河上イチローは酒鬼薔薇聖斗だった!?
甲二号証
「神戸事件の真相を究明する会」の無署名記事


第二の怪文書――
「バラバラ殺人事件」の犯行声明が当会宛に郵送される!


 一、またしても当会あてに怪文書が送り
つけられてきた。この第二の怪文書が届い
たのは、あの「酒鬼薔薇聖斗」が一年前に
「第二犯行声明」を神戸新聞社に送りつけ
たのと全く同じ日の6月4日であった。そ
して署名は、第一怪文書と同じ「M.V.
Project HONDA Sigekuni」であった。
 この封筒の中には、「せっかくヒントを与
えておいてやったのに江戸川の惨劇は防げ
なかったじゃないか」という文言を盛り込
んだ赤刷りの日本語のワープロ手紙が、J
R小岩駅のコインロッカーの鍵についてい
るプラスチック製番号札57とともに同封
されていた(15頁参照、消印は小岩局)。第
一怪文書で「酒鬼薔薇聖斗は健在だ、次は
東京で惨劇をおこす」と宣言したのに続い
て、今度は「江戸川バラバラ殺人事件」の
「犯行声明」ともいうべき怪文書を送りつ
けてきたのだ。

 二、他方、6月12日に、「河上イチロー」
と名のる人物から当会にEメールが送信さ
れてきた。このEメールによれば、二度に
わたって当会を挑発する怪文書を送ってき
た「HONDA Sigekuni」は「本多繁邦」と
書き、一九九五年11月と同12月の二度にわ
たって「元オウム信者」を名のって「宝島
社」に「テロ予告」を出したことがある、
とのことである。
 

 三、「HONDA Sigekuni」は、神戸事件
から一年後の5月29日に、次は東京で「惨
劇」すなわち「第二の神戸事件」をひきお
こす、という意味の挑発的で予告的な文書
を当会あてに送りつけてきた。それだけで
はなく、この輩は、いわゆる「江戸川事件」
において、透明のポリ袋に入れられていた
生首が発見された(6月1日)二日後の6
月3日に、今度は「青いポリ袋の街〔=神
戸〕から透明のポリ袋の街〔=東京〕へ移
ってきた」という第二怪文書を、江戸川事
件の現場に近い小岩郵便局から投函したの
だ。江戸川事件の「犯行声明」ともいうべ
きこの文章を彼が送ってきたのは、5月31
日に明るみに出た「江戸川バラバラ殺人事
件」の発生をあらかじめ知っていたことを
誇示するためであったにちがいない。そし
て、酒鬼薔薇聖斗としての「HONDA Sige-
kuni」は、「まだまだゲームは続く」と公言
しつつ、今回のバラバラ殺人事件は予行演
習であり、いよいよつぎは“第二のJ君事
件をひきおこす”とうそぶいているのだ。
 実際、怪文書はさらに、1958年の小
松川高校女子生徒殺害事件の犯人とされた
18歳の朝鮮人の「李少年」を持ちだして、
あの事件も冤罪であったことを匂わせてい
る。そして「子供を、救え」などとうそぶ
いているのである。――今日版の大本営発
表=警察情報のアヘンを吸って没知性化
し、いまなおA少年を犯人扱いしている大
江健三郎氏ら日本の知識人たちの姿を嘲
り、勝ち誇るかのように。

 四、当会に送りつけられてきたこれらの
怪文書を、「江戸川バラバラ殺人事件」に便
乗したイタズラ手紙とみなすことはできな
い。江戸川殺人事件は、「報道」によるだけ
でも、奇怪な点が多々ある。犯人は殺害し
た相手が所有していた車や部屋の鍵、血の
ついた衣類などを、バラバラに切断した遺
体と一緒に投げ捨てた、とされている。そ
うであるならば、犯人は被害者の身元を隠
すために遺体を切断し投棄したわけではな
いことになる。それは一体、何のためなの
か。犯人が「ナイフと金ノコ」を使って首
を切断し、切断した生首をわざわざ中が見
える「透明のポリ袋」に入れて投棄したこ
と。また警察はいまだに「死体遺棄」容疑
だけでしか被疑者を逮捕できないでいるこ
と。……江戸川殺人事件そのものが「痴情
のもつれによる外国人犯罪」というような
単純なものとはとうてい思われないのであ
る。
 

 五、ところで、95年11月の時点で
「HONDA Sigekuni」が「元オウム信者」
を名のっていたということは、彼らが95年
3月の地下鉄サリン事件と警察庁長官の銃
撃事件などでも暗躍しており、そして同年
6月の麻原の逮捕をもって現実的にオウム
教団の解体作業を終えオウム教団から飛び
だしたことを、示唆しているといえる。そ
して「M.V.Project」というコード名は、
彼らが新たな暗躍を開始したことを
通告するという意味さえもっているにちがいな
い。
 他方、江戸川事件で指名手配されていた
フィリピン人男性が「死体遺棄」容疑で逮
捕された(6月10日)ことを見届けるかの
ように、その二日後の6月12日に、今度は
「河上イチロー」が先のEメールを当会に
発信してきたのである。この「河上イチロ
ー」は「酒鬼薔薇聖斗」から「警察のSA
T 」や「Nシステム」さらに「紀宮の結婚」
にいたるまでの膨大な地下情報をホームペ
ージに蓄えている。これらのことからする
と、「元オウム信者」としての、あるいは「酒
鬼薔薇聖斗」としての「HONDA Sige-
kuni」の「オモテの顔」がすなわち「河上
イチロー」であると考えられる。おそらく
「M.V.Project」(「M.V.」とは「Master's
Voice」の略という)の情報担当という役割
をはたすのが、この「河上イチロー」なの
であろう。そして、彼は元FBI捜査官ロ
バート・レスラーの日本における右腕=翻
訳グループなのであろう。

 六、すべての皆さん!
 当会に送りつけられてきた悪辣で挑戦的
な2通の怪文書を直ちに社会に公表した
(6月5日に記者会見)私たちは、あらた
めてすべての人々に訴える。「まだまだゲー
ムは続く」「子供を、救え」などという許し
がたい言辞を弄しつつ、ひろがりゆく真相
究明の運動の攪乱をもたくらむ者どもの化
けの皮をはがし、さらに前進しようではあ
りませんか。
 

青いポリ袋の街から
透明のポリ袋の街へ移ってきたぜ
どうした
せっかくヒントを与えておいてやったのに
江戸川の惨劇は防げなかったじゃないか
悪戯だと思ったかい
あのあたりは李少年の昔から
不良が多いからなあ
また少年が犠牲になるぜ
子供を、救え
まだまだゲームは続く
ヒントは小岩駅だ

     M.V.Project HONDA Sigekuni

6月4日にまたしても当会宛に送られてきた怪文書。5月29日に送られてきた赤い手紙のコピーとともに、コインロッカーのキイの番号札(写真)も同封。「まだまだゲームは続く」と露骨な挑戦


(写真等は省略)

 
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