 石切場の閉鎖に伴って道路も放棄されたと考えられる。
 仕方がないので、そこから来た道を下るが、さすがに下りは引っかかることもなく、そこそこスムーズに降りてこられた。

 最終的には数台に多少の被害があったが、大きな事故はなく、大いに自然を堪能した一日となった。

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