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ジラン一家支援ページ〜寛大な処置を求める署名のお願い〜

(ムスターファ一家支援ページはこちらです)

法学館憲法研究所「ジラン事件を知ってください!」細田はづきさん(弁護士)

3才の子が両親から引き離される

 3歳になる女の子ジランちゃんは、埼玉県川口市に住んでいます。お母さんはフィリピン人のベルトランさん(37歳)、お父さんはトルコ国籍クルド人のタスクンさん(28歳)です。両親は日本で生活するなかで知り合い、結婚し、ジランちゃんが生まれました。家族3人が家で話す言葉は日本語です。しかし、日本の法制度ではまだ両親の婚姻関係は認められておらず、ジランちゃんはお母さんと同じフィリピン国籍です。
クルド人のタスクンさんは来日して12年になります。その間、東京入国管理局に対して難民申請を3回行ないましたが、すべて却下され、現在4回目の申請中です。昨年(2003年)、ベルトランさんもジランちゃんとともに難民申請をしましたが、今年1月27日に却下されました。
申請却下の翌28日、家族3人は東京入国管理局に呼ばれ、そこでベルトランさんとジランちゃんはフィリピンへ、タスクンさんはトルコへ、家族別々の「退去強制令」を告げられました。その場でベルトランさんとタスクンさんは入管の収容所に強制収容されてしまい、両親と引き離されたジランちゃんはたった1人、埼玉県の児童相談所に入れられたのです。しかも、この日はジランちゃんの3歳の誕生日の2日前でした。
 その後すぐに、埼玉県内に暮らすベルトランさんの親族がジランちゃんを引き取りに行きました。ジランちゃんはその親族の家に預けられましたが、なぜ両親がいないのか理解できず、深夜に泣き叫び、食事もとれなくなる状態が続きました。
 ベルトランさんは、収容中に内臓疾患が悪化し、立って歩けないほどの激しい痛みを訴え、車いす生活を送るまでになりました。そして収容から51日が経った3月18日、体調の悪化を理由にようやく仮放免の許可が下りて、ジランちゃんの身体を抱き締めることができました。
 仮放免から時間が経つにつれ、ベルトランさんは少しずつ元気を取り戻し、住み慣れた川口市内のアパートで暮らしながら、通院と療養を続けました。しかし、ジランちゃんはお母さんが少し離れただけで不安になり、「ママ、どこに行くの?」と泣き出すようになりました。3歳の誕生日を目前に、突然、両親を奪われ、その後2カ月近くも母親と引き裂かれてしまったのですから、それも当然でしょう。多感な幼児期にこれほどまでの恐怖とトラウマを与えた日本の入管当局の対応は、国際的な人権基準に照らし合わせて考えても、人道上、多大な問題点があります。
 その後も収容され続けたお父さんのタスクンさんは、持病のヘルニアが悪化し、手術が必要かもしれないという医師の診断が出たところで5月25日に仮放免になりました。1月27日以来、丸4カ月近くの収容でしたが、仮放免に至るまでの道のりはけっして簡単ではありませんでした。
 タスクンさんは日本での過酷な肉体労働が原因でヘルニアを患い、労災治療のさなかに強制収容されたのでした。収容されてから、彼の病状は日に日に悪化の一途をたどり、しかも収容のストレスでヘルペスを発症し、痛み止めなしでは夜も寝られない日々が続きます。さらに、4月中頃からは尿が3日間も出なくなり、体内に1リットル近くもの尿が溜まるということが起こるようになります。ところが入管ではわずかな対処療法しかしてもらえず、ようやく連れて行ってもらった外部の医師の判断では、あと1日診察が遅れたら命の危険にさらされていたかもしれないということでした。その後も同様の症状が繰り返されるにおよび、外部の医師はすぐにでも医療機関できちんとした検査と治療を行なうべきで、場合によっては緊急入院と手術の必要もあると伝えましたが、それにもかかわらず彼は仮放免されません。「ジランちゃんと家族を支える会」で入管への改めての申し入れ行動を行ない、ようやく彼は家族のもとに帰ることができたのです。
 タスクンさんは日本での過酷な肉体労働が原因でヘルニアを患い、労災治療のさなかに強制収容されたのでした。収容されてから、彼の病状は日に日に悪化の一途をたどり、しかも収容のストレスでヘルペスを発症し、痛み止めなしでは夜も寝られない日々が続きます。さらに、4月中頃からは尿が3日間も出なくなり、体内に1リットル近くもの尿が溜まるということが起こるようになります。ところが入管ではわずかな対処療法しかしてもらえず、ようやく連れて行ってもらった外部の医師の判断では、あと1日診察が遅れたら命の危険にさらされていたかもしれないということでした。その後も同様の症状が繰り返されるにおよび、外部の医師はすぐにでも医療機関できちんとした検査と治療を行なうべきで、場合によっては緊急入院と手術の必要もあると伝えましたが、それにもかかわらず彼は仮放免されません。「ジランちゃんと家族を支える会」で入管への改めての申し入れ行動を行ない、ようやく彼は家族のもとに帰ることができたのです。

家族一緒に暮らせるのは日本だけ

タスクンさんは、トルコ領内のクルド人居住地域(クルディスタン)の出身で、少年の頃からトルコ軍によるクルド人への抑圧を経験してきました。17歳で単身トルコを離れ、日本にやってきたのは、すべての国民男子に課せられている兵役義務に従うと、自分の民族を苦しめる側に立つことになると考えた末のことです。トルコへの退去強制は、逮捕や拘禁につながる恐れもあります。
 一方ベルトランさんは、フィリピンの厳格なキリスト教家庭で生まれ育ちました。フィリピンでは人口のおよそ9割がキリスト教ですが、ミンダナオなどイスラム教徒の多い地域もあります。
 ベルトランさんは、イスラム教徒であるタスクンさんと結婚したことについて、故郷の家族や所属している教会から非難を受けています。保守的な故郷の地域社会において、彼女には帰る場所がありません。また、フィリピンでは9・11事件以降、「対テロ戦争」を名目に、国内のイスラム教徒に対する弾圧が厳しくなっています。ジランちゃん一家がそろって安心して暮らせるのは、日本だけなのです。

一家に在留特別許可を!

 今年3月、ビルマ人とフィリピン人のカップル、キンマウンラさん一家に対して法務大臣から在留特別許可がおりました。祖国の政治状況などが理由で蝿国できないという面で、ジランちゃん一家のケースもキンマウンラさんの場合と非常によく似ています。家族3人が安心して暮らせるのは日本だけなのです。「ジランちゃんと家族を支える会」では、ジランちゃん一家にも特別在留許可がおりるよう、法務大臣への要請の署名活動を行なっています。5月末現在で、海外からのものも含め、4000筆以上の署名が既に集まっています。皆様のさらなる御支援をお願いいたします。
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*このページは,「ジランちゃんと家族を支える会」の依頼により,山下が
作成しております。ご連絡・ご質問・カンパ等は以下までお願いします。
取りまとめ先:
「ジランちゃんと家族を支える会」(代表 阿蘇敏文)
東京都新宿区西早稲田2丁目3番18号
日本キリスト教会館32号室 日比家族センター(CJFF)気付
tel/fax 03-3209-2439
E-mail jilan-petition@ma.0038.net
★カンパをお願いします!
(通信欄に「ジランの会」と明記してください)
 郵便振替口座 00190-4-561196
 口座名 KAFINニュースレター
(KAFINはベルトランさんも参加する在日ファイリピン人支援グループです)

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ジョエル君に、1年の「特定活動」ビザが発給されることになりました! 10/22説明会

クルディスタン&日本友好協会 クルドを知る会

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ジランちゃんと家族を支える会
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最終更新日2005/06/14 活動予定・報告追加