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業界人の専用入り口から入って終わってからあるパーティーのパスなどもらい、avexの担当の方の案内で2階の業界人用の席へ。上から見ると、やはりファンたちは風船をもう持っている...。ライブの模様は色んなところで色んな人がレポートされていると思うのでそういうものを参照してください。簡単に書くと、出てきたみんながもう、びっくりの実力。初めてK-POPを聴くというような人たちは、かなりびっくりしたでしょう。「これがアイドルなのか?」という感じ。
先ほど会場の前で、有名なH.O.T.ファンの「ちょろぎさま」から「上でも振ってくださいよ」と白い風船を渡されていました。実は最初「でも色んな業界の人が招かれてきている席の中で、ちょっと恥ずかしいなぁ。『こいつこんなとこに座ってて、ファンなのか?』とか思われるだろうし...。」とかうじうじ考えていたのです。実は。で、なんとなく胸ポケットに風船を入れておいたのですが、カンタ君が出てきた瞬間、あわてて「ふーふー」と膨らませていました(笑)。もう、どう思われてもいい。オレはファンなんじゃ!という思いが恥ずかしさに勝ったのです(笑)。業界の皆さんの中で思いっきり白い風船を振りまくりましたよ。みんな誉めてくれ!
感動のライブが無事終わり、またまた担当の方のご案内で、今度はパーティー会場へ。
いよいよです。「メンバーを交えてのパーティー」ということだけしかわかっていないのですが、期待は高まります。がしかし、あまりに期待しすぎて「なーんだ、こんなもんか...。」ということになるのも、人生よくあること。「普通に普通に」と自分に言い聞かせながら会場に向かいます。ちょうどホールの上にある「おしゃれなクラブ」が会場。「会えるとイイですね」「頑張って、なんとかしますから」と案内してくれた担当の方も気遣ってくれます。
しかし実に微妙な立場。もちろん「このレーベルと取引のあるCD店のアジアものの担当者」として「レーベルがそのアーチストのCDをいっぱい売ってもらうために呼んだ小売り店の人」なのですが、担当の人たちは「実はK-POPのこと勉強中なんです」という感じで。それは仕方がない。大きな会社だが、もともとその辺が好きな人が何人もいるわけでなし。一方こっちは破産しかけながらも2度も渡韓してコンサートを見ている大ファン。本来の立場とちょっと逆。僕が紹介したいぐらいのもんで。このavexとSM ent.の提携が決まったときは真剣に「転職しょっかなぁ」と考えたものでした。特にこのSM ent.のアーティストに思い入れのあるファンだったので「オレがやるべきことなのでは?」という気持ちが今でも少しあり。
立食パーティーということで、カウンターにサンドイッチなど軽食がずらり。飲物も色々おいてあります。「そういえば晩ご飯はこれになるのか」と思いつつ少し頂きました。実はあんまし食欲がなかった。「遠足の前の晩の小学生の興奮」です。担当の方とおしゃべりしながら何分かたったとき、会場の中央に作られた小さな壇上に司会の人がでてきて、まずはavexの偉い人のお話。K-POPに入れ込んでいるという会長さんです。「皆さん、今日のステージを見てショックを受けられたと思います。」と、「いかに韓国のアーチストたちがものすごいか」というお話をぶちかまてくれました。「そうだそうだー!イエーイ!」とすぐ横のテーブルにいたので叫びそうになりましたが、そこはグッと気持ちを押さえます(この辺まではまだ「招かれた販売店の人」でした)。
で、今度はSM ent.の社長イ・スマン氏(英語読みでスーマン・リー氏と紹介されていましたが)が壇上へ。「むかし、ヨーロッパが文化の中心だった時代がありました。そのあとはアメリカが文化の中心でした。そして今、アジアが世界の音楽文化の中心である時代になりました。」というお話が。なるほどねぇ。「avexとSMで手を組んで中国大陸に乗り込もう」といったお話も。やはりH.O.T.やS.E.S.を作り、育てた偉人です。目のつけ所がシャープです(実際の目もシャープです...←わかる人だけわかかって下さい)スケールがでかい。さすがです。この人がいなかったら、僕は人生の折り返し地点で最後に熱く燃え上がることはなかったのです。いろいろ「○い○」も耳にしますし、見るからに大物らしく「○を○○人ぐらいは○○しているような」雰囲気を醸し出す本物の「○○○」タイプの実業家といったたたずまい。近くでお見受けするとまたすごいねぇ。
そして文化的な日韓交流の機関(なんというのか失念)の偉いおじさんが「いろいろあるが、こうして音楽文化を通して若い人たちの交流が進のは素晴らしい。」といったお話(この辺までもまだ「招かれた販売店の人」でした)。
そしてこの後いよいよメンバーたちがやって来ました!壇上で簡単な挨拶をし、そのあと通訳の方と共に会場内をぐるっと回り、ところどころで招待客と挨拶をするという形式。ライブのことも合わせて印象などをちょいと書いておくと、
・まずは「Fly To Hte Sky」の2人。アイドル風のルックスからは想像も出来ないほどの本格的な歌唱力を持つ、珍しい男性R&Bシンガーの2人組。最近はあのコリアン・R&B界のドン、キム・ジョハン氏とのコラボレートもして、その模様のライブ盤も出ました。目の前で生歌を聴くとやはりものすごく歌が上手い。びっくりしました。
・そして次に「S.E.S」いやーなんともお美しい。とくにユージンちゃんの綺麗さにはびっくり。こういうのを「タレントさん」というのでしょう。もう、小柄ながら「ピカッ」と輝いています。どんな普通の格好をしていても、どんなに遠くから見たとしても「絶対この人一般人じゃないな」とわかってしまうでしょう。しかも3人とも歌もバリバリ上手い。やっぱしすごいわ。最後にアカペラでデビュー曲を歌ったときにはもう、鳥肌もんでしたね。
・そして「神話(シンファ)」H.O.T.活動休止中のSM Entertainmentにとって、彼らが切り札とも言えるでしょう。日本進出に関しても彼らを中心にやって行くみたいだし。ダンスも歌もバッチリで、ものすごくかっこよかった!
パーティーではみんなさっきのステージ衣装のままで壇上に立ち、ごあいさつ。「しかしミヌはちっちゃくてかわいいな。やはりヘソン君はでっかいなー。みんなかっこいいねぇ」などと思いつつまだサンドイッチなどパクパクと...(今思い返せばこのぐらいからちょっと意識を失いつつありましたね)。
・そして、ついに登場!H.O.T.のリード・ボーカリストであり、ほかのアーティストに曲を提供もする優れた作曲家でもある、カンタ君だ!本当に来た!歩いてるぞ!壇上で挨拶したあと、周りの人たちに挨拶しながら移動していきます。
担当の方が「あっちに行きそうですから先回りしましょう!」とかいろいろ考えてくれて場所を移りますが、なかなかこちらへ来てくれない。やはりここにもファンが多いのか、一緒に写真を撮っている女性なんかもたくさんいて。ほんの2メートルぐらい先で、別の人に挨拶しているときに、僕が手に持っていた彼のソロ・アルバム「Polaris」を彼に見えるようにかざすと、それに気付いた彼はこちらを見てCDを指さし、にっこり笑ってうなずいた!「あれ!もう日本にも僕のCD持ってる人いるんだ!うれしいなぁ!」って感じのとてもにこやかな表情。いつも一緒だったH.O.T.のメンバーと離れて一人で活動しだしてからまだ間もないので、ライブの時も少し寂しそうな表情だったのですが、にっこり笑ってくれた顔を見て、ビーンとしびれた。カッコイー!というより美しい。背も高い。細い。んー「神に選ばれた人間」ってことですなぁ。なんて考えながらボーっとしていると、僕の順番になってました。「ではこの方で終わりにします」と付き人の方がおっしゃってたので、ギリギリセーフ!ってところ。通訳の方も横にいて、とりあえず、彼にいっておきたいと思っていたことを順番に。会話の間、翻訳された僕の言葉を聞いて「どうもありがとう」といいつつ何度もお辞儀をしながら握手してくれました。しかも韓国では目上の人にするという「両手で相手の手を包み込むような」握手。くうー!泣かすのう!
「この前の2月のコンサート、見に行ったんですよ。」
「ソロ・アルバムも聴きました。良かったですよ。」
「僕はあなたが作ったH.O.T.の3集の『ピッ(Hope)』が大好きで、今まで何百回も聴いています。」
「この曲は僕の人生の道を明るく照らしてくれる光です!」
「これからもがんばって、いい曲をいっぱい作って下さい。」
なんていうことを言えました。本当は「H.O.T.の活動はどうなるの?」とか訊きたかったんだけど、それもちょっとねぇ。答えたくないかもしれないし。
しかし↑特に4つ目のなんか、よくこんなこと言えたなぁ、って自分でもびっくりです。でもね、本当にこの曲には何度も感動してるの。21世紀になる前、最後に聴いたのはこの曲。21世紀になってから最初に聴いたのもこの曲。1日最低2回は聴いて感動するという、僕にとってとっても大事な曲。
「つらいことがあって初めて周りの人たちの大事さがわかったよ。どんなにつらいことがあっても、友達がいる。家族がいる。そして僕たちがいる。希望を捨てずに一緒にがんばろう」というような歌詞なのですが、曲もいいし歌もいいし、僕にとって完璧な1曲なのです。途中でカンタ君が「僕は君の歩んでいく人生の道を照らす希望の光になりたい」と歌うところがあって、そこでいっつも泣く。そういう気持ちがあったので、もし何か彼に伝えられる機会があれば、どれほどこの曲が僕を元気にしてくれているかをぜひ伝えたかった。でも、通訳を介してじゃなかったらこんなこと恥ずかしくて言えなかったかも...。
彼は終始ニコニコして両手で僕の右手を包み、僕がいう言葉の通訳を聞いてそのたびにうなずき、手を上下に振ってくれる。言葉が通じないのがもどかしいが、気持ちは通じたと思う。それはもう、僕にとってものすごいことで。ホントにねぇ、こういう仕事をしていて、こういう機会があって、良かった。この一瞬のために何年もこの仕事をしてきたのかもしれない。もう思い残すことはありません。
「pvさん、目がうるんでましたよ」といわれ、そうだろうなぁ、と納得。担当の方が一緒に写真を撮ってくれました。撮られながら「あぁ、オレ今、顔が引きつってるなぁ。どうやったら戻るんだ?」と考えていました。そんな経験今までもないしこれからもたぶんないだろうな。
僕と話してくれてから、通訳の方やスタッフと共に帰っていった彼を見ながら、もう一度ぐっと来た。ほんとにありがとう、カンタ君。君はいい人だ。こんな外国の変なおっさんにこんなに暖かい態度をしてくれるなんて。
「僕もう、あと1時間ぐらいしたらたぶん死にます」とかいいながら、とってもハイになってしまった僕は、食欲もなくなり、ホテルについてお茶を飲むまでのことを余りよく覚えていません。このパーティーのあと24時間、胸がいっぱいでご飯を食べれませんでした。今これを書いていて、またいろいろ思い出して泣けてきた。一緒にとってもらった写真はまだもらってないのですが、またこの写真を見たら実感がわいてきて泣いてしまうのでしょう...。また落ち着いたらゆっくりと書き足したいと思いますがどうなることやら。あー、もう今のところはこれぐらいで許して...(めまいがしながらとりあえずアップ)。(01.9.19)
☆写真はアップしません。知り合いの方だけにお見せします(というほどのもんでもありませんが)。どうしても見たい、とか思われるかたがいたとしたら、まず僕と友達になって下さいね。一応念のため。
m-netの方をいろいろ紹介していただいたのですが、ふだん自分が見ている番組を作っている人とお話しできてたいへんうれしいことでした。