[diary]0104a pravda@mac.com ←(感想などこちらによろしく。)
「話の種になるより悪いことが一つある。話の種にもならないことだ」
__オスカー・ワイルド(小説家)
「ちんき堂」のご主人、戸川昌士さんの猟盤日記の2つ目「すすめ猟盤日記」というのだけ手に入らなくて気持ち悪かったのですが、期待せずに注文していた本屋さんが探してくれたみたいで、無事手に入りました。いやー面白かった。1つ目を貸してくれた会社の同僚Oくんも言ってましたが、読み始めると止まらない。戸川さんの考えていることの雑食的な中に一本通っている「筋」がとても強くて、カッコイイ。
とっても都合良く解釈して、「あぁ、僕もそうだよ嬉しいなぁ」というのがありました。これは嬉しいことなので書きます。
・「ビートルズ関連は集めない。」←これは僕もそうです。実はちょいと持ってますが、概念的には1枚もいらん。どんなに「いいなぁ」と思っても、持っていたくない。これはなんというか生き方です。どこへ行っても聴きたくなくても耳に入ってくるようなものは、「もし好きでも」自分で持ってなくてもいいのです。
・ルミナリエがきらい←ちんき堂を開店されて、そのあとルミナリエがあったときのことを書いておられるのですが、これにも同感。当たり前ですけど、あんな中身のない見せ物に感動できる人にはあきれます。あー、またむかむかしてきた。
「猟盤日記」を読んでいたからか、この前映画を見に行く道中、京都市役所の前の広場でフリーマーケットに遭遇。上映時間までまだ間があったのでちょいとのぞくと、すぐに古着とレコードを置いてるお店が。奥様が100円の古着を選んでいる間レコード箱をパラパラ見ていると、何となくいいなというのがちょこっとあって、4枚買いました。
・和田弘とマヒナスターズのソノシートセットを2セット「愛して愛して愛しちゃったのよ」「魅惑のバラード」
・青江美奈の「伊勢佐木町ブルース」などブルース4連発の入ってる33回転4曲入りシングル
・藤圭子の「女のブルース」「命預けます」
・勝新太郎の「座頭市」せりふ入り。
1枚50円のシングルばかり。まだ全部聴いてませんが、どれも好きな人ばかりで、純粋に聴いて楽しみたいと思います。こういうのは小さいポータブル・プレイヤーで聴くに限る。僕の持ってるコロンビアのポータブル・プレイヤーは何故か「コーネリアス・モデル」なので(コーネリアスの音盤は持ってない)、それでマヒナスターズを聴くのもまた一興かと。というかムード歌謡に弱いんですわ。実に。前にも書きましたが、そのへんの「へなちょこロック」より、こういう歌謡や演歌のほうが好き。もちろんコーネリアスよりマヒナスターズのほうが好き。
しかし藤圭子さんってキレイね。歌うまいし。むかしから大好きで。娘さんの歌もわりと好きですが、どこがいいかというとあのお母さんの声に似ているところがぐっとくるわけですな。これはおやじ発言かな。まぁほんまにおやじなのでいいですけど。
あと、ずーっと気になってた映画をビデオ借りて見ました。「オーディション」という映画です。なにが気になってたかというと、あの僕のアイドル「パク・チユン」ちゃんがこの映画に出ているという情報があったから。近所のレンタル・ビデオ屋さんに電話してあるかどうか確かめてから借りにいきました。「今ありますよ。置いておきましょうか?」「お願いします」ということでいったので、ビデオのパッケージをぜんぜん見ずに借りたのですが見ていると「あっ、やっぱり」村上龍さんの小説が原作じゃないですか。そうかそうか。知らなかった。ということはあのオーディションのシーンで出てきたりするのかな?と思いながら見ていたのですが、出てこない。というよりこの話最後のほうめっちゃ恐いで。映画でも恐いんかいな、ともうチユンちゃんのことを忘れるくらい熱中して見ました。原作のストーリーをちょっとエディットして、並べ替えて「あっ、夢だったのか?」みたいな効果を出しているところがけっこう良くて、原作より恐かった。あーびっくり。あとでクレジットを見ると、あの「リング」とかの最近の流行のホラー映画を作った会社の製作で、監督もこのへんので有名な人らしい。この話、小さい頃に父親に虐待を受けた女の子の持つトラウマが犯罪に結びつくというテーマで書かれた、まぁ、そういうわりとシリアスな小説だと(ファンだからか)思っていたのですが、こういう子供向けの「ジャパニーズ・ネオ・ホラー」にカテゴライズされるような映画になっているのがちょっと遺憾。あのへんの「子供だましの空想お化け話」と並べんといてほしい。しかしいい映画でした。主演の椎名英姫(しいなえいひ)さんがとっても役柄に合っててファンになりました。「きりきりきりー」ってちょっと夢に見そう。
で、話戻ってチユンちゃんですがなんとエンディング・テーマ曲を歌ってましたわ!出演しているというのは聞き違いだったみたい。「elie
park」という名前で「scarlet」という題名の日本語曲を歌ってます。さっそくMacに取り込んでみた。ほんでmp3にしてみた。ほんで次の日電車の中で聴いてみた。何回も聴くと、ちょっとたどたどしい日本語の歌がやっぱりすてき。あの独特の「天地真理唱法(?)」が堪能できました。
行きの電車中で前に働いていた中古レコード店のDくんとばったり。僕がここにいたときに少しの間一緒に働いていた若いやつです。今どきのロックファンと久しぶりにそういう話ができて面白かった。いろいろ話ましたが、いちばん面白かったのが「Guns 'n' Rosesにバケットヘッドが入った」という話。あのうわさ、ほんまやったんかい!なんでももう彼が入ったあとのライブのブートレッグ・ビデオが出ているらしい。「あのケンタッキーの入れもんかぶってんの?」「かぶってますよ。ソロの時にぬんちゃくもって来て使うんです。それをやらせるのが契約条件で、『それができないなら入らない』って言ったらしいです。」「へー!マジで?」なんと面白い。バケットヘッドといえば、ケンタッキー・フライドチキンの「バケット」を帽子にしてかぶり、へんなお面付けてしかもバカテクというへんなギタリスト。出てきたときは「Steve Vaiの変名では?」と疑われていた。日本のアニメオタクで、「ジャイアント・ロボのテーマ」なんかを一人多重ギターでやったりしてた。「変なやつ」で有名だったのだが、なんでガンズに?世の中わからんもんやのう。まーどーでもいいけど。
そういえば[guest page]のK.Tさんも「発売日に絶対買う!」と鼻息荒かった「XTCの紙ジャケ再発CDシリーズ」にはびっくり。これも[music]の[0027]に書きましょう。
それと、たいへん遅くなり、関係者各位(誰?)にはご迷惑をおかけしましたが、あの[Guest
Page]の第一刺客「N氏」の「KISSとLOUDNESSコンサートレポート」をアップいたします。ちょいと時期を逃しましたが、ごめんなさい。見に行かなかった人、行けなかった人、来日してたのを知らなかった人、KISSを知らない人、みなさんぜひよく読んで「ROCK道」を極めるための一筋の「導きの光」とするように。
「マグネシウム」「火柱」「最終決戦」など普段見慣れない「男らしい表現」が満載ですので覚悟して読んでくださいよ。
今日はここまで。「どうぞ素敵な毎日を。らびゅー。」(←誰のマネかわかった人はえらい。)
ここ最近、本を読みまくっていました。だから電車で、ここ用の文章あまり書いてなかったのです。前に書いた神戸の古本屋さん「ちんき堂」のご主人、戸川昌士さんの「猟盤日記」の1と3(2が手に入らずいらいら)。素晴らしい。こんな人がやってるお店が、職場のすぐ近くにあってちょこちょこ寄れるのは大きな幸せ。いろんなレコードや本やおもちゃなどを集めておられる日々を綴ったイカス本です。あの、ブートレッガー雑誌「ゴールドワックス」に連載したのものを集めてある。収集しておられるものは一見バラバラに思えるほど幅広いのですが、やはり一本スジが通っている。それがよくわかる。そして思ったことをできるだけそのまま書いてらっしゃる。「当たり障り」がありそうなことも、ばしばし出てくる。でも、だからこそカッコイイ。信用できる。見習いたいもんです。何度か行って買い物していたら、いつのまにか値札より割り引いてもらえるようになり、これは何より嬉しい。「ちょっとひいときました」とおっしゃって、ほんの少し安くしてくださるのですが、安くなったことではなく「特別感」が漂うのが嬉しい。まんまとひっかかってるのかも知れませんが、素直に嬉しいです。調子に乗ってある漫画家さんの作品を「あったら買いますので捜してもらえますか」とお願いしました。ちょっとカルトな人なので、プレミア付くみたいですが、いいんです。ほんとに欲しいから。見つかったらいいな。そんなお願いしといても「ではお名前とお電話番号を」とはならないところがシブイ。「またちょくちょく来ますわ」「はい、捜しときます」。これこれ。
ちんき堂で買った「気分は歌謡曲」「良い子の歌謡曲」「猟盤日記3」を怒濤のように読みつつ、「おやじ本」の箱からメアリー・ウィリス・ウォーカーさんの「凍り付く骨」「処刑前夜」「神の名のもとに」をこれまた一気に読破。面白かった。すごかった。特に「神の名のもとに」は興奮して、感動して、じわっと来ました。素晴らしい。電車で読んでて「もうちょっと読みたいから、まだ駅に着くな!」と思わせる本はなかなかありません。久しぶりに「終点まで行ったろか?」と思いました。
↑この「おやじ本」というのは、推理小説マニアのうちのパパが買っている膨大な量の本の中から、面白かった「読むに足る」ものだけを定期的に選んで貸してくれる本のことで、これ実はたいへん助かっております。はずれを読むムダがないというのは、こういう推理小説やミステリー、ハードボイルドのものの場合ものすごく助かる。この点ではいい親を持ちました。小学生の頃から子供向けに翻訳された「探偵小説」類を買い与えられ、字のでっかいハードカバーの本で有名な推理小説類は読みました。「バスカビル家の犬」とかね。挿し絵が恐かったのもあったなぁ。懐かしい。その後中学・高校と、あまりいい推理ものに出会えずぜんぜん読んでなかったのですが、大学時代に島田荘司やディック・フランシスの競馬シリーズなどをまたまたパパにすすめられて読み出してだしてから、「ミステリ熱」が再燃。新本格の一派はほんとによく読んだ。で、また嵐のような時期が過ぎ、今はまたあんまり読みたいのがあまりない状況。すごかったもんなぁ、あの頃。
H.O.T.コンサートレポート原稿、何度かエディット後一応OKサインが出ました。色々ありましたが、本が出るのが楽しみです。何てったって、H.O.T.の写真の横に自分の書いた文章が載るんですからね。こういう楽しみは、これまたなかなか味わえるもんじゃありません。あー、コンサートのビデオも早くでないかねぇ。見たいねぇ。
そういえばエイプリル・フールですなぁ。嘘ついとこか。「このホーム・ページに書いてることは全部ほんとのことです」。んー、いまいち?
ぽつぽつ書いてたのをアップします。最近日記アップする回数がへったけど、その分どかーんとアップしたいもんですが、まぁ、今回はこんなもん。明日は休みだが、ヤボ用がいくつかあり。ゆっくりしたいところだが。
今日の1曲[0036] Frankie
goes to hollywood 「RELAX」
またまたスカパーのMusic air Network(271)で懐かしいおもしろビデオ・クリップに遭遇。まーいかがわしい。Sex
Pistolsなんかが持つ「いかがわしさ」は、いまだに崇拝されクローンを産み続けているほどの「大発明」だったわけだが、こいつらの持つ「いかがわしさ」はもっともっと耐久性のない、本当の「いかがわしさ」。これは誉め言葉です。Pistolsのファーストが全部スタジオミュージシャンの演奏で、特にギターは「クリス・スペディングが弾いていた」というのは有名な話ですが、こいつらの1st「Pleasure
Dome」の生バンドの部分ではあのイアン・デューリーさんのとこのブロックヘッズのリズム隊が影武者として起用されている。ということはベースがノーマン・ワットロイですよ!ここ赤線ひいといてね(ちなみにThe
Clashの「サンディニスタ!」もこのリズム隊が何曲か弾いている←1曲目なんかモロによくわかりますね←ここもテストによく出ますので覚えてくださいね)。「ディスコでも大評判」(うーん、この言葉で検索してこのぺージに来てくれるBlind
God募集中!)だったこの曲のプロモ・クリップ見たら、誰にでもすぐにわかります。全員楽器の練習を生まれてから2時間ぐらいしかしてない事が...。ベースはずーっとサンプリングやしね。なのにこのモデルやってたというベーシストは、ええかっこして「べんべんべんべん」とずーっと気合い入れて弾いてるふりをしているところがものすごく「とほほ」で素晴らしい。もともとは荒々しい激パンクな「ホモ」バンドだったのを、キャラクターを気に入った「技(わざ)師(←プロデューサー)」トレバー・ホーンが「俺の言うとおりにしてね」と彼らを操りまくって一発当てたという、まさに「真のB級グループ」ですが、実はホリー・ジョンソンはむっちゃくちゃ歌うまいです。イギリス人の男性歌手で一番うまいかも。この声はもう、ほんまに「イギリス人のひねた根性をそのまま声にした」という感じで、僕の中では「英国ヒネ声大賞ナンバー・ワン」に燦然と輝いています(2位はもちろんThe
Fallのマーク・E ・スミスで3位はモリッシー)。ホリー・ジョンソンのソロ・アルバムは僕、全部持ってる。これは自慢さしてもらいます。彼のソロは、どこをどう取っても完璧な駄作なのだが、この歌唱力と声があれば最高。また駄作ソロ・アルバムを出して欲しいと切に願っております。ほんで「雰囲気担当」のようにしか思われていない髭のマッチョ・ダンサー(一応コーラスも担当)ポール・ラザフォードは、なんとソロ・アルバムも出していて、これがまたいい感じの「エレキ・ソウル」アルバム。これも僕、CD持ってることを自慢さしてもらいますよ。えっへん。たまーに聴いて「ああ、こんなの聴いてるの、たぶん今世界中で俺一人だけだろうなぁ」という楽しみに浸ります。こいつには何の才能もない。それは歴然。たまたまグループが売れて、たぶん関わった人はみんな半分陰で笑いながら作ったと思われる。しかし!彼はとっても真面目で、実は歌もけっこううまい「ソウル好き」だったので変に「名盤」になってるとこが素晴らしい。大好き。同じような物に「トレーシー・ローズ」や「ジョルディー」のアルバムがありますが、それについてはまたの機会に。話戻ってこの「Relax」の入っている「Pleasure
Dome」には有名なヒット曲「Two Tribes」や、なんか知らんが80'sブームに便乗して最近リミックス・バージョンがリリースされたりしている「Power
of Love」なんかももちろん入っているのですが、バカラックのボサボサの名曲「サン・ホセへの道(ボサ・リオのカバー)」なんかもあって、これまた名唱。この曲のすかすかの「サンプリング・ストリングス」を聴くと、なぜか「真夏にぎんぎんにクーラーをきかせたおしゃれなカフェ・バー」が思い浮かんで来ます。そのこころは「人工的な心地よさ」かな。そういえばこのアルバムでは「マーシー河のフェリーボート」もやってる。やはりトレバー・ホーンは「こいつに英国懐メロとか真面目に歌わしたらおもろいやろーなー。ちょっとやらしたろ」ってな感じでやらしたんでしょう。これも元曲より素晴らしい。ほかにも「Pink
Floydをおちょくった曲」やホリーが「世界一、人をバカにした声で真面目に歌う(ということは死ぬほどイヤミって事ね)」、ブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走(Born
to run)」も完璧に元曲よりカッコイイ。あとで元曲聴いて(ボスのことも胸はってだいっきらいなのでそれまで聴いたことなかった)「なにこのダサイ歌と演奏?あーこれが元曲か...。かっこわるー」って思ったもんなぁ。これはブロックヘッズの人たちが「E・ストリート・バンドよりうまく」演奏することによってその「イヤミ」具合を増長していると。なんともはや。こいつらが着てた、キャサリン・ハムネットのデザインのメッセージTシャツ、いっぱい買ったなぁ。「WAR!
HIDE YOURSELF」とか「RELAX DON'T DO IT」とか「DANGER UNSAFE NUCLEAR POWER」とかね。いまだにお気に入り。...とまぁ、Relaxのクリップ見ただけでこんだけのことを書きたくなりました。「俺が一番バカ」。イエーイ!