[radio]
「特に深夜のAMラジオで、同じプログラムを聴いている幾千のリスナーが一つになる瞬間がある。そういうときにはDJもリスナーも同じ何かについて考え、思う。その瞬間のために、この電波の送受信システムは存在すると言って良い。」
     _____ Perry. J .Vorks「Midnight radio show」より。


「ぬかるみの世界」がネットラジオで復活!すごいぞ「nukarumi.com」!

 その昔、ラジオ大阪で毎週日曜の夜中にやってた深夜ラジオの名番組。よーく聴いてました。ご存じ笑福亭鶴瓶さんと放送作家の新野新さんの濃いいトークがだらだらと(いい意味で)続くだけというものすごい番組。「おじん」「おばん」やら大阪のディープな「あやち」がここで統合され、「ぬかる民」と呼ばれるリスナーは、今の世にもこの思想体系を引きずって生きている。この「nukarumi.com」は有料放送と言うことで(月500円で週1の番組4回聴ける→会員になるとreal playerかmedia playerで1時間半の放送が聴ける。ダウンロードはできない)、まだまだペイできないようすなのであるが、ぜひ当時聴いていた皆さんは会員になって欲しい。「長いこと間空いてるからなぁ」とちょっと心配なのはわかるが、全く当時のままであるのできっと当時と同じ気持ちで「くくく笑い」ができるであろう。でも、ぬかるみがオンデマンドで聴けるとは...。長い人生色んなことがあるもんだ。パペポも無くなったし、この復活はとっても嬉しいなぁ。もう、毎週毎週楽しみで楽しみで...。やっぱりすごいわ。この人ら。(10.24.2001)


KBS京都ラジオ「ハイヤング京都」でやってたコーナー「Music Burn」について

 何故かラジオの関わりがあって、まずは1つ目(もう1つはFM Cocoloなのですが、またの機会に)。だいぶ前ですが、KBS京都というテレビ/ラジオ局のAMラジオの方から「深夜の若者向け番組に音楽を紹介するコーナーを作るので、いろいろ最新のものを持ってきて紹介てほしい、」と僕がその時いた京都店に依頼があり、電車・バスもない時間だということで家から車で行ける僕が行くことになったのでした。実は依頼内容が「伝言ゲーム」的に変わっていて、僕は上司から「1度だけ」と言われて引き受けたのですが、事前の打ち合わせの電話で「毎週」だということが判明。「えっ!」と思いましたが「まあちょっとぐらいいいか、」で結局1年半。毎週。良くやったと思います。
 この番組は、夜11時から12時半まで(途中で変わったりもしたけど)で、僕が出てたのはだいたい12時過ぎから10〜15分ぐらいにある音楽紹介のコーナーでした。(美人女性)ディレクターのコンセプトでは「最新ヒットのものを」、というもの。だった。は・ず...。この時間帯は平日毎日このハイヤング京都という番組で日替りでタレントさんが担当しており、僕がやってたころは「メッセンジャー」「T.K.O」などが別の曜日を担当していた。そういえば、僕が出てた「ブランニュー京都」という番組が始まるまでは、なんとあのツボイノリオ氏が金曜深夜の担当だったのだと後で聞いてちょいとビビったっす。オス。

 番組のパーソナリティーは最初、安井牧子さんというこれまたおキレイなおネエさまで、途中、工藤ゆうこさんというこれまたこれまたおキレイなおネエさま。で、この工藤さんに変わったときから、もうひとり、これまたこれまたこれまたおっキレーな松竹芸人、松本美香リンも工藤さんと一緒にパーソナリティーに。この方、元「-4度c(ほんとは度が上に丸のやつね)」という漫才コンビの左っ側の人で、僕は「爆笑ブーイング」などのテレビ番組で見てよく知っていた。この人はお仕事で普段はきっついオバハン・メイクなどの役が多くそういう印象が強いが、「ほんまはめっちゃおキレイです」。彼女はJ関係のマニアで、ぼくはそういうところを尊敬している。半端じゃありません。その労力をもっ(以下自粛)。Jってわかるよね。まぁいいか。ヒントは「サンライズなんとか」「感謝感激なんとか」「らいおんなんとか」などを歌ってる人たちの事務所の名前です。

 この僕が担当していたコーナーはもちろんCD店の店員が、最新ヒット曲を紹介する、というコンセプトなのですが、僕は「その中でもいいものを」というところをしないとやってられないので、最初は遠慮しながらも「僕が最近良かったもの」というようなものを紹介していた。第一回が「フェイ・ウォン」のEMI移籍第一弾アルバムだったもんなぁ。で、(美人)ディレクターSさんもほとんどおとがめなしで、僕が持ってくるものを好きに紹介させてくれた。ここが素晴らしい。で、だんだんエスカレートしていった僕は、もう、AMはおろかおそらくFMでも、日本のラジオではまずかかったことはないだろうというような、コアコアなものを紹介するようになっていきました。古いものでもなんかこじつけて、「今自分が聴きたいものをかける」というDJするときのスタイル。自分でも「こんなの紹介していいのだろうか?」というものが多かったなぁ。でもこれはこれで、ぜーったい他ではここまでやってなかったと思うので僕にとってはとても誇らしい。いくら聴き手が若い少年少女でも「なめてはいけない」と思ってた。今はそんなの知らなくて「なんかこの人が紹介するのってぜんぜん知らない人ばっかしだなぁ」と思っていても、いつかこの放送がきっかけで「あーあの番組で聴いたことあったわ。なんかあの時あのCD店の人、えらい一生懸命ほめてたなぁ。買ってみようかなトッド・ラングレン。」なんて思ってくれるときがくればそれでよいと思ってました。何年後でも、たった一人でもその時に「あーほんとにいいなぁ」と思ってくれたら、もうそれでよい。というかそういうものしか紹介できんでしょう普通(できるひともいる。そういう人たちがこういう音楽業界を作っている。ラジオでいい音楽がかからなくなってもう、だいぶ長いですね。例外もあるが、それが例外なのがもう、情けない。ラジオ局(特にFM局の多くは何年も前から)「金のにおいがぷんぷん」しますね。そのうちネカママに怒ってもらいましょう)。

 僕にしてはめずらしくそのとき紹介したもののリストをずーっと(何回か抜けてるが)つけていたので見てください。もう、このホーム・ページの内容とほとんど代わりありませんね。というか、この放送が終わってしまったので、こういうのをもっとしたかったからこのページを作ったのかも知れません。

 大体は、安井さんや工藤さんが知らない音楽ばかりなので(彼女らは「堅気の人たち」なので)、「この人はこういう人で」と普通の人に説明していくというスタイルでやってました。見ていただいてもおわかりの通り、ポピュラーではないがポップな(誰が聴いてもわかりやすい)ものばかりを紹介したつもりです。僕は基本的に「いい音楽は誰にとってもわかりやすい」ものだと思っています。小さい子供からお年寄りまで「うるさーい」とか「むずかしーい」とか思われてしまうものは一流ではありません。おそらく。絵でも文章でもなんでもそうだと思いますが、質が高くて一聴(一見)してわかりにくいものもありますが、「難しくしか表現できないものは1つ格が下」だと思います。本当にすごくいいものは、どんな人にもわかりやすい表現形態で発表されるものではないでしょうか?難解な作品を特に好む人は、その作品ではなく「何か難解なもの」が好きなのです。そしてそういう人がいるのを知っていてわざと「何か難解なもの」を作る人もいます。その需要と供給のバランスは合っていて、成り立ちます。誰でもそうでしょうが、そういう「何か難解なもの=みんなが認めないもの=自分だけのもの」といった優越感に溺れる時期があります。僕にもありました。でもそういう状態の人をねらってそういうものだけ作り続けるのは不純ですね。まぁ、その作り手自体が「何か難解なもの」が好きな人なんでしょうけど。音楽そのものより概念が優先するものはやっぱりあんまり好きじゃありません。「そんなんじゃ、泣けないぜ」。

 このリストを見ると、なんか懐かしいなぁ。またこれを元に[music]のとこで紹介したいのがいっぱい。最初の方の07のとかは聴視率週間で、ほんとに流行ってるものを紹介して、リスナーにそのCDをプレゼント、ということでやったもので不本意ですので誤解なきよう。21のも、前にここで書いたように、けなすためにかけました。たまーに「きょうは怒ってます」みたいなときもあったな。あと「W/」というのは、ゲスト(ほとんど知り合い)を呼んだ時のもので、その右に書いてあるのがその知り合いの名前。自分よりもそういったものに詳しい知り合いがいて、出てくれるというときはどんどん呼んでました。「- - - - - - -」はどうしても思い出せないもの。誰か教えてください。「(Dreaming)」というのは、家に帰ってから寝てしまって、寝坊してさぼったときのことで、いまだにごめんなさい。

 しかし74回もよくやりましたねぇ。後半はかなりきつかった。最初は「これもこれもこれも」と紹介したいものが溢れ出てきてたのですが、だんだん苦痛になってきた。最初の頃はだいたい3日ぐらい前から考え初めてメモを取ったりして、万全の体制で行ってたのですが、だんだん「あれ、今日何曜日?うわー金曜やん、なんか考えないと」という風になり家を出る前に「今聴きたいやつ」を鞄に入れて家を飛び出す、という感じになりました。ギリギリに着いて打ち合わせもなしに「これの3曲目とこれの1曲目を」とミキサーの人にCD渡して息切れしながらスタジオに入る、みたいな。それでもいつも話したいことが時間内にしゃべれず、「この人についてはまた今度」みたいになってたなぁ。はっ、このホーム・ページも同じか...。そういえば、お正月とか以外は全部生本番でした。これもすごいな。同じように映画を紹介するコーナーを担当していたRCSという京都の映画配給会社の社長、佐藤さんは確か皆勤賞。すごいです。この方と毎週会って、映画のお話ができるのもとっても楽しみでした。

 さすがにいくら好きで、何かそれについて語れる音楽がたくさんあっても、ものには限度というものがあります。後半はほんとに苦労しました。同じ人をまた詳しくというシリーズも、最初は1回で言えなくて、という感でしたが、だんだん「あー、なんもない。ではこれの続編を」という風に変わってきました。でも手は抜きませんでしたけどね。ギリギリにお「まあこれでいいか、」とか思ってスタジオに行っても、いざ話が始まると止まらない。いくらでも言いたいことが出てくる。そんな感じでした。このホーム・ページの[music]のコーナーもそのうち100ぐらいになったら書くことがなくなってくるんでしょうね。その間にいかに好きな音楽と新しく出会えるか。このホーム・ページは日記以外いくつまで書き続けていけるのか?自分でなんか楽しみです。ああ、ここまでだったか、というのを数えやすくしたいがために、このホーム・ページの文章にはほとんど4桁の番号を付けてます。4桁っちゅうのもおこがましいが、それぐらいの気概でね。「おーこのコーナー800までいったか!」って止めるときに思いたいわ。

 放送が終わるとスタジオに残って反省会じゃないけど、その時の放送のことをしゃべってたのも楽しかったです。来たはがきやFAXをゆっくり読ませてもらったり。たまに僕へのファン・レターなんかも若い婦女子から来てたりして。あれはなんともいえんかったなぁ。職場にそういう放送聴いた人が来てくれたりね。数回ありました。でも「いつもありがとうございます」の後が続かないんだなぁ。「なんか探してるCDあったらまた言ってくださいね」とか。そういういつもの接客みたいな感じで。同年代の人からもたまにおハガキが来ました。「さっきかかったクラッシュ、びっくりしました。こんなラジオでこの曲がかかるなんて」というようなものを。スミスもこういうおハガキ頂いたなぁ。そういうときはマジで嬉しかったです。

 たいへんだったけど、とても貴重な体験をしました。これを見てる人で聴いたことある人はまずいないかな。まぁ、しゃべってたことはこのホーム・ページに書いてるようなことですが。それをもっと分かりやすく「堅気の人」にもわかるように、くだいてくだいて、説明してました。だって安井さん、「プロデューサーってどんな人?」とか訊くような人だったもんなぁ。でも、そういう人が相手だったので、かなり丁寧にやさしく説明できたと思います。

 また詳しく書くつもりの「ファンキー末吉氏」とそのバンド(夜総会バンド)がゲストに来てくれたときは、スタジオで生で演奏してもらって(アコースティック・セットで)パーソナリティーの工藤さんが本当に泣いてしまう、ということもありました。懐かしいなぁ。これについてもまた今度書き足します。

↓こんなのを毎週紹介させてくれてた「KBS京都ラジオ(特に美人ディレクターSさん)」はえらい!と思いませんか。


KBS京都 ハイヤング京都金曜日「ブランニュー京都」音楽紹介コーナー・リスト

「MUSIC CLICK」(↓With Makiko Yasui)
1997 
01.  10/10 Faye Wong
02.  10/17 Pierre Barouh
03.  10/24 Todd Rundgren 1 / With A Twist
04.  11/07 Hajime Tachibana & Low Powers
05.  11/14 Minako Yosida
06.  11/21 Plastics / live '80s
07.  11/28 Celine Dion/Enya/B'z
08.  12/05 Korean Pops 1 W/Maru
09.  12/12 Baby face W/Ebony Napes Matsui
10.  12/19 Holly X'mas Songs (Beach Boys/Todd 2/Sunsets/M.yoshida)

1998
12.  01/02 Sound Track (Clockwork Orange/Evangelion/Last Tango In Paris)
13.  01/09 Do Don-pa / Mari Watanabe/Tamako Sakura
14.  01/16 Ymo 1
15.  01/23 Buzzcocks W/Takemura, Kanzaki
16.  01/30 French Pops W/ Lisa Tani
17.  02/06 Lisa Tani
18.  02/13 Yasoukai Band 1
19.  02/20 Flying Kids
20.  02/27 Bad Finger / Without You
21.  03/06 Puff Daddy / Sweet box
22.  03/13 Loren
23.  03/20 Good-bye Song for macky

「MUSIC BURN」 (↓With Yuko Kudo) 
24.  03/27 King Sunny Ade / The Smiths
25.  04/17 Kraftwerk
26.  04/24 Yasoukai Band 2 W /Funky, Amin, Terauti san
27.  05/01 Superstar
28.  05/08 Bossa Nova / Brazil To France / Verve Label, Mikado
29.  05/15 Jean Michael Jerrre W/ Lisa Tani
30.  05/22 (Dreaming)
31.  05/29 Moon riders ← (for shizuko maruyama)
32.  06/05 Korean Pops 2 W/Maru
33.  06/12 E.B.T.G.
34.  06/19 Anime Songs / Go Speed Racer, Melmo
35.  06/26 Yasoukai Band 3 / First
36.  07/03 YMO / CD-ROM (Self-service) W/Takemura
37.  07/10 Alex Chilton
38.  07/17 Bossa Nova / Lisa Ono / Tamba Trio / Quincy Jones
39.  07/24 Sugar Daddy CM W/Ebony Napes Matsui
40.  07/31 Haruo Chikada (part.1 -'83)
41.  08/07 for TRANSONIC / TAGO MAGO / Fantastic Explosion
42.  08/14 for KAWACHI NAGANO WORLD MUSIC FESTIVAL
43.  08/21 Anime Songs 2 / Getter Robo, Barom 1, Yamato, Boukensha Tatino Ballad
44.  08/28 Anime Songs 3 / Kaiketu Tamagon, Hakushon Daimaou , Tom&Jerry, Majingar Z, Sarutobi Etsuchan, Bijinder No Theme
45.  09/04 Alaitz eta Maider
46.  09/11 Gray / Oasis / David Bowie / Bob Dylan
47.  09/18 Yasoukai Band 4 / Amin And The Big Bus Travelin' Band / Hei Bao
48.  09/25 Maggie Reilly / The Best
49.  10/02 Todd Rundgren 3 / Unreleased Tracks, Free Soul A Classic Tracks Of TR
50.  10/09 H.O.T. / UP TOWN / S.E.S
51.  10/16 Jean Jacques Perry / Squarepusher
52.  10/23 Akiko Wada
53.  10/30 - - - - - - -
54.  11/06 - - - - - - -
55.  11/13 The Smiths
56.  11/20 Serge Gainsburg
57.  11/27 - - - - - - -
58.  12/04 Neil Young
59.  12/11 - - - - - - -
60.  12/18 Manic Street Preachers
61.  12/25 Carlinhos Brown

1999
62.  01/01 - - - - - - -
63.  01/08 Beyond
64.  01/15 Danielle Brisebois
65.  01/22 Monday Michiru / Toshiko Akiyosi , Hikaru Utada / Keiko Fuji ,
        Wada Shou / Hirano Remi , Huruya Takasi (Dragon Ash) / Huruya Ikkou
66.  01/29 XTC
67.  02/05 Toshiko Akiyosi / Dragon Ash / Remi Hirano / Triceratops
68.  02/12 Chet Baker / Barbie Boys / Beach Boys / American Spring / Bmx Bandits / Mattew Sweet (for St. Valentines Day)
69.  02/19 Faye Wong
70.  02/26 The Clash
71.  03/05 XTC
72.  03/12 (Faye Wong Concert Report) <---met dou wei
73.  03/19 Chinese Pops W / konishi yuichi
74.  03/26 ミシェル・ベルジェW/ Lisa Tani


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