Motorcycle〜CBR1100XX SUPER BLACKBIRD '02EU〜

現在乗っている"HONDA CBR1100XX SUPER BLACKBIRD '02EU"についてご紹介しています。

こちら(ブログ)もご覧ください。
『安曇野の風景と暮らし.ex・「オートバイ」』

"HONDA CBR1100XX SUPER BLACKBIRD '02EU"の「初回車検」については、第7回でまとめてあります。

また、"HONDA CB400 SUPER FOUR '92"については、前回をご覧ください。

2004年10月9日、「追記」として文章を書き加えました。

『motorcycle』紫
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03回(2004年05月16日)

HONDA CBR1100XX SUPER BLACKBIRD '02EU

大型自動二輪へステップアップするには、以前は運転試験場でのいわゆる"一発試験"しか方法が無かったわけですが、現在では教習所で免許を取得できるようになっています。

安曇野での生活が始まってから教習所に通い、なんとか限定解除を果たして大型自動二輪免許を取得しました。
ちなみにこの時、"わらぼっち"(『安曇野麦わら帽子通信』)も普通自動二輪免許を取っています。

大型自動二輪の教習には、「波状路」が加わりますが、これは特に難しくはありませんでした。

むしろ、自動二輪教習ではお馴染みの「急制動」で苦労させられた覚えがあります。
教習車輌は、YAMAHAの"FZX750"だったのですが、すぐに後輪がロックしてしまい、「卒業検定」まで不安要素のひとつとなってしまいました。

この"FZX750"で初めて大型バイクの世界に足を踏み入れたわけですが、教習所のコースということもあって、その重量感以外にはあまり大型らしさを感じられなかったのは残念でした。

長野県南安曇郡三郷村
長野県南安曇郡三郷村
撮影:2003年12月14日

2003年4月に、"HONDA CBR1100XX SUPER BLACKBIRD '02EU"を購入しました。
2002年型のヨーロッパ輸出仕様、つまり「逆輸入車」です。

2003年型はカラーリングの追加・変更のみということでしたので、少しでも安価な2002年型の新車を選んだわけです。

また、国内仕様もありましたが、100馬力自主規制対応であり、どういうわけかフルパワー(152馬力)の「逆輸入車」よりもかなり高い店頭販売価格でした。

購入金額は、任意保険なども含めてだいたい120万円というところです。

長野県南安曇郡堀金村
長野県南安曇郡堀金村
撮影:2004年4月21日

たくさんある大型バイクの中からなぜ"CBR1100XX SUPER BLACKBIRD"を選んだのかについてですが、

・HONDAのフラッグシップであること。
・初期型の発売から数回のマイナーチェンジを経て、熟成されていること。
・ロングツーリングの盛んな欧米で高い評価を受けていること。
・タンデムでのロングツーリングが考慮されていること。
・大型バイクらしい大きさと細部の造りの良さを備えていること。

などの点がその理由として挙げられます。

さらに機械的な魅力でいうと、

・FI(フュエール・インジェクション)
・前後輪連動ブレーキシステム

などが採用されていることです。

前に乗っていた"CB400 SUPER FOUR"では冷えている時などエンジンのかかりが悪くて、「押しがけ」を何度も経験したことがありますが、大型バイクでの押しがけはなるべくしたくないものです。
始動性に優れている"FI"の採用と"オートチョーク"の組み合わせは非常に安心感があります。

"前後輪連動ブレーキシステム"は、オートバイ関連の雑誌で紹介されるインプレなどでは、あまり良い評価をされていなかったようですが、どんな感覚のものなのか以前から興味がありました。

長野県更級郡大岡村
長野県更級郡大岡村
撮影:2004年4月29日

さて、実際に乗ってみての感想ですが、想像していた以上に「安心感のある、楽なオートバイ」です。

最高速度が300km/hに迫るという性能ですが、日常の使用においても非常に扱いやすくて、買い物などに行くときや細い裏道を走る時でも活躍してくれています。

300km/hで走行することを念頭に設計されたバイクですから、50〜60km/hの速度域ではまるで徐行して走っているような感覚です。
他の乗り物に例えるなら、並走する在来線を余裕で抜いていく"新幹線"みたいなスピード感覚でしょうか。

アイドリングが約1100回転、レッドゾーンは1万800回転ほどからで、6速80km/hでは2800回転くらいとなります。
アイドリング状態からクラッチ操作だけの発進もできますし、2500回転以下で走り回ることも可能です。

燃費は、17km/lほどだと思います。

"前後輪連動ブレーキシステム"ですが、違和感は全くなくて、むしろ非常に心強い装置だと感じています。
急ブレーキをかけた時でも、フロントが沈み込むということがなく前後の挙動が安定しているため気持ちに余裕がでてくる感じです。

リアブレーキを引きずりながらのUターンは、フロントブレーキが連動するためにやりにくいという話を聞いていましたが、そういうこともないと思います。

外見上の特徴ともなっているバックミラーですが、視認性がよく振動でぶれることもないので助かっています。

長野県北安曇郡池田町
長野県北安曇郡池田町
撮影:2004年5月6日

気になった点としては、次のことが挙げられます。

・燃料計が少し不正確であること。
・燃料の残量をタンクキャップから目視しにくいこと。
・着座姿勢の自由度が高い反面、シックリとくるポジションがわかりにくいこと。
・後輪からの"泥はね"でテールランプやリアカウルがすぐに汚れること。

というような、どちらかというと些細なことばかりです。

燃料計については、説明書に記載されている残量よりもやや多く残っている段階で「empty」の注意を促す点滅表示となります。
リザーブが無く、残量の目視もしにくいために燃料計にたよりがちになるのですが、もう少し正確であれば気分的にスッキリできると思います。

「面白味に欠ける」と評されることもあるオートバイですが、それだけ「走る・曲がる・ 止まる」の基本要素が高い次元で調和していて、特別なテクニックを必要としないバイクだと言えるようです。

この"CBR1100XX SUPER BLACKBIRD"とともに、まだ訪れたことのない土地を旅してみたいと思っています。

追記:

"CBR1100XX SUPER BLACKBIRD"の高速道路での走行についてですが、実はまだ購入してから1回しか高速道路を利用していないので書くようなことがあまりありません。

高速道路を走ったのは、2004年の「九州タンデムキャンプツーリング」の帰りに"岡山IC"から"松本IC"にかけての区間です(この時は解禁前なので"タンデム"ではありませんでした)。

荷物を満載していたことと横風が強かったことがあり、(比較的?)制限速度を遵守して走りました。

6速、100km/hで走っていると回転数は3200前後だったように思います。
また、燃料計がちっとも減る徴候を見せず故障したのかなと思ったぐらいでしたが、給油してみるとやはり燃費がかなり良くなっていたので、一時的には20km/l近くまでのびていたように思われます。

スクリーンの防風性については、伏せなければこんなものかなという程度でした。
マグネット式のタンクバッグを装着していたのですが、そこには全く風が当たっていないようで、ずれたりする心配はありませんでした。
この点はネイキッドと違って、ありがたいところです。
ライダーへの防風という面に関しては、"CBR1000RR"が登場した現在、「長距離・超高速ツアラー」としての性格をもっと鮮明に打ち出してもいいのではないかと思います。

もともとタンデム走行を考慮してある点(パンフレットの写真を見るとHONDAが重要視していることが伺われます)が、"CBR1100XX SUPER BLACKBIRD"の性能を他のバイクと比較する際、重要なポイントだと思います。
ライダー1人が乗車した場合の加速性能や最高速もさることながら、タンデムした場合の高速域での安心感や安定感こそこのオートバイの持ち味といえるのではないでしょうか。

目前に迫ってきた「高速道路二人乗り解禁」、"CBR1100XX SUPER BLACKBIRD"が本領を発揮するのももうすぐです(2005年4月1日、「高速道路二人乗り」は解禁されました)。

2004年5月24日から6月17日にかけての「九州タンデムキャンプツーリング」については、こちらをご覧ください。
『旅の風景・11』

また、ツーリングの詳細はこちらでご紹介しています。
『安曇野麦わら帽子通信「わらぼっちの九州ツーリング記」』

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03回(2004年05月16日)

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