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「人間ってすごいなぁ。どこまでいくんやろう。」
     __同僚Oくんの寝言


このページにある「今日の1曲」リストがあります。
そういえば、初めて読む人で最初の方から話の流れを把握して読んでいきたいな、という人は、下の方から上にさかのぼって読んで下さいね。上に書き足していってるので。いちばん最初はここ

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2001/04/30
 「元町駅の近所に、変な本屋さんあるやん」「はい。僕ちょっと入りにくくてまだ行ったことないんですけど、あそこのご主人の本持ってますよ」「え、借して借して」てな具合に、そもそもこの初めて一般人で「名言コーナー」入りを果たした↑同僚のO君が持ってた「猟盤日記」の1巻を借りてはまってしまい、手に入りにくいと言われていた2巻めもなんとか手に入れ(大きい本屋さんで注文して1カ月ほどで手に入った)、といってる間に3巻も最近出版され、やっと全3巻読破できました。

 この本の著者で、その職場の近所にある神戸元町の古本屋さん「ちんき堂」の御主人、戸川昌士さんに「あったら欲しい」とこの前お願いしていた本が入ったかなぁ、と「猟盤日記全巻読破」の報告もかねて久しぶりにお昼休みにいきました。まぁ「覚えてくれてはったらうれしいなー」というくらいの気持ちでいったのですが、ちゃんと欲しかったもん2冊も入れといてくれはりましたわ。んー、感激。これです↓。

 宮西計三さんの漫画です。この「金色の花嫁」は初版でミント(良い状態)のものだということでちょいとプレミア付き。

「これどすわ。うちがずうっと探しとったご本は。かれこれ15年ほど前にもなりますやろか...。高校生のころ、近所の本屋さんで立ち読みして、あまりの『美しさ&おぞましさ』にくらくらしながら、でもやっぱりちょっと怖くて買えへんかったんどす。「リアリティー」という話のその絵を、怖いけど見たくて何度も本屋さんで手にとって見とりました。そのうちもうどこの本屋さんでも見かけんようになって、せやけどそのインパクトだけは心にずーっと残っとって、気になっとったんどすわ。それがいま目の前に。嬉しいことどすなぁ。
「へーぇピブ夫はん、こんなん好きなんどすか?」
「うわーお!ピブ千代、あきまへん、これ!」
「ひゃー、なんかきもちわるいけど、きれいな絵ぇどすなぁ。」
「そうそう、僕の好きな丸尾末広はんとか、この宮西計三はんの絵って、題材はエグイんやけど線がすごく奇麗やからなんかさわやかでさえあるのよねぇ...。っていっても、やっぱり14歳の女の子は見たらあきまへん!!」
「ぶーっ!」

 買うとき戸川さんにこういう思い入れやいきさつを話したら「今見たらそうでもなかったりして」とナイスな突っ込みを頂きました。確かにもう最初に見てものすごい衝撃を受けてからもう十数年。そのあいだにうす汚れちまったオイラの心にはそんなに「!!!」とはこなかったが、別の「・・・。」がありました(微妙なニュアンス)。そんな、複雑な感情があるためか、なぜかじっくりと読む(見る)気にまだならない。
 
この気持ちは、なんかと似てる。・・・そうか、あれだ!

 その昔、欲しいレコードが山のようにあって、レコード屋さんに行きまくり、買えないものと何度もにらめっこしていましたよね。音楽雑誌を読みまくり、人から聞いた「これいいで」というものを「欲しがりまくっていた」あの頃。

「いや、あの頃って、今もそうとちがうの?」

と言われると、悲しいかな「もう違う」と答えなければなりません。この「あの頃」が終わった時のことは、はっきり覚えています。たしか'92年頃。ずーっと探していたが手に入らなかったレコードが手に入ってしまったのでした。そのレコードとは「The Slits」の2nd。その何年も前から、どこでどんなレコード屋さんにいっても、絶対にありそうなコーナーをあさり「あー、やっぱしないや」とガックリ来るというパターンを繰り返していました。そんなある日、心斎橋のクアトロに(たしかデイジー・チェインソーを見にいったとき)一緒にバンドをやっている友達にその話をしたら、「さっき寄ったTime Bombにあったで」と彼が言うではありませんか。「うげっ、まじで?!」とクアトロの公衆電話から(その頃ってまだ携帯なんかほとんど誰も持ってなかった)電話し確認。「ありますよ」「おっ、おいといて下さい!」で、わりと早めに終わったライブの帰りにまだ開いていたTime Bombに寄り、手に入れたのでした。そのすぐ1週間ほどあとに、このアルバムの日本盤も見つけて手に入れました。
 さぁ、なぜこんなつまらんことをこれだけ覚えているのか?まぁ、だいたいレコードやCDって、いつごろどこで買ったか覚えているものですが、これは特に覚えている。なぜかというと、これで終わったからです。「ものすごーく絶対に手に入れたかったレコードを探す」ということが、これ以降なくなってしまったのでした。
 もちろん、欲しいものはまだいっぱいあります。でも、どれもこの「スリッツの2nd」ほどではない。大げさでなく、この日以来レコード屋さんにいって本気でチェックするところがなくなってしまいました。なんとサミシイことよ。

 で、この宮西計三さんの「金色の花嫁」という本は、ほとんどこういう「ものすごく手に入れたい本」の最後のほうにあって、これまたかなり嬉しいのと同時にサミシイ感じが漂っている。あとは安西水丸さんの「普通の人」という漫画だけかも。本に関して言えば。誰か持ってたら/売ってたらぜひ教えて下さい。けっこう高くても買いそうです。

 あとね、ついでに書いとくと向田邦子さん原作のNHKドラマ「阿修羅のごとく」のビデオ。NHKが発売していたビデオ・シリーズ「VOOK」というので何巻か出ていたのを覚えています。これはいまだに、中古ビデオ屋さんにいくとチェックしています。かれこれ10年以上になるのかな。いやー、人間こういうもんが一つづつ減っていって、気がついたら死んでるんでしょうなぁ。

 「あまり、物には執着しない」のはまぁ、いいことでしょう。かっこいいですね。しかし!この世界に物以外になにがあるというのですか?「そりゃぁ、愛とかそういう、気持ちが」うん、それもわかるが、それを人に伝えるために物があり、その物に込められた「気持ち」を手に入れたいのであって、そう考えると人間だって「気持ちが入った物体じゃないか」と、高校生の時に悟りました。物欲を恥ずかしいと思うことがそれからなくなりましたね。

とつぜんですが、
<コンサートレポート(の載った雑誌)出版記念スペシャル!H.O.T.MDプレゼント!>
 前にさんざん大騒ぎしていた、僕が書いた「H.O.T.のコンサートレポート」が載った雑誌「K-POPSTAR」の第2号がついに25日に発売されました。当初「見開き2ページ」の予定だったのに、(僕が大幅に文字数オーバーしたからか...)5ページになっていました。ちゃんとした写真と共に、思いのほか大きく載っていてちょっとびっくり。見かけたら読んで見てください。えーと、P44からです。
 けっこういろいろたいへんだったので、できあがった本を手に取った時にはじーんときました。お話によると、編集長さんは発刊前何日か徹夜されていたそうで、こういうお仕事ってたいへんですね。この5ページのためだけでも何度もメールをやり取りして、何日もかかったんですが、そういうことがいくつもあるのですから、お察しします。文字数や、文体についても僕のわがままをきいて下さって、僕にとっては全く悔いのないものになってます。こういうのって、たいてい「あーやっぱりこうしてほしかった...。」みたいになることが多いんですけどね。こういう副業が2カ月に1回ぐらいあったら楽しいのに...と夢想してしまいました。
 職場に入荷したこの「K-POPSTAR」を同僚に「ここんとこ、わしが書いとんのんじゃ。読め読め、読まんかいさ!」と押し付け、いろいろと「いらぬ押し付け話」をしていたら、またまた「H.O.T.」熱が再燃してきて、うちの奥様(「私のほうがもっとファン」と日頃から主張している)の監修のもとに、
ものすごい「H.O.T. Best MD」を作ってしまいました。今まで出たアルバムから厳選された19曲、80分全曲バリバリのウルトラ・スーパー・ベストです。今も電車でこれを聴いているのですが、こりゃすごいわ。いや、H.O.T.がすごいんですどね。で、親しい人にはコピーをあげようと思っています。メールください。このHP見てくれている人で、「いっつもこいつがなんかわからんが、ぎゃーぎゃーほざいておるそのH.O.T.とやらを一回聴いてみたいかも」という人もどしどしメールください。mp3音源をアナログでMDに落としたものですので、音はCDより悪いです(よって違法にならんと思います)。アナログ・コピーの際インデックス(曲の区切り)を付けていくので時間かかります。週に1本ぐらいかな、作れるの。のんびり待てる人だけよろしく。「こんなん書いといてもどうせメールこんわい。ふんっ!」と思っていますので、たまにはメール出しましょう、皆さん...。「bunbunさん」には最初に差し上げます。

 そういえば書くといってなかなか完成してない「BoA*」ちゃんについての文章ですが、まだできません。書いているうちにとりとめがなくなってきて、その間に「午後の紅茶『b』」のCMが始まってしまいました。あの花を食べたり、イヤホンを鼻の穴に入れたりしている(!)子です。5月30日の日本デビューにむけて、5月頃から雑誌にCMにと、ものすごい露出が計画されています。あー、楽しみ。

 ADSLの申し込み(というか予約)をしました。うちのへんは5月終わりぐらいから実施されるらしい。とても待ち遠しいのですが、念のため今使っているプロバイダーに確認したら「ADSLの対応、当初予定があったのですが、事情で予定なくなりました。」ということで困っております。京都にアクセスポイントのある、ADSLに対応しているいいプロバイダーがあれば教えて下さい。今は、XAXONというところを使っていて、非常につながりやすく気に入っていたのですが残念。ただ、そこからmac.comにつないでいたので、メールアドレスはそのままでいけるのでその点はそうしておいて良かったな。

そういえばすごい再発CDが出ました。これについてはここに。こいつも長年ほしかったものだったので、たいへんうれしい。

今日は棚卸しだ。たなをおろすのだ。おろしておろしておろしまくれ!


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